2010年01月25日
5.11 3in1 Patrol Bag Vol2
5.11 Tactical
3in1 Patrol Bag~Vol.2~


左サイドのポーチの表面には差込式のポケットが付いており、手帳などを収納できるようになっているが、脱落を防止するようなベロクロなどの固定は付いておらず、あくまで補助的に物を入れておく程度の使い方しか出来ない。ポケット本体の差込口が斜めにカットされた形状なので手帳程度の大きさが無いと知らないうちに脱落してしまう可能性があるので、本当に鍵などの小さな物を収納することはお勧めできない。深さがあるのでそれほど神経質にならなくても大丈夫だとは思うが、やはり不安があるんだよね。
ポケットの上にナイロンテープが付属している、どの様な使い方が適当なのか考えた所、やはり5.11のタクティカルトラウザーのバックポケットのようにカラビナなどを取り付けたギアキーパーなどの為についている、もしくは長めの物をとりあえず突っ込んでも固定できるように取り付けられているのではないかと思う。ちなみに右のポーチにはこのナイロンテープは付属していない。

右サイドにはナイロンテープが取り付けられていない。
一応、左右共通なのだがポケットの正面側(短い方ね)の端には補給が施されている。ナイフなどのクリップを固定する際に生地が痛まないように配慮されている物ではないかと思う。

ポーチの内部、内部にもポケットが付属する。フラップはジッパー式で写真のように大きく開く事が出来る。この位の開口部があれば内容物が引っかかって取り出しづらい事もないので利便性から考えてもよいと思う。このバックの内部はライト・グレーが採用されていて、内容物に対する視認性が考慮されていると思われる。

メインカーゴの内部。ジッパー式のフラップを開放するとフラップの裏側はメッシュポケットが付いている。使用される生地がナイロン布だったり若干の違いは見られるものの、これはどのメーカーのPatrol Bagにも見られる形状だね。
3in1 Patrol bag ではポケットは三分割されている。メッシュの利点は中に入れているものが一目瞭然である所だ。これで何処に何を入れているかで迷うことは無いだろうな。分割されたポケットにそれぞれジッパーが付いている点も利便性としては好印象だ。旅行カバンなどで同様の三分割ポケットに一本の長いジッパーを取り付けている物を見かけるが一番奥のものを取り出すために全てのポケットが開放されてしまうことがよくおこる。このバックの場合、ポケットがフラップの裏側なので不安定なので、一本の長いジッパ^を採用していたら、物をばら撒いてしまうこともあるのでそれぞれのポケットが独立して機能することは結構重要なんだよね。
メインコンテナの内部にはMolleに対応するナイロンベルトが付いている。小物が多い時には追加のポーチを設定して分けておくのには意味があると思う。ご覧の通りこのバックの背は高く、メインコンテナは結構深いんですよ。

Molleが取り付けられるメインコンテナの内側。黒いナイロンテープはキャリングハンドルに使われているナイロンテープと同じ材質を使っているように思う。故に頼り無い印象だ。バック・パネルに型が入っていないので、重量のあるものを歩ポーチに入れて固定する時、パネルがjその重量によって内側に倒れてくることもおこるだろう。実際はあくまで補助的に使用できるレベルなのではないかと思うな。
メインカーゴの内側は、色こそサイドポケットの裏側と同じだが、材質は柔らかい物を使っている。材質の名称を知らないんですけど、薄手のナイロンジャンパーなどの内側などで使用される素材ですね。保温性もある素材です。内包物を保護する目的か、ベロクロをつける目的か、もしくは両方なのかもしれない。この内側の材質は弱いと言うほどではなく、通常の使用で直ぐに裂けてしまうようなことは無いと思う。ただベロクロの取り外しなどを繰り返せば、直ぐに毛羽立ってしまうと思う。

ショルダーストラップを使用したときに体に当たる側のパネル。シートベルトスロットが付いている方の内側の写真になります。
ナイロンで覆われたパッドが付いている。これはベロクロによって移動させる事が出来る。持ち運びの際、硬い内包物、機材などが体に当たるのを防ぐ目的で付いているのではないかと思う。

サブコンテナを開放した所、ジッパーで大きく開くのだけど中がディバイダー機能を持っていて最大に開いてもこの程度しか開かない。仕切りで二つに分けられているのでファイルなどを入れておく事に特化したつくりだと思う。あまり大きな物を入れておくことに向いていないと言う欠点はあるものの、ショルダ-として使っても車のシートに取り付けておいても出し入れが容易で物が落ちてしまうような事がない点はとてもよいと思う。

ジッパーは標準的なコイルジッパーを採用していて、強度、耐久性はそこそこだと思うが、ストレス無く動くし、タブに長いナイロンテープが付いているので手袋をしたままでも開閉が楽に出来る。
ショルダーストラップを取り付けるD型リングは金属製が使われている。大きめで取り付けたフックの自由度が大きい。

写真が不鮮明になってしまったが付属のショルダーストラップです。Patrol Bagは独特の長方形をしているのでショルダーパッドを湾曲させて、肩掛けする人の負担を少しでも軽減しようとしているのかな。

パッドに緩衝材が使われているのは当たり前として、裏側にはゴムのコーティングがなされている。

ストラップの取付金具は5.11ではよく使用されるプラスチックと金属を組み合わせた物。全てプラスチックで作られるより可動がスムーズで取り付け、外しが容易なのでとても調子のいい印象だね。


上の写真はバック正面の左下に付く5.11ブランドマークでゴムの型押しで作成されている。
下はバック裏面の5.11のブランドタグ機械織刺繍となっている。二つもつけておく必要が無いと思うし、特に裏面の物はデザイン上のバランスが悪いように思うのです、わざわざつけなくてもよかったのではないかと私は思うけど。
TEXT BY TAC
3in1 Patrol Bag~Vol.2~
左サイドのポーチの表面には差込式のポケットが付いており、手帳などを収納できるようになっているが、脱落を防止するようなベロクロなどの固定は付いておらず、あくまで補助的に物を入れておく程度の使い方しか出来ない。ポケット本体の差込口が斜めにカットされた形状なので手帳程度の大きさが無いと知らないうちに脱落してしまう可能性があるので、本当に鍵などの小さな物を収納することはお勧めできない。深さがあるのでそれほど神経質にならなくても大丈夫だとは思うが、やはり不安があるんだよね。
ポケットの上にナイロンテープが付属している、どの様な使い方が適当なのか考えた所、やはり5.11のタクティカルトラウザーのバックポケットのようにカラビナなどを取り付けたギアキーパーなどの為についている、もしくは長めの物をとりあえず突っ込んでも固定できるように取り付けられているのではないかと思う。ちなみに右のポーチにはこのナイロンテープは付属していない。
右サイドにはナイロンテープが取り付けられていない。
一応、左右共通なのだがポケットの正面側(短い方ね)の端には補給が施されている。ナイフなどのクリップを固定する際に生地が痛まないように配慮されている物ではないかと思う。
ポーチの内部、内部にもポケットが付属する。フラップはジッパー式で写真のように大きく開く事が出来る。この位の開口部があれば内容物が引っかかって取り出しづらい事もないので利便性から考えてもよいと思う。このバックの内部はライト・グレーが採用されていて、内容物に対する視認性が考慮されていると思われる。
メインカーゴの内部。ジッパー式のフラップを開放するとフラップの裏側はメッシュポケットが付いている。使用される生地がナイロン布だったり若干の違いは見られるものの、これはどのメーカーのPatrol Bagにも見られる形状だね。
3in1 Patrol bag ではポケットは三分割されている。メッシュの利点は中に入れているものが一目瞭然である所だ。これで何処に何を入れているかで迷うことは無いだろうな。分割されたポケットにそれぞれジッパーが付いている点も利便性としては好印象だ。旅行カバンなどで同様の三分割ポケットに一本の長いジッパーを取り付けている物を見かけるが一番奥のものを取り出すために全てのポケットが開放されてしまうことがよくおこる。このバックの場合、ポケットがフラップの裏側なので不安定なので、一本の長いジッパ^を採用していたら、物をばら撒いてしまうこともあるのでそれぞれのポケットが独立して機能することは結構重要なんだよね。
メインコンテナの内部にはMolleに対応するナイロンベルトが付いている。小物が多い時には追加のポーチを設定して分けておくのには意味があると思う。ご覧の通りこのバックの背は高く、メインコンテナは結構深いんですよ。
Molleが取り付けられるメインコンテナの内側。黒いナイロンテープはキャリングハンドルに使われているナイロンテープと同じ材質を使っているように思う。故に頼り無い印象だ。バック・パネルに型が入っていないので、重量のあるものを歩ポーチに入れて固定する時、パネルがjその重量によって内側に倒れてくることもおこるだろう。実際はあくまで補助的に使用できるレベルなのではないかと思うな。
メインカーゴの内側は、色こそサイドポケットの裏側と同じだが、材質は柔らかい物を使っている。材質の名称を知らないんですけど、薄手のナイロンジャンパーなどの内側などで使用される素材ですね。保温性もある素材です。内包物を保護する目的か、ベロクロをつける目的か、もしくは両方なのかもしれない。この内側の材質は弱いと言うほどではなく、通常の使用で直ぐに裂けてしまうようなことは無いと思う。ただベロクロの取り外しなどを繰り返せば、直ぐに毛羽立ってしまうと思う。
ショルダーストラップを使用したときに体に当たる側のパネル。シートベルトスロットが付いている方の内側の写真になります。
ナイロンで覆われたパッドが付いている。これはベロクロによって移動させる事が出来る。持ち運びの際、硬い内包物、機材などが体に当たるのを防ぐ目的で付いているのではないかと思う。
サブコンテナを開放した所、ジッパーで大きく開くのだけど中がディバイダー機能を持っていて最大に開いてもこの程度しか開かない。仕切りで二つに分けられているのでファイルなどを入れておく事に特化したつくりだと思う。あまり大きな物を入れておくことに向いていないと言う欠点はあるものの、ショルダ-として使っても車のシートに取り付けておいても出し入れが容易で物が落ちてしまうような事がない点はとてもよいと思う。
ジッパーは標準的なコイルジッパーを採用していて、強度、耐久性はそこそこだと思うが、ストレス無く動くし、タブに長いナイロンテープが付いているので手袋をしたままでも開閉が楽に出来る。
ショルダーストラップを取り付けるD型リングは金属製が使われている。大きめで取り付けたフックの自由度が大きい。
写真が不鮮明になってしまったが付属のショルダーストラップです。Patrol Bagは独特の長方形をしているのでショルダーパッドを湾曲させて、肩掛けする人の負担を少しでも軽減しようとしているのかな。
パッドに緩衝材が使われているのは当たり前として、裏側にはゴムのコーティングがなされている。
ストラップの取付金具は5.11ではよく使用されるプラスチックと金属を組み合わせた物。全てプラスチックで作られるより可動がスムーズで取り付け、外しが容易なのでとても調子のいい印象だね。
上の写真はバック正面の左下に付く5.11ブランドマークでゴムの型押しで作成されている。
下はバック裏面の5.11のブランドタグ機械織刺繍となっている。二つもつけておく必要が無いと思うし、特に裏面の物はデザイン上のバランスが悪いように思うのです、わざわざつけなくてもよかったのではないかと私は思うけど。
TEXT BY TAC
2010年01月23日
5.11 3in1 Patrol Bag
5.11 Tactical
3 in 1 Patrol Bag
5.11タクティカル シリーズは日本でもウェアー類を筆頭に幅の広いラインナップがされていることはよく知られるところだ。最近ではナイフやサングラス、時計、タクティカルライトを始め小物類も充実してきている。そして、アメリカの装備メーカーViking Tacticsと共同で装備品を充実させたり、Blade-Techの協力を得てホルスターをラインナップさせたりとタクティカル用品全般を扱うブランドになってきている。他社と共同で開発した製品はそれなりに他社の培ってきたアイデアを取り込んで製作されているので5.11ブランドの他社コラボレーション製品を見なくてもある程度の想像はできそうだが、5.11が独自に製作してきたバック類はどうなんだろう?興味が沸いたので3in1 Patrol Bagを手に入れてみた。

Patrol Bagは司法機関の要員がパトロールに必要な装備を収納して運ぶ目的のバックで結構、昔からHATCHなど司法機関へ装備を提供する会社が製作してきている。基本的には無線機や大型MAG Light、バトン(警棒)ホルダーなどの必要な装備品を効率良く収納できる作りになっている。5.11にもPatrol Readyと言う名称のバックがあり、他社のそれと比べ装備品の専用ポケットなどを簡素化しているものの、まだ何となく特殊な使用を意識したデザインと言う主張が伝わってくるので、よりデザインが汎用的に見える3in1 Patrol Bagを今回は選んでみた。あと車の助手席においておくときにバックが転落しないように、シートベルトを通すスロットが付いている事も購入動機のひとつかな。
3in1 Patrol Bag の正面はあまり派手な印象ではないね。写真では半分しか確認できないだろうけど認証用のベロクロが付いている以外はタクティカルな雰囲気をかもし出すようなデザインではない。一寸物足りないと言う人もいれば。この位の方が好みだという人もいるだろうね。

上から見るとこんな感じだ。Patrol Bag としての雰囲気はメインコンテナも開閉方式、長方形のフリップ式の蓋がジッパー開閉される形状を見ても感じる事が出来ると思う。下方についているサブコンテナが最初の写真に写っている部分となる。両サイドに新書が充分入る大きさのポーチが付属する。サブコンテナの上にキャリング・ハンドルから伸びるようにテープが出ているが、これはバトン(警棒)ホルダーとなっていてベロクロでバトンを取り外す事が出来る。
キャリングハンドルに使われるナイロンの質はあまり硬質ではなく、やや頼り無い印象だ。どの会社のバックでもこの点は共通した印象だが5.11シリーズはその中でも最も頼り無さな印象となっている。ショルダーストラップが付属しているので持ち運びに使うのはキャリングハンドルではなく、ショルダーストラップでしょ?と言う発想なのかもしれないな。
メインコンテナの厚みが他のどの製品より薄いように感じる。これはサブコンテナを持つデザインであることが理由のひとつだろうと思う。サブコンテナを含む厚さは、実際HATCHのPatrol Bagと同じ位だった。

バトンホルダーは写真の通り、ラダー金具が奢られている。一般的なバトンホルダーが単にナイロンとベロクロテープで作られていることを考えると固定する時の利便性は向上している。バック全体に使用されるナイロン布は600Dとなっている。非常に強い強度を誇ると言うほどではないが、重量と強度のバランスを考える時、この位で充分だと思う。

背面に当たる部分の写真。左上に樹脂コーティングが施されている、長方形に白く映っている部分だ。これはネームテープで直接使用者の名前をマジックなどで書き込む為の物である。
左上から右下に向けて斜めに布が張っているのが分かるだろう。この部分が車の3点式シートベルトを通す部分で助手席にバックを固定しておくときに使う。容疑者追跡で映画ばりに荒い運転を繰り返すとバックが床に落ちてしまうような事が頻繁にあるのだろうね。かなり昔に4WD車用の製品に同様の形状を持ったバックが売られていたのを見た事がある、そこからデザインを拝借したのかもしれないですね。

名前などを直接書き込むのに使うテープ。そう言えば5.11ラゲージ・ネームタグと言う製品があって、それも名前を書き込む部分が同様の加工になっていたな。
サブコンテナやサイドポーチ部分は次の機会に書くことにしようと思う。この製品アメリカ・ユーザーの満足度が高いと謳われていたけれど、特筆する様な特別の機能があるわけでもなさそうだ。アメリカでもシンプルな物がよいと考える向きがあるのかしら。そういえばHATCHのバッくには型崩れがおきないようにプラスチックが表皮の裏側に入っていたが、この3in1にはその様な加工がされておらず、全体的にソフトなイメージがあるね。方が入っているとファイルなどを出し入れするのが容易でとても使いやすいのだけれど、反面ではショルダストラップで肩がけにして、持ち運ぶと人体に直線部分が無いので非常に不安定でとても疲れる場面があった。仕舞いには内部のプラスチックが割れてしまって、内側に突き出てしまい使い物にならなくなった事があった。まぁ・・・使い方次第なんだけど。
TEXT BY TAC
3 in 1 Patrol Bag
5.11タクティカル シリーズは日本でもウェアー類を筆頭に幅の広いラインナップがされていることはよく知られるところだ。最近ではナイフやサングラス、時計、タクティカルライトを始め小物類も充実してきている。そして、アメリカの装備メーカーViking Tacticsと共同で装備品を充実させたり、Blade-Techの協力を得てホルスターをラインナップさせたりとタクティカル用品全般を扱うブランドになってきている。他社と共同で開発した製品はそれなりに他社の培ってきたアイデアを取り込んで製作されているので5.11ブランドの他社コラボレーション製品を見なくてもある程度の想像はできそうだが、5.11が独自に製作してきたバック類はどうなんだろう?興味が沸いたので3in1 Patrol Bagを手に入れてみた。
Patrol Bagは司法機関の要員がパトロールに必要な装備を収納して運ぶ目的のバックで結構、昔からHATCHなど司法機関へ装備を提供する会社が製作してきている。基本的には無線機や大型MAG Light、バトン(警棒)ホルダーなどの必要な装備品を効率良く収納できる作りになっている。5.11にもPatrol Readyと言う名称のバックがあり、他社のそれと比べ装備品の専用ポケットなどを簡素化しているものの、まだ何となく特殊な使用を意識したデザインと言う主張が伝わってくるので、よりデザインが汎用的に見える3in1 Patrol Bagを今回は選んでみた。あと車の助手席においておくときにバックが転落しないように、シートベルトを通すスロットが付いている事も購入動機のひとつかな。
3in1 Patrol Bag の正面はあまり派手な印象ではないね。写真では半分しか確認できないだろうけど認証用のベロクロが付いている以外はタクティカルな雰囲気をかもし出すようなデザインではない。一寸物足りないと言う人もいれば。この位の方が好みだという人もいるだろうね。
上から見るとこんな感じだ。Patrol Bag としての雰囲気はメインコンテナも開閉方式、長方形のフリップ式の蓋がジッパー開閉される形状を見ても感じる事が出来ると思う。下方についているサブコンテナが最初の写真に写っている部分となる。両サイドに新書が充分入る大きさのポーチが付属する。サブコンテナの上にキャリング・ハンドルから伸びるようにテープが出ているが、これはバトン(警棒)ホルダーとなっていてベロクロでバトンを取り外す事が出来る。
キャリングハンドルに使われるナイロンの質はあまり硬質ではなく、やや頼り無い印象だ。どの会社のバックでもこの点は共通した印象だが5.11シリーズはその中でも最も頼り無さな印象となっている。ショルダーストラップが付属しているので持ち運びに使うのはキャリングハンドルではなく、ショルダーストラップでしょ?と言う発想なのかもしれないな。
メインコンテナの厚みが他のどの製品より薄いように感じる。これはサブコンテナを持つデザインであることが理由のひとつだろうと思う。サブコンテナを含む厚さは、実際HATCHのPatrol Bagと同じ位だった。
バトンホルダーは写真の通り、ラダー金具が奢られている。一般的なバトンホルダーが単にナイロンとベロクロテープで作られていることを考えると固定する時の利便性は向上している。バック全体に使用されるナイロン布は600Dとなっている。非常に強い強度を誇ると言うほどではないが、重量と強度のバランスを考える時、この位で充分だと思う。
背面に当たる部分の写真。左上に樹脂コーティングが施されている、長方形に白く映っている部分だ。これはネームテープで直接使用者の名前をマジックなどで書き込む為の物である。
左上から右下に向けて斜めに布が張っているのが分かるだろう。この部分が車の3点式シートベルトを通す部分で助手席にバックを固定しておくときに使う。容疑者追跡で映画ばりに荒い運転を繰り返すとバックが床に落ちてしまうような事が頻繁にあるのだろうね。かなり昔に4WD車用の製品に同様の形状を持ったバックが売られていたのを見た事がある、そこからデザインを拝借したのかもしれないですね。
名前などを直接書き込むのに使うテープ。そう言えば5.11ラゲージ・ネームタグと言う製品があって、それも名前を書き込む部分が同様の加工になっていたな。
サブコンテナやサイドポーチ部分は次の機会に書くことにしようと思う。この製品アメリカ・ユーザーの満足度が高いと謳われていたけれど、特筆する様な特別の機能があるわけでもなさそうだ。アメリカでもシンプルな物がよいと考える向きがあるのかしら。そういえばHATCHのバッくには型崩れがおきないようにプラスチックが表皮の裏側に入っていたが、この3in1にはその様な加工がされておらず、全体的にソフトなイメージがあるね。方が入っているとファイルなどを出し入れするのが容易でとても使いやすいのだけれど、反面ではショルダストラップで肩がけにして、持ち運ぶと人体に直線部分が無いので非常に不安定でとても疲れる場面があった。仕舞いには内部のプラスチックが割れてしまって、内側に突き出てしまい使い物にならなくなった事があった。まぁ・・・使い方次第なんだけど。
TEXT BY TAC
2010年01月22日
EPOL メッセンジャーバッグ
EPOL メッセンジャーバッグ

ミリタリー業界は非常に厳しい状況となっていると知り合いの店長さんから聞きましてね。まぁ・・・ね、世の中不況の嵐が吹き荒れている真っ只中だ、連日のニュースでも企業体質の問題もあるだろうが日本航空の再生だ!!春闘でベアゼロだ!!デフレスパイラルだ!!とね、景気のいい話は全く聞こえてこないね。こんな状況だから景気がいい業界あると全くまゆつばに聞こえるもの。趣味性の高い分野が厳しい局面になるのは只今の時勢当然と言えるのかもしれないな。
ミリタリー業界の状況は厳しくても、一部の勝ち組、ユニクロ等のアパレル関連会社ではミリタリーテイストのファッション用小物や被服は好評ので随分と街中で見かける様だね。両者は似て非なるものなんだけど軍用品の持つ独特のデザインはある種のメッセージ性を持って、今の時代に映えるのかもしれない。
ミリタリーファッションのジャンルは幅広いので、中にはミリタリーファッションと見出しがついていても???となる物も多いのも事実かな、中にはね、OD色を使用してヘンなポケットが付いている以外には全く何処からデザインを持ってきたのか分からない物もありますよ。
やっぱ、アレですかね。軍用品に慣れ親しんでいるせいか、ミリタリーファッション品も本当の軍用品のテイストに近いものをよいと思ってしまうんですかね。この当りが一般の人受けするかしないかの違いかもしれんですよ。

ファッション品として今までも幾つかの製品を載せてきているEPOLのバック類。ショルダーバック形式で大きさはA4サイズのファイルが二、三冊入るくらいですかね。実の所、メッセンジャーバックとしては小型なのでショルダーとした方がいいのではないかとも思うが、やはりファッションの世界で小型の物もメッセンジャーと呼ばれる物が出てきているので今回は、そう呼ぶことにした。EPOLは商品名が記載されていないのでなんと呼ぶのか実の所分からないんですよ。

正面のフラップ部分の写真。ODのタブが見える、これはベロクロ付小型ポケットの開閉部で文字のプリントされたナイロン布と両側のナイロンテープまでの部分がポケットの容量となっている。隠しポケットになっているのでデザインを壊さないように配慮されているし、本当に失いたくない物を入れておいても安心だね。またベロクロ付きポケットなんでMP3ミュージック・プレイヤーなんかを入れてコードだけを出しても使える点はとてもよいと思う。小型ポケットといっても割りと大き目の方なので旅行先で地図なんかを入れておくのにも使えますよ。
プリント部にDEPLOYMENY BAGとあるが、これはバックの名称ではないようだね。大型のバックには必ずこの名称がプリントされているもの。ちなみにDEPLOYMENYは、多分Deployment([軍隊などの]展開の意味)からの造語だろうね。

左側面にはお約束的にベロクロとコードの付いた小型ポケットが付いている。携帯なんかが入るサイズだけどあまり使わないな私の場合。以前、旅行者を狙ったスリが非常に多い地域へ出かけたときにクレジットカードとかを入れていた事があるけど、それですら危ないと言われてからは使い方を思いつかなくなりましたね。

これもお約束の空軍のハーネスなどを留めるのに見られる金具の複製品が使用されている。正面のフラップを固定する為に付いているのだけど、できればナイロンテープに調整機能をつけて欲しかった。金具の付いたテープが固定式なのでバックをつめすぎると金具で固定できなくなる場面も出てくると思う。結構ぎりぎりの長さなんですよね。これもファッション優先の産物か?

正面フラップを開いた所。フラップに付いた小型ポケットと同型のポケットが付いている。ドットボタンが見えるがこれはバックが開ききらないように留めておく物。

上の写真で見えるポケットとドットボタン部の拡大。ドットボタンを使用してバック本体をテープで固定することによって、フラップを大きく開けても、予期せず内包物を道にばら撒いてしまう様な事を防げる。付いていて困る物ではないね。
バックの内側にはジッパー式のポケットが付属していて、本当になくしたくない物などをしまっておける。バック内には仕切りなどは無く、黒いナイロンの内張りがなされているだけだ。容量は結構あって、大きすぎないことや薄手のナイロンを使用していることでバック自体の重量も見た目の重量感とは異なり軽量だと思う。防水処理は施されていない。
今までブログに載せたEPOL製品よりもたくさんの製品を手にとって見てきたんですが、私的にはこのバックはかなり高評価でお気に入りの上位に位置しています。デザインや作りこみの点で使いやすく、日常で出歩くのに丁度よいサイズだったりします。昨今のミリタリーファッションの傾向よりも軍用品テイストの色が濃いのがで一般的に受け入れられないかも知れないんですが、その辺が私のファッションセンスの限界点ですかね。
TEXT BY TAC
ミリタリー業界は非常に厳しい状況となっていると知り合いの店長さんから聞きましてね。まぁ・・・ね、世の中不況の嵐が吹き荒れている真っ只中だ、連日のニュースでも企業体質の問題もあるだろうが日本航空の再生だ!!春闘でベアゼロだ!!デフレスパイラルだ!!とね、景気のいい話は全く聞こえてこないね。こんな状況だから景気がいい業界あると全くまゆつばに聞こえるもの。趣味性の高い分野が厳しい局面になるのは只今の時勢当然と言えるのかもしれないな。
ミリタリー業界の状況は厳しくても、一部の勝ち組、ユニクロ等のアパレル関連会社ではミリタリーテイストのファッション用小物や被服は好評ので随分と街中で見かける様だね。両者は似て非なるものなんだけど軍用品の持つ独特のデザインはある種のメッセージ性を持って、今の時代に映えるのかもしれない。
ミリタリーファッションのジャンルは幅広いので、中にはミリタリーファッションと見出しがついていても???となる物も多いのも事実かな、中にはね、OD色を使用してヘンなポケットが付いている以外には全く何処からデザインを持ってきたのか分からない物もありますよ。
やっぱ、アレですかね。軍用品に慣れ親しんでいるせいか、ミリタリーファッション品も本当の軍用品のテイストに近いものをよいと思ってしまうんですかね。この当りが一般の人受けするかしないかの違いかもしれんですよ。
ファッション品として今までも幾つかの製品を載せてきているEPOLのバック類。ショルダーバック形式で大きさはA4サイズのファイルが二、三冊入るくらいですかね。実の所、メッセンジャーバックとしては小型なのでショルダーとした方がいいのではないかとも思うが、やはりファッションの世界で小型の物もメッセンジャーと呼ばれる物が出てきているので今回は、そう呼ぶことにした。EPOLは商品名が記載されていないのでなんと呼ぶのか実の所分からないんですよ。
正面のフラップ部分の写真。ODのタブが見える、これはベロクロ付小型ポケットの開閉部で文字のプリントされたナイロン布と両側のナイロンテープまでの部分がポケットの容量となっている。隠しポケットになっているのでデザインを壊さないように配慮されているし、本当に失いたくない物を入れておいても安心だね。またベロクロ付きポケットなんでMP3ミュージック・プレイヤーなんかを入れてコードだけを出しても使える点はとてもよいと思う。小型ポケットといっても割りと大き目の方なので旅行先で地図なんかを入れておくのにも使えますよ。
プリント部にDEPLOYMENY BAGとあるが、これはバックの名称ではないようだね。大型のバックには必ずこの名称がプリントされているもの。ちなみにDEPLOYMENYは、多分Deployment([軍隊などの]展開の意味)からの造語だろうね。
左側面にはお約束的にベロクロとコードの付いた小型ポケットが付いている。携帯なんかが入るサイズだけどあまり使わないな私の場合。以前、旅行者を狙ったスリが非常に多い地域へ出かけたときにクレジットカードとかを入れていた事があるけど、それですら危ないと言われてからは使い方を思いつかなくなりましたね。
これもお約束の空軍のハーネスなどを留めるのに見られる金具の複製品が使用されている。正面のフラップを固定する為に付いているのだけど、できればナイロンテープに調整機能をつけて欲しかった。金具の付いたテープが固定式なのでバックをつめすぎると金具で固定できなくなる場面も出てくると思う。結構ぎりぎりの長さなんですよね。これもファッション優先の産物か?
正面フラップを開いた所。フラップに付いた小型ポケットと同型のポケットが付いている。ドットボタンが見えるがこれはバックが開ききらないように留めておく物。
上の写真で見えるポケットとドットボタン部の拡大。ドットボタンを使用してバック本体をテープで固定することによって、フラップを大きく開けても、予期せず内包物を道にばら撒いてしまう様な事を防げる。付いていて困る物ではないね。
バックの内側にはジッパー式のポケットが付属していて、本当になくしたくない物などをしまっておける。バック内には仕切りなどは無く、黒いナイロンの内張りがなされているだけだ。容量は結構あって、大きすぎないことや薄手のナイロンを使用していることでバック自体の重量も見た目の重量感とは異なり軽量だと思う。防水処理は施されていない。
今までブログに載せたEPOL製品よりもたくさんの製品を手にとって見てきたんですが、私的にはこのバックはかなり高評価でお気に入りの上位に位置しています。デザインや作りこみの点で使いやすく、日常で出歩くのに丁度よいサイズだったりします。昨今のミリタリーファッションの傾向よりも軍用品テイストの色が濃いのがで一般的に受け入れられないかも知れないんですが、その辺が私のファッションセンスの限界点ですかね。
TEXT BY TAC
2010年01月19日
PRU
Provincial Reconnissance Units ~PRU~
すっかりミリタリー界の様相も変ってしまったようだね。イラクだ、アフガニスタンだと現用ばかりがもてはやされているのが現状だったりするね。アフガニスタンといえば、テロ特別措置法案が期限切れとなってインド洋での自衛隊による給油活動が停止している。普天間の基地移設問題とあわせアメリカとの安全保障の問題で足なみが揃わなくなった現政権はどうするんだろうね。なるほど、私も沖縄の人ばかりに負担を強いるのは忍びないし、美しい海を埋め立てるのは勿体無い。何より外国軍が治外法権を振りかざしてでかい面して歩いているのも気に入らない。そして自国周辺で戦争が起こるなんて考えるのもイヤだね。戦争がイヤだから、戦争を考える、そんな側面がありますね私の場合。
戦争の緊張って、割と軍事的な空白から高まる事が多いように感じるな。アメリカ海兵隊は海軍と一体化して陸海空の総合戦力を持つ強力な即応部隊だ。残念ながら自衛隊に匹敵する作戦能力は備えられていない。現政権では県外、国外への基地移設を模索しているようですが、海兵隊をヘリコプター部隊など各能力別に分散して移設したのでは本来の能力を損なってしまうだろうね。何より、沖縄における安全保障についての議論が聞こえてこないのが気になるけどどうなんだろうね。沖縄駐留の海兵隊戦力は沖縄防衛にとって無用と考えているように聞こえるし、もしくは大きすぎるという事なのだろうかね。移設は具体案が歩けど軍事的空白は自衛隊の駐屯などで補完するなどの具体案は示されていないのが気になるな。
軍事的空白が緊張を生むと言う私の理論は帝国主義時代の終わった現代では荒唐無稽なのかな?では1975年のベトナム戦争終結によるアメリカ軍の南ベトナム撤退、1985年の軍事協定終結後のフィリピンからのアメリカ軍の撤退以後に南沙諸島、西沙諸島に中国が進出して領有したことにより新たなる火種になっている件はどうなんだろう。領有問題は歴史的背景など複雑に絡む問題なのでどちらに属するのが正しいのか、私には分からない。しかし、アメリカ軍駐留時期にはそれぞれの地域は南ベトナム、フィリピンに帰属していた訳で、それ故に火種となっている地域になってしまった。戦争の火種といってもピンとはこないだろうけど、80年代に社会主義統一を果たしたベトナムが測量隊を上陸させた際、中国艦艇から攻撃を受け100名以上が死傷した事件があるそうだ。沖縄地域も中国が領有を主張する尖閣諸島問題があるわけで、今回の移設問題を皮切りにアメリカ軍の県外移設の動きが他の基地問題に飛び火して、段階的にアメリカ軍の沖縄駐留が難しくなると同様の事がおこる可能性があるのではないかね。そしてその火種が沖縄県民の新たな負担になる可能性もあると思うな。
まぁ・・無理やりですかね、アフガニスタンの話から今回のベトナムの話しに持ってゆくために長々とね・・・。
ベトナム戦争時代アメリカ軍はベトナムの昼間を支配し、FLN(VC 南ベトナム解放戦線)は夜間を掌握すると言われた。ベトナムにおいて浸透作戦を展開する共産勢力の活動を評価した言葉だが、戦争の結果を見るまでも無く浸透作戦は効果的に働いていたと思われる。PRU(省内偵察部隊)は南ベトナムの各省(行政区的な権限は異なるが日本の都道府県に当たる地区、地域に相当)に配置され共産勢力の浸透作戦に対峙した。テロ鎮圧と情報収集を目的に発足したPRUには共産勢力政治局員やスパイ、解放戦線協力者の誘拐、尋問、抹消などのイメージが付きまとい、あまり一般市民、農民に歓迎されていた部隊ではなかった。(一説ではベトナム戦争を通して、実に数万に及ぶ政治犯の逮捕者のうち70%以上が冤罪であったとの報告がある。)
この暗いイメージのある部隊も解放戦線の活動地域内で寝返り工作をしたり、二重スパイを仕立てたり、市民を装って潜入して解放戦線の重要人物を割り出したりした為、解放戦線に「我々と同等の戦術を駆使する部隊」と言わしめた部隊なので対する勢力には恐れられていたのだろう。
写真のパッチは実はPRUの一部隊であることは分かっているのだけれど、活動地域が特定できていない物だったりする。ベトナム語で記された標語「不名誉に生きるより、名誉ある死を」と「勝利を決意する。」は他のPRUのパッチにも見かける物だ。また、コウモリをモチーフにしたデザインパッチもPRUに多く見られる物である。これも一説には夜間に活動する恐ろしげなイメージでデザインに加えられていると言われている。中央に描かれる骸骨は死のイメージ、もしくは死をいとわない決意を表しているということだ。このパッチの特徴的なデザインとしてはコウモリの顔が人の物になっている点だね、一時のアメリカのパッチコレクターの間で「コウモリ男 バットマン」と呼ばれたパッチですね。見た目的には「馬面男」なんだけど・・・。
私的にはこのPRUはお気に入りの部隊なので機会があれば少しづつ詳しく書いてゆこうと思っていたりします。今回は最初なんで、ほんのさわりだけにして、紹介程度にしておきます。
TEXT BY TAC
2010年01月14日
DBT 3D Assault Pack Vol.3
DIAMONDBACK TACTICAL
3 DAYS ASSAULT PACK With Hydration Sleeves VOL.3
人並みに正月休みなんて物がありますから、年始から年末にかけて今までのブログを確認したりしていたんですよ。5月以降更新していないナなんて考えながらね。サボっていたと言うわけでもないのだけれど、気に入っていたアイテムに関しては大体書いたのでね。それに忙しくしていたのもあったしね。
まぁ・・・そこで気付いたのだけれど、この3DAY PACKに書き残していた事があるとね・・・そんな訳でパックの構成について追記してみようと思ったりしています。
初めて見る人もいるかもしれないので興味が沸いたらVol.1とVol.2も見てください。
昨年はあまり目新しい物も入手しなかったんだけれど、幾つか紹介してみようかなと思う物もあるのでゆっくり書いてゆこうと思っています。

メインコンテナとその外側のサブコンテナの大きさは写真の通り。メインコンテナに比べサブコンテナが若干、外に張り出しているデザインとなっている様に見えるが、これは中に何も入れていないためマチの部分が張り出してしまっている為で実際はメインコンテナと同サイズ。

ハイドレーションスリーブ付きということが謳われている通り、ハイドレーション(キャメルバックなんかでおなじみの給水システムね。)がパック内に収められ、チューブを取り出すスリーブが付いている。
丁度、パック上部のドラッグハンドルの脇に左右両側、取り出し口が装備されているので状況によって使い分ける事が出来る。

ハイドレーションスリーブは上の写真のように通常はフラップで覆われていて必要に応じて開くようになっている。フラップ自体は開閉時共にベロクロで固定する形式だ。これによって埃や雨水あるいは毒虫の侵入を最小限に抑える事が出来る。

メインコンテナを開放した写真です。ハイドレーションは丁度Molleが付いている仕切りの裏側がポケットになっており、そこに格納するようになっている。ポケットは写真で見づらいがトップにファステックが装備されている、またポケットの固定はベロクロで行うようになっていてMolleに追加ポーチ類を取り付けても重量でたわんでしまうことを防いでくれる。
非常に凝ったつくりで、小物を多く持ち運ぶ場合には適当にメインパックの中に放り込んでおくよりも取り出しやすく使い勝手が向上する反面、無駄なスペースが出来てしまい容量を損なってしまう場合もあるので、ポーチ選びや配置は慎重に行う必要があると思う。
写真でパックの内側が光って見えるのは防水処理で簡素なコーティングがなされている。これによって多少の雨であれば内容物が濡れてしまうようなことも無い。

ファステック部分とハイドレーションを格納するポケット部分の拡大写真。
サブコンテナの開放写真。容量はそれ程、大きく無いが直ぐに取り出して使う必要な物を分けて入れておくことが出来る。開放の幅も大きいので非常に使いやすい。
黒いナイロンが見えるが、これは外側に付いたジッパー開閉式の小物用ポケットの仕切りで薄手のナイロンが使用されている。外部のデザインはVol1で述べているので其方を確認してください。
Text By Tac
3 DAYS ASSAULT PACK With Hydration Sleeves VOL.3
人並みに正月休みなんて物がありますから、年始から年末にかけて今までのブログを確認したりしていたんですよ。5月以降更新していないナなんて考えながらね。サボっていたと言うわけでもないのだけれど、気に入っていたアイテムに関しては大体書いたのでね。それに忙しくしていたのもあったしね。
まぁ・・・そこで気付いたのだけれど、この3DAY PACKに書き残していた事があるとね・・・そんな訳でパックの構成について追記してみようと思ったりしています。
初めて見る人もいるかもしれないので興味が沸いたらVol.1とVol.2も見てください。
昨年はあまり目新しい物も入手しなかったんだけれど、幾つか紹介してみようかなと思う物もあるのでゆっくり書いてゆこうと思っています。
メインコンテナとその外側のサブコンテナの大きさは写真の通り。メインコンテナに比べサブコンテナが若干、外に張り出しているデザインとなっている様に見えるが、これは中に何も入れていないためマチの部分が張り出してしまっている為で実際はメインコンテナと同サイズ。
ハイドレーションスリーブ付きということが謳われている通り、ハイドレーション(キャメルバックなんかでおなじみの給水システムね。)がパック内に収められ、チューブを取り出すスリーブが付いている。
丁度、パック上部のドラッグハンドルの脇に左右両側、取り出し口が装備されているので状況によって使い分ける事が出来る。
ハイドレーションスリーブは上の写真のように通常はフラップで覆われていて必要に応じて開くようになっている。フラップ自体は開閉時共にベロクロで固定する形式だ。これによって埃や雨水あるいは毒虫の侵入を最小限に抑える事が出来る。
メインコンテナを開放した写真です。ハイドレーションは丁度Molleが付いている仕切りの裏側がポケットになっており、そこに格納するようになっている。ポケットは写真で見づらいがトップにファステックが装備されている、またポケットの固定はベロクロで行うようになっていてMolleに追加ポーチ類を取り付けても重量でたわんでしまうことを防いでくれる。
非常に凝ったつくりで、小物を多く持ち運ぶ場合には適当にメインパックの中に放り込んでおくよりも取り出しやすく使い勝手が向上する反面、無駄なスペースが出来てしまい容量を損なってしまう場合もあるので、ポーチ選びや配置は慎重に行う必要があると思う。
写真でパックの内側が光って見えるのは防水処理で簡素なコーティングがなされている。これによって多少の雨であれば内容物が濡れてしまうようなことも無い。
ファステック部分とハイドレーションを格納するポケット部分の拡大写真。
サブコンテナの開放写真。容量はそれ程、大きく無いが直ぐに取り出して使う必要な物を分けて入れておくことが出来る。開放の幅も大きいので非常に使いやすい。
黒いナイロンが見えるが、これは外側に付いたジッパー開閉式の小物用ポケットの仕切りで薄手のナイロンが使用されている。外部のデザインはVol1で述べているので其方を確認してください。
Text By Tac