2008年02月21日

イラク戦 パッチ

IRAQI Patches

 ワッペンとかバッチてさ、集めだすと止まらないんだよね。安いものは、それこそ数百円程度からあるしね。中心は1000円から2000円位が相場かな。年代物の高価なものは数万円なんてものも結構あるからコレクションとしては奥が深いと思う。海外にはそれ専門のコレクターなんていう人たちがいて、研究も盛んだし、売買も活発だ。昔、切手のカタログみたいな「コレクター向け相場表」を見たことあるけれど、そんなものが成立するくらいのジャンルなんだね。
 これらの物ってさ、意外と旬てことがあったりする。手に入れられる時に手に入れるのがいいみたいな、あるときには一杯あるけど一旦なくなると手に入りにくくなるみたいなものね。逆にちょっと前まで全然見かけなかったのに、今は一杯出回っているようなこともある。まぁ~軍用品と同じだね、ただ実際の流通は軍団章、師団章の様に数が多く作られているものから、ODA-192とか小規模特殊作戦部隊の様に数が極めて少ないもの、海軍の演習記念パッチとか空軍作戦参加パッチなんて、その時期にしか製作されなかったものもある。
 そんなわけで、気に入ったものがるとつい手を出してしまう内にコレクションが増えてしまったのがパッチですね。

     イラク戦 パッチ

 今が話題の最盛期”イラク戦争”この論議の如何では来期の大統領選挙の行方を左右しかねない状況ですな。すっかり会戦の大儀を失った感のある戦争に”それでも正しかった”と理論抜きに正当性を叫ぶのだから、”ガリレオか?”と突っ込みを入れたくなるアメリカ国民の気持ちも分かる。すっかり9.11テロの魔法からさめて、今やアメリカのニュースは厭戦機運が立ち込めている。治安回復のためとして駐留するアメリカ軍やPMCの起こす問題も戦争の正当性を懐疑的にしている。末期のベトナム戦争的な風向きを感じるね。

 上でも述べたけれどパッチ類にも色々あって、記念パッチとか部隊パッチとかね。それは本当にコレクションの中心となるものなんだけれど、ノべルティーと呼ばれる。戦場で生まれるユーモアたっぷりのデザインは特に私の興味の対象だね。勇ましい合言葉やチームのモットーなんかが表わされた物や逆に批判的なもの、これが結構いいのよ。戦争に懐疑的になると、それはすぐさまデザインに反映されたりする。兵士の心情を読み取る一つの手段のような気がするんですよ。

     イラク戦 パッチ

     イラク戦 パッチ
この”おまえが俺をイラクに派遣したのか?このクソ野郎!”こんな感じのテイストですね、私の興味は。

 一番上の写真の中のSEAL'Sキャップも何気なく、衝動買いした物なんです。アメリカの海軍物を扱う小さなショップでオフィシャル品と言う触れ込みでね。購入後、映画のシールズだったかネービー・シールズだったか(チャーリー・シーンが出てない方)でエキストラのシール教官が被っていました。映画の主人公や映画の役者たちはアメリカのミリタリーショップで売っているキャップでしたね。その後はこのキャップのコピー品は良く見かけるのですが二度と本物と出会うことはありませんでした。やっぱ旬と言う物でしょうか。もっと買ときゃ良かった・・・こんなことの繰り返しですよ。

TEXT BY TAC





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