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Posted by ミリタリーブログ at

2011年03月28日

USTC

US TRAINING CENTER



 ノースカロライナ、カリフォル二アにあるタクティカル・トレーニング・サイトを運営するU.S.Traing Center Inc. 元はBlackwater Lodge & Traing Centerで知られていた民間の訓練施設だね。Blackwater と言えばイラクで有名になった民間軍事会社のイメージが強いけれど、元をただせば射撃用ターゲットを作る会社だったそうだ。当初、Blackwater USAという名称であったが、2007年10月にBlackwater Worldwideに社名を変更し、イメージロゴにも変更が加えられた。
 この変更は2007年9月のイラクでの発砲事件によって纏わりついた悪評を回避しようと変更を加えたと揶揄されていたが、実際のところはどうだったんだろうね。名称も思い切り変わったわけではなかったし(ブラックウォーターはそのまま)、マークも一寸いじっただけだったしね。
 当のBlackwaterが言っていたとおり、「変更は以前から決まっていた。」という事が正しい様な気がするね。

まぁ、せっかく積み上げてきて有名となったブラックウォーターの名前を捨てられないという気持ちから、お茶を濁して、変わる意思を見せてみたとも考えられるけれど。

その後、2009年2月に本社機能をXe Services LLCの名称に変えたようだ。Xe(ゼー)はブラックウォーター・ワールドワイドをはじめとする各部門を統括する会社の様で、Xeの設立と同時期にUSTC の名称で訓練施設の運営が始まっているようだね。
 これらの名称変更はイメージの一新を図る狙いがあったとしても頷けるものだね。
実際、当時のブラックウォーターのイラクでの立場はかなり微妙だった。これまでの一般車両への銃撃等も含めて、やりたい放題だったんでアメリカ内務省からも愛想を尽かされ始めていたし、Xeへの名称変更から直ぐにイラク政府から社員全員の国外退去を言い渡されイラクでの活動の足場を失ってしまった。

 春の夜の夢のごとし・・それでも広大な訓練施設を持つUSTC は民間人の射撃訓練を始め、アメリカの司法機関への訓練を提供するなど、これまでのBlackwater Lodge & Training Center と変わらない活動をしているようだ。名称が変わっただけでブラックウォーターそのものなんだろう。
オバマ政権下でイラクへの関与が縮小するにつれ話題も少なくなった民間軍事会社だけれど、アフガニスタンなどでは活動が活発化しているようだし、これからも軍との蜜月は続いてゆくのかな?
 そうなれば、益々訓練を施す施設は必要になってゆくだろう。この様な訓練施設も無くなる事はないんだろうね。

Text By Tac  


Posted by USARV-TAG at 22:59Comments(0)Blackwater

2008年12月27日

ブラックウオーターIOモジュラードロップレッグプラットホーム

BlackWater I-O Modular Drop Leg Platform
ブラックウオーターIOモジュラー(…モデュラー?) ドロップ レッグ プラットホーム。

ブラックウオーター(以後BWと略)の"IOシリーズ"のプラットホーム…面倒なので、ココではレッグ・プレートと表記します…厳密には問題アリかもしれませんが…ご理解ご了承の程を。

多分、"BW"の"IOシリーズ"の何たるかについては、当ブログ・メインライターのTAC氏が書いていたと思いますので、詳細は割愛させて頂きます。もし宜しければ、文末のタグをご利用していただき、過去記事を読んで頂ければ幸いです。

で、
この"BW"社の"IOシリーズ"、ヒトによっては酷評される方も多く、場面によっては芳しくない評価をされる場合が有る様ですが、このレッグプレートに関しては逆に好評価される方がいらっしゃいます。
 理由は何となくではありますが判る気がします。あくまで個人的な感想ですが、ちょいアイデアチックな機能が物珍しく、個人的な使用感としても"ナカナカなアイテム"だと感じております。

ナンと言っても特徴的なのが、ハンドガンの収納機能でしょうか。別にハンドガンに限らずとはおもいますが、何となく用途ギミックが魅力的に感じます。

例によってですが…"やってみた"企画で。

一応の容でホルスターを入れてみました…このホルスター、ご存知の方いらっしゃるかと思いますが、当ブログ内でも"ゲテモノ"扱いしたDBT(ダイヤモンドバック・タクティカル)社 BattleLab Cross Draw Holster(Velcro Only)のモノです。
↓下記当ブログにて"微妙にクローズアップ"したときのリポート。
http://usarvtag.militaryblog.jp/e27354.html
で、当時"ワケわかんねぇー"的な事を書いておりますが、その直後、"Praetorian― Rapid Cutaway BallisticVest”のカマー部に対応している事が判明し、恥ずかしく思ったものです…(涙)。
(厳密にはモデルが違う様ですが…気が向いたら"追記"しておきます…)
で、懲りずに発言を許していただければ、今度こそ(?)"BW"社で逆にこのプレートに対応した"パイルのみのホルスター"が…多分…多分ですが…存在しないのでは???…と(汗)。
うろ覚えですが、ブラックホーク社に…あった…様な…無かったでしたっけ?????????

ま、ともかく驚いた事に、こんな所で存在感出してきました当ホルスターとのコラボ。
実際のトコロ、このホルスターが無くても充分に機能は果たしますので、問題は無いと思いますが。

全景…少し欠けてますが、少々大きいです。ちょいとした"プレートキャリアー"な大きさ…ですが、装着すると、注して不便はありません。と、申しますか、問題ありませんでした(勿論、個人差はあるかと…)。
で―  続きを読む


Posted by USARV-TAG at 14:37Comments(0)Blackwater

2008年12月25日

ブラックウォーターギア 3連マグポーチ No2

BLACKWATER GEAR
~ M4/M16 Triple Mag. Pouch ~

―その2…と云う事で。

(注;この記事はスパムの影響により一時下げていた物で、以前の物と同様内容です。)


お恥ずかしながら(?)ココ暫く、当ブログ・メインライターのTAC氏共々、ワタクシも多忙を極めており、なかなか更新出来ずしまいでした。
残念ながら、其れなりのオトナになると、心底時間に追われてしまう自分が不甲斐ないです(笑?)
ま、微妙な内情はともかく、久しぶりのエントリー(…と、云う程ではありませんが)で、新しいアイテムリポートも作成中なのですが、色々ひっくり返している内に、以前TAC氏がリーポート落とししていたのを思い出し、ある意味では"追記リポート"となりますが、もし、宜しければ…と。
↓前回"TAC氏"のリポート。
http://usarvtag.militaryblog.jp/e37578.html


以前からご愛顧頂いている皆様にはある程度ご存知かと思いますが、
"やってみた"企画的な要素も含みつつ。

"BLACKWATER GEAR ~ M4/M16 Triple Mag. Pouch "です。
"今更、ドウひっくり返してもポーチだろ"と言われればソレまでですが、一応の思いつきトライアルで遣ってみた所、興味深い点が。

フラップを取り外してみました。


…フィリピン製でした…。

昨今見られる多くのタクティカル用品より、若干柔らかい素材で出来ているのが気になり…
AKのマガジンを入れてみました。

奥の短いのがM4用のマガジン、真中がAK…手元にエアガン用のが無かったので、
実銃用で…申し訳ありません。


トップではなく、エンドを合わせるべきでした…何となく、サイズ差を察して下さい。

意外に余裕な感じです。

…もっとも、AKユーザーには"AKあるある"として問題の、
マガジンの爪が引っ掛かる等、有りはしますが、勿論、コレはAKユーザーなら当然のテク(―と、云うか"クセ")で、ポーチから出す折、軽く手首を"クイクイ"と捻れば何ら問題はありませんが。

無関係ながら、この"クセ"、M4系のマガジンでやるとマガジン落としそうになりませんか?AKのマガジンのクセをつけると、案外、マガジンの底の突起をアテにしてたりして…無いですよね…すみません(涙)。

AKのマガジン特有の湾曲さで少々前に出ますが、AKユーザーなら充分許容の範囲ではないでしょうか?

オープントップにするとカナリ"凶悪"なツラ構え(?)。先の、爪もあるし、アジャストもあるのでオープントップでも問題無い…かも知れません…実戦投入していないので何とも言えませんが…。


この収納方向はナカナカ無いと思うので、インパクトはあるかと。


…AK好きの方ならお分かりかと思いますが、マガジンの生産国が何本か…バラです…お許しを。
本来なら全部ロシア製にすべきだったかも知れませんが…出すのが面倒で(笑)。
旧ユーゴ製のは厚みが全然違うので余りモノの基準にはならなかったかもしれません。
せめて、ロシア製とポーランド製を入れて、ディスプレイにハンガリー、ユーゴ、東独…とすれば…と書きながら反省しきりです。どうかお許しを!!!!!!




文;MAC-Y  


Posted by USARV-TAG at 17:17Comments(0)Blackwater

2008年09月30日

ブラックウォーターギア 3連マグポーチ

BLACKWATER GEAR
~ M4/M16 Triple Mag. Pouch ~


 

 私が知る限り、ブラックウォーターギアの製品で多連装マガジンポーチと言うものがラインナップに殆ど無いんだよね。
他社ではダブルマガジンポーチの2連とか3連とかね、6本くらい入るものが割とあったりするんですが、ダブルマガジンポーチの単体とかね、そんなものしかないんだ。
 思想的には「単体を幾つもつければ同じじゃない?」と言うことなんでしょうがね。
ミニミ用のボックスマガジンポーチにはM4マガジンが6本入りますよなんて記述があったりするし、I-OチェストリグなんかはMOLLE対応になっているので装備につけることが可能になっていたりする。
 その様な物を除くとポーチとしては、M4/M16マガジンを3本収納するこの製品が単体で最も装弾数の多いポーチと言うことになる。
 形状としては昨今のタクティカル製品の中ではあまり見なくなったデザインと言えるね。
マリスクリップ全盛の頃に投入されたアメリカ陸軍特殊部隊なんかが一時使用していたSPEC-OPS社のマガジンポーチとデザイン的に共通している部分が多い。アメリカの中でデザイン的に主流になれなかったのには色々な要素があるのだろうけれど、1つにアメリカのタクティカル装備ユーザーの使用条件に合わなかった事が最大の理由じゃないかと思う。
 意外にもアメリカ以外の国で作られる同様のデザインを持ったポーチはそれなりに受け入れられているようだし、イラクでのアメリカ出身者以外のPMC活動で使用されている例が写真で出ている事もある。
 アメリカでも数社でこの形状のポーチは作り続けられているようなので一部に支持者がいることも確かな事だと思うね。


 マガジン3本用なので・・・まあ、3本入ります。写真では分かりませんが少し余裕があります。
 何でもカプラーを使用し、マガジンを連結した状態で収納しておくことが可能なんだそうですよ。


 フラップが大きく、ベロクロ部分に随分と余裕を持たしてある。汎用性を持たせたデザインと思われ、M4のマガジンに限らず収納することが可能だと思う。


 フラップ部分のベロクロ。


 マガジンを横に収納するタイプを見慣れると、フラップが凄く長く見えるね。収納形状が同じLC-2マガジンポーチに比べ小ぶりに見えるのもプラスチックの型が入っていないし、手榴弾を収納するギミックが無いからかな?
フラップは自由度が高いのでLC-2のように取り出しの際フラップが邪魔になることは無いのだけれど、その分完全に覆っていないのでマガジンは異物にさらされる。これは最近のタクティカルポーチ全般に言えることだね。何処で妥協するかと言う問題だと思う。


 左側側面、スッキリと収まります。縦にマガジンを収納するとどうしても厚みがでてしまう。
 カプラーを使用しないでマガジンを一本一本取り出し、残り一本の状態では若干空洞が出来すぎて、マガジンがポーチ内で不安定になる。これが厚みと共に弱点だね。


 右側にはテンションコードを調整する事が出来るよう絞りが付いている。勿論、マガジンがフラップを外した状態で脱落しないようにする為の物。必要な時にテンションをかけ、不要時にリリースできる点は自由度があって良いんだけれど、その余裕があるのか?と言うのが最大の問題だね、特にサバゲー中には・・・。


 テンションコードの調整部分は強度を持って作られていますね。このポーチでは使い込んだことが無いので分かりませんが、この手のテンションコードはあまり高い強度を持っていない場合があるので注意が必要だね。SPEC-OPS社のポーチでは強度が高かったのでおそらく大丈夫だとは思うんですけど。


 ポーチ自体には仕切りなどは無く、そのままマガジンを収納するようになっている。マガジン意外の物も収納できるところは良いね。


 写真のフラップの根元に付くナイロンテープ、フラップを織り込んで通し、ポーチをオープントップにする際に使用する。


 底にはグロメットが付いており、水抜き出来るようになっているんですね。当たり前の機能ですけれどね。


 見飽きた感もあるでしょうが、裏の装備への装着部分、既に何度も同様の物を載せているので、要らないのではとも思いましたが一応お約束と言うことで・・・。

 TEXT By TAC

   


Posted by USARV-TAG at 11:36Comments(2)Blackwater

2008年09月24日

BLACKWATER Hoodie

BLACKWATER ~Hoodie Parka~



 秋だね。今日はサバイバーな蝉を一匹見つけました。鳴いていなかったので何気なくでしたが、未だ残っていたんだね。
 思うのは蝉が生き残っているのが奇妙に思えるくらい季節が移り変わったと言うことだね。ほんの2週間くらい前まで近くの枝に沢山たかっていたのにさ。
 寒暖さが日々行ったりきたりして、少々風邪気味になったりね、夏が早足で通り過ぎたなと言うのが正直な感想だったりする。秋分の日も越えたことだし、そろそろスウェットの場所くらい確認していた方が良いかなと・・・思い立ちましてね。
引っ張り出してきた箱の中に入っていたのが“ブラックウォーター・オフィシャルのフードパーカー”だったりしたんですよ。


 
 まあ・・旬を過ぎた感もありますが、根強いファンがいるのも確かなので今更と思いながら、興味を持っている人を期待したりするわけです。

 これまた今更、この会社について紹介する必要もないでしょう。現在、この会社はイメージを一新するためか写真の旧ロゴから新ロゴに転換中だ。ほぼオフィシャルアイテムは新ロゴに移行していると言う話なので旧ロゴアイテムは入手ができなくなってしまっている。新ロゴの評判があまり芳しくなく、旧ロゴにイラク戦争の残像を観るためか、元々コピー品が出回っていたのだが、ここへ来てアメリカ国内でも旧ロゴを拝したコピー品を数多く見かけるようになった。

 イラクの情勢も最近イラク政権からアメリカ軍に対して、イラク国内法の遵守を求める通達があった様で、今後、場合によってはPMCオペレーターは言うに及ばずアメリカ軍でさえイラク国内法で裁かれる可能性がでてきた訳だ。
 今まで結構無茶なことをしていたPMCの活動はこうなってしまうと、著しい制限を受けることになり、これまでの様な活動自体が許される物なのか、今後の成り行きに興味が沸く所だね。


パーカー自体は特に特別な所は無くて、ロゴが付いている点が私の心を揺さぶる物だったりします。私の場合もやっぱり旧ロゴなんだよね。新ロゴよりカッコいいもの。
 パーカはアメリカ国内用と言うこともあり、サイズに対して大きめな印象だ。また生地も一般的に日本国内で見かけるパーカー類より厚めで、内側が起毛なので暖かくて気に入っていますね。


パーカー自体はギルディン社製ですね。アメリカ製Tシャツなどで一般的なメーカーのものですね。写真は少しハレーションを起こしているのでギルディンの文字(灰色で書かれている)が見づらいかもしれない。


ロゴは背面にも大きく入っています。生産が終わった物が好きな私にはこのロゴが一層いとおしく思えるんですよ。

TEXT BY TAC  


Posted by USARV-TAG at 23:19Comments(0)Blackwater

2008年09月21日

ブラックウォーター・ギア M3/Lg ポーチ

BLACKWATER GEAR M3/Large Flashlight Pouch

 


 私が普段愛用している装備の中で、結構お気に入りなのがこのブラックウォーター・ギア社のフラッシュライト・ポーチなんですよ。普段と言うのは日常生活でね・・・まあ、使っているわけです。
 街中は何処でも明るいし、私も以前はそんなにライトなんて持ち歩くことなかったんですがね。
昔は山登りなんかもしてましたから、常にフラッシュライトは所有していました。でも昔は大きかったしね、必要なときには軍用のL型ライトをベルトにクリップオンしてましたがいつも持ち歩くなんて考えもしなかったですね。
 昨今のタクティカルライトの流行で割と持ち歩いてる人多くなったと思いますね。
私がフラッシュライトを持ち歩くようになったのはミニ・マグライトを手にしてからですね。ポリス装備のブームで有名になる前ですから、かれこれ20年位は持ち歩いていますかね。
 持ち歩くと意外にライトって重宝する物なんですよ。それで便利さに気付くと明かりが欲しいときに直ぐ取り出したくなっちゃう、そして使い終わったら直ぐに収納できるようにしたい。
 ライトにこだわるとポーチにもこだわりが出てきてしまう。そうするとポリス用とかタクティカル用品がやっぱり使いやすい。
たまに、民間用ライトにポーチが付属してくるけど全然使い物にならなかったりするもの、ミニ・マグライトについてくるポーチさえ使いやすいとは思えないのでね。ここはチョッとこだわるトコなんですよ、私の場合ね。



 ブラックウォーター・ギア社製M3/Large Flashlight Pouch 本来はM3ライトとか大型のタクティカル・ライトなんかを収納するポーチですが、私はシュアファイアーの6Pを入れています。余裕が少しありますが、ライトケースが型崩れしにくいコーデュラナイロンなので非常に使いやすいですね。よく見かけるフラップ付きのライトケースではなくグリップをドットボタンつきナイロンベルトで固定する法式なので取り出しやすく、頑丈なドットボタンなので紛失の恐れもなくてお気に入りです。



 テールスイッチがむき出しになるので、ロック機構が付いている物が望ましいですね。シュアファイアーはその点、ロック機構が付いていますし、テールスイッチを押し続けない限り点灯し続けない仕様なので安心できます。



 結構、フルカバーではなくとも覆われている面が大きくてライト自体を守ってくれています。シュアファイアーは頑丈なのでボディーは心配していませんがライト部はガラスやポリカーボネットなんで、この部分だけは傷が入って欲しくないな。



 M3や大型ライト用なんで少し余裕がありますね。ブラックホーク社ナイト・オプス・グラディウスなんかも収納してみましたが入りましたCR123Aのバッテリーを使うものなら殆ど収納が可能なんではないかと思う。



 結構な勢いで使っているのでヤレが出てきましたが、頑丈な作りなので特に不具合になりそうなところはありませんね。



 本来、MOLLE対応型なんですが、私はベルトを通して使うため中央のみを通して使用しています。1.5インチ幅のベルトだったらベルトオン可能ですね。



 MOLLEにつける場合は全てのスロットを使用して固定すると、しっかり取り付けられますね。



 ブラックウォーター・ギアのロゴ。使用しているとMOLL用のタブの下になって見えなくなっちゃう。隠れたお洒落って言うコンセプトですかね。



 金属製のグロメットで水抜きを考えてある。ライト自体は防水性能を持っているが電気製品なだけにないよりはあるほうが心配がなくていい。



 TEXT By TAC





  


Posted by USARV-TAG at 22:56Comments(0)Blackwater

2008年07月18日

ブラックウォーター・ギア ダンプポーチ

BLACKWATER GEAR Dump Pouch


 あると重宝するのがダンプポーチ。不器用でものぐさな私は何でも突っ込めるいい加減さがとても気に入っています。
悩みどころはやはり主流がレッグポーチとして機能させるところかな、遮蔽物が低く、屈むことの多い日本のサバイバルゲームフィールドでは一寸使いにくい場面があったりする。
 この点ブラックウォーター・ギアのダンプポーチはアレンジの幅の広さでどの様な状況にも対応できるように設計されている。
この拘りは埋もれさせておくのが勿体無いと感じて紹介となったわけですよ。二兎追う物は一兎も得ずと言いますがどうだろうね・・・。
 

 ブラックウォータ・ギアのダンプポーチも外見上は他社製品と大きく変わる所がなく、サイズに関しても標準的だ。
以前からお伝えしている通り、その他の部分が非常に凝っている作りをしていたり、機能が追加されていたりと、欲張りな設計になっているのが、この会社製品の特徴なのですね。特にこのダンプポーチはその傾向が強く、おそらく最もその携行が強い製品なのではないかと私は思っているんです。


 側面にはMOLLE対応のテープが付いている。小型のアクセサリーを追加するのにはとても良いが、割と移動時にぶつけてしまう位置なので壊れやすい物を取り付ける事に関してはお勧めできませんね。
 ポーチ自体の厚みも標準的できれいに並べればM4のマガジンが結構収納できます。4から6本が適当ですかね。




 ダンプポーチと言うこともあり、他社製品に多くみられるマガジンを差し込むスロットと収納物を取り出すための大きく開くジッパー開閉式の口の二つが装備されていますね。素材はナイロンで内側に防水加工が施され、下部にグロメットが2つ付いている。


 最大の特徴はこの取り付け方法の多さ。まず、これだけの方式に対応するダンプポーチはないのではないかと思う。




 最も一般的なベルトループ式の取り付け具、ベルトにベロクロとドットボタンで巻きつけ吊り下げて使用する。 ユティリティーベルト等の厚みがあり、幅の広いベルトにも対応できる。また、ベルトの裏地にベロクロのある物を選べば固定も万全だね。
 レッグベルトも付いていますので、最も一般的なダンプポーチスタイルとして機能させることができますね。


 Load Bearing Beltに対応するシステム。Molleの幅に合わせた2つのナイロンテープがそれ。Load Bearing Beltについては昨日ブログで書いているので其方をご覧になってください。勿論、細いベルトに通すこともできます。二点で保持できるのでレッグベルトと併用すると安定感があって、私はこちらの固定法がお気に入りですね。




 他社製品ではあまりお目にかからないMOLLE固定ができるダンプポーチです。固定法はブラックウォーター・ギア独特の物だが、一般のMOLLEに対応しているので、他社製品のプラットフォームにも対応しています。

Text By TAC  


Posted by USARV-TAG at 16:47Comments(0)Blackwater

2008年07月17日

ブラックウォーター・ギア PVS-14 Pouch

BLACKWATER GEAR PVS-14 Night vision Pouch



 現代の戦闘において、暗闇の持つアドバンテージは徐々にその効力を失いつつある。理由は簡単、ナイトヴィジョンの支給率が格段に上がったこと。今やアメリカ軍では個人装備品の中で基本装備になっていると思えるほどの支給率だね。
 月明かりの下での戦闘で夜間暗視装置の装備の有無は結果に大きな差を生むことになる。実際、これまでの戦闘の歴史を見ても同一条件下では持つ者と持たざる者が対峙した時、持たざる者に勝機が訪れることはまずなかった。多くの場合、持たざる者には悲惨な結果が用意されているのが常である。
 それ程、効果が期待できる装備だからこそアメリカ軍はその整備を進めてきたのだと思う。今やソニーなどのビデオカメラについている機能でさえ、開発初期の第一世代より格段の性能向上をみる事ができるご時世だよね。


 ポーチ自体は高額な精密機器を持ち運ぶ事を前提にクッションを入れてありますね。夜間戦闘の生命線とも言える装備ですし、価格が下がりつつあるとはいっても、まだまだ高価な代物です。
 ブラックウォーター・ギアの装備は発売当初、この周りのものに干渉しずらい角の取れた新デザインのファステックを採用していることで評価を受けていたが、生産性とか普及率の問題か、その後あまり見かけないな、このファステック。


 レンズが当たるからでしょうかね。下部に付いたグロメットは中心線から大きくずれています。他社製品との比較ができないのでわかりませんが、他社の物でもこんなデザインでしたっけね?


 ブラックウォーター・ギアが採用しているのはやはり、この形式の装着法ですね。


 内部の写真です。ゴムバンドをループ状に縫い付けてあります。


 PSV-14用のポーチとは言え、PSV-14を運用している人なんて殆どいないでしょ?
 使い勝手のよいサイズのポーチですね。クッションが入っているので一寸、ぶつけて壊したくないものなんかを入れて置くのに重宝します。一般的な装備になっているのでゲームなんかでは装備品のアクセントとしてポーチだけでもつけていると一寸良い感じ・・・。難点は上蓋が結構タイトにできていることかな、埃や雨水の浸入を抑えたいのかもしれないんですが本体と上蓋がほぼピッタリなのでちゃんと噛み合わすのにはコツが入りますかね。

Text By TAC
 
  


Posted by USARV-TAG at 23:10Comments(0)Blackwater

2008年07月17日

ブラックウォーター・ギア I-O LB ベルト

BLACKWATER GEAR I-O Load Bearing Belt


 私がね。密かに注目しているのがMOLLE装備に対応しているベルト。色々なタクティカルギア・メーカーが製作しているし、特に最近出てきた新しいカテゴリーでもない。
呼び方も定まっていなくて各メーカーで勝手に呼ぶものだから、電話で話している時に相手とイメージを合わせるのが大変なんだ。メーカーによってMOLLEベルトとかアクセサリーベルトとか、ブラックウォーター・ギアのようにロードベアリング・ベルトとかね。
 最近ではブラックホークからもリリースされ始めたようなので日本のショップでも見かけることがある「ああ・・あれね。」と思う人も多いだろうね。
 どうも日本では今ひとつパットしない評価のようだけれど、アメリカではそこそこ売れていてシューターが良くしているのを見かける、だからこそアメリカメーカーが色々と考えながら製作しているんだろうけど。


 Molleプラットフォームの側。つまり外側になる部分ですね。プラットフォームは背面と左右側面そしてベルトバックルが付く正面の4つの部分で構成されている。


 裏側。裏側は一体式になっていて、クッション性のある素材が内包されているように思う。

 このベルト、結構使い勝手が良い。ゲームと言うより日常でね。ユティリティーポーチやEODバック、マガジンポーチを組み合わせたりして、ウエストポーチの代用として使って重宝していますね。お勧めはカーキのパンツにはODや黒などの色を合わせると見た目にもシティーユースぽく演出できる。・・・と思っていますが周りからは軍隊キチガイ扱いされたりします。


 コの字型に型がはいているようだ。これはそれ程硬い物ではなくて装着すると体の形に合わせて曲がるので問題はないですね。型が役に立つのは装備品を装着する際で真っ直ぐになった面は楽に装備品を取り付けることができる。


 ベルトのウエスト調整はフロントファステック部分の調整機能で行う。結構余裕があり、調整幅は広いが、あまりにも調整用のナイロンテープが余ってしまうようなことがあったら、切ってしまう位の思い切りも必要かもしれない。


サイドのプラットフォーム。


背面のプラットフォーム。
リアに2個、フロント左右に1個づつD型の金属製リングが付いている。他社メーカーで同じような物が付いているものがあり、サスペンダー用とされているのでおそらく同じ機能を求めているのだと思う。


 サイドとリアのプラットフォームの連結部分はこの様になっている。装着するとあまり窮屈な感じがしないのはこの裁断に秘密があるのかな。


 背面のプラットフォーム裏側。黒い布は若干、滑り止めの効果が期待できる素材。


 黒い素材にはベロクロが付いており、こんな状態。これだけでは何のための機能なのか分からないですね。
I-Oの銘が打ってあるものは全て一体化できるシステムなっているときいているので、I-Oバックパックなどに連結する時に使用するのかもしれない。
DBTが同様のシステムでアクセサリーベルトをリリースしており、3DAYバックパックのウエストベルトとして機能するようにデザインされている。


いつも載せているのでロゴも・・・。

Text By TAC



  


Posted by USARV-TAG at 15:26Comments(0)Blackwater

2008年07月17日

ブラックウォーター・ギア ラージポーチ

BLACKWATER GEAR - Large Utility Pouch


 外見上はオーソドックスだけれども何処か独創的な装備品と、何度もブラックウォーター・ギアのアイテム類を紹介してきたように思う。そんな中で最もその形容に当てはまるのがリリースされる単品の装備品類だと思う。
 使いやすいのか、使い物にならないのか個人の評価は分かれるかもしれない。
通常の使い方にはなんら問題はないと思う、実際使ってみてそう思うのだが、戦場と言う極限状態での使用にどの様な判断が下されるのだろう。興味のあるところだね。


 基本的には一般的なユティリティポーチと同じと考えてよい。内部に簡単な防水加工が施され特に仕切りやポケットなども付いてはいない。表面も見て分かるようにMOLLEが付いているわけでもないので、やや古いデザインと感じてしまうが、他の物と干渉してしまうのが嫌いな私としてはMOLLEでポーチ類が追加できないと言ってもさほど不便を感じはしませんね。 
 ラージサイズとの事だが他社メーカーのミデアムサイズ同等程度の大きさ。




 装備品への取り付け部分が最大の特徴になる。旧式のSDSシステムにこの様なスロット式を採用した取り付け方式を見かけたことがありますね。手に入れたことがないので何ともいえませんが・・・。
 装備品へ編みこむようにして取り付けると不安を感じませんし、意外にナイロンテープが柔らかいのでそれほど苦労もしないです。但し、スロット部分に関しては硬質の素材とは言え布一枚なので付けたり外したりを頻繁に行うと耐久性に問題が生じるかもしれません。
 ドットボタンがなくタブを差し込むことで固定するタイプの方法は80年代後半からモジュラー装備の研究過程で随分目にすることが多かったんですが取り付け、取り外しが簡単な分、下から装備を突き上げられるとリブが外れてしまう可能性は否定できないですね。編みこんであれば直ぐに本体自体を紛失してしまうなどと言うことはおこらないですけれど。


 本体自体は非常にオーソドックス、他社メーカーの製品と大きく違う所はありません。


 開閉を行うジッパーはループ式のタブを採用しているので手袋をつけたままの開閉でも非常に簡単に行うことができます。ジッパーも作動がズムーズで好印象ですね。


 一応会社のロゴが付いています。台紙にしか書かれていませんが、製作を担当するメーカーは幾つかのブランド装備品の縫製を請け負っている会社ですね。ホルスターや警察用装備品で有名な会社の製品も製作しているので縫製技術は信頼できると思っています。

Text By TAC

  


Posted by USARV-TAG at 00:56Comments(0)Blackwater

2008年07月16日

ブラックウォーターギア I-O ZIP VEST Vol.2

BLACKWATER GEAR I-O Zip Vest ~Vol.2~

 今回は前回の続きで紹介し切れなかった I-O Zip Vest の各部機能について書くことにします。
外見上の特徴については前回のVol.1で述べているのでそちらも見て下さい。


 タクティカル・ベストは各ギア・メーカーが色々な使用条件を想定してデザインしているので、本来は多様性を持っているのだが、タクティカル製品も市場の原則の中にあって価格や生産性、顧客からの要求等によって段々と淘汰されデザイン的にも似た物が多くなる傾向がある。ブラックウォータ・ギアは機能的にブラックウォーターの要員からもたらされる要求をフィードバックしながらデザインされている為か、欲張りとも取れる機能が詰め込まれている。
 ありそうでなかった独特の機能は個々人の好みによると思うが非常に冒険的な試みだと私自身は思っています。


 フロントジッパーをひらくとベストの正面が双方ベロクロで固定されています。


 ベストの合わせ部分の裏側。 大きなベロクロが付いています。

 勘の良い人ならお分かりでしょう。これは耐弾素材を収納する袋になっています。着脱式で必要のない場合には外しておけるようになっています。5.11タクティカルでも一時期にタクティカルベストにレベルⅢの耐弾素材を内包したものがリリースされていましたが、タクティカル・ベストに防弾性能を追加する目的でこのベストはデザインされているのです。


 左側の裏です。防弾素材を内包するパックが上下から外れないようにベロクロ付のタブで押さえ込まれています。


 この様に完全に着脱することも可能です。低危険度の任務で使用しない事を想定していると思われますね。




 上の写真はベストの合わせ部分に取り付けるための大型ベロクロが付いている面です。
 下の写真は脱落を防止し、固定しておく為の小さなベロクロが付いている面です。


 背面のパネルの裏側の写真です。見難いですがべロクロの付いたスロットがあり、防弾素材を収納することができます。


 スロット部分の拡大。差込口が大きくとってあるので出し入れは容易でしょう。




 肩口の調整部分。写真の位置は背面となります。ショルダーストラップの裏側にはベロクロが付いており、現在最大位置にしてありますが、本来はベロクロ部分までショルダーストラップを引っ張って固定し、ナイロンテープを金属の四角い金具で折り返して調整します。
この方式はベストの重量が大きくなることを考慮して作られているのでしょう。
 ドラッグハンドルも装備しています。


 ベストの下部に四角いプラスチックが付いています。ベルトなどを固定する物ではないかと思う。



 ベストに防弾性能を併せ持たせると言うコンセプトは今までも幾つかのメーカーで試みられてきた手法だが、プレートキャリアに収納を持たせると言うコンセプトの方が一般的に受け入れられてきたし、低危険度ではソフトアーマーの上にべストを着用する対応が広く受け入れられてきた。
 一般の人には実弾で撃たれる予定ないし、との声も聞こえそうだけれど・・・。
常に撃たれる可能性のある人たちが選択肢の中のひとつとしてこの様な物を開発してきたと思うと・・どう?。面白いと思いませんか?

Text By TAC

  


Posted by USARV-TAG at 19:38Comments(2)Blackwater

2008年07月15日

ブラックウォーター・ギア I-O ZIP VEST

BLACKWATER GEAR I-O Zip Vest
With Quad M4 Mag Pouches~Vol.1~



 ブラックウォーター・ギアの製品が日本のショップから姿を消してから、あまりにも製品の情報が入ってこなくなった。当たり前と言えば当たり前か・・・。
 ブラックウォーター社の研究部門からオペレーターたちの意見をフィードバックして作られると言う装備品は当時、注目を集めていたのだけれど、供給体制や価格、懲りすぎたデザインなど色々な要素が組み合わさって、当のアメリカ国内でも成功したとはいえない。
 日本のショップが取り扱いをやめた頃には、まだまだACUやマルチカム装備品類が出揃う前で全ての商品が紹介されていたわけでもなかった。
 今回のジップ・ベストも日本で取り扱いが減少した時期に発表されたアイテムなので、一部の輸入ショップが持ってきた以外はあまり知られてはいないのではないかと思う。
 このブラックウォーター・ギアと言う会社、「デザイン的に面白い物を作るな」との感想を持っている。私自身はね・・・。
 



 Tactical Vest のデザインとしては外見上あまり特筆する物もなく、必ず必要とされるM4用マガジンポーチが正面についてくる。付属ポーチ類は全て縫い付けであり、移動することはできない。マガジンポーチ自体はダブル・マグポーチでポーチだけで合計8本のマガジンを収納することができる。
 銃床を肩づけした際に安定性を確保する為に両肩に滑り止めの加工がしてある。これは使い方次第なんだろうが、好き嫌いの分かれる所だと思う。私の様に右肩にだけ付いているだけで十分と言う使い方しかしない人もいれば、実際の訓練されたCQB要員のように左右で撃ち分けられますと言う人もいるだろうしね。
 ポーチの上に2本MOLLE対応用のナイロンテープ、その上はベロクロが縫い付けられている。


 両肩に施される滑り止め加工は他社製品と同等の物で、現在多くのメーカーが採用している所を見るとほぼ生産性と価格を考えたときに上手くバランスが取れているというところなんだろうね。
 昔のタクティカル・ベストにはスウェード用の布が張ってあったりしていたので随分と進歩していると思うな。


 写真のようにM4/M16のマガジンが2本収納できますね。本体にゴムテープが付いていますのでマガジン一本でも脱落しにくくなっていますね。ゴムテープはかなり硬く当りが出るまで一寸、苦労すると思うんですけど直ぐにヤレが出て役に立たなくなっちゃうより良いと思いますよ。マガジンポーチ本体の一番下についているナイロンテープは正直の所、何を目的についている物なのか分からないんですが、おそらくはフラップを通しておいて、作戦時意外に不意にフラップが開いてしまうことを防ぐのではないかと考えています。


 デザイン的にスッキリとしており、MOLLE対応のテープが付いているのでアレンジの余地が残されている。ゲームで使うことを考えれば、ブラックホーク社やイーグル・インダストリーのTAC V-1ベストなどの定番アイテムでは肩付け位置の直ぐ下にユティリティーポーチが付いているので、時にサイティングの障害となりうる。特に日本の低い草木が密集する河原などのフィールドでは屈んだ姿勢での射撃が多いのでその傾向が強いと思っているんだけれど。


 実は左右のポーチの下にはベロクロで開閉するポケットがある。分かりやすいようにマガジンを入れていますが、おそらくは書類や地図など取り出しやすく、無くしてしまいたくないを入れておくのではないかと思います。マガジン2本分の面積なので結構重宝しますね。シンプルな外見ですが結構、複雑な作り込みをされています。


 フロントジッパーの裏側に2段式のポケットがある。上の部分、丁度、MOLLE部分の裏側にはM4のマガジンが1本入るスペースが作ってあり、下段はマガジンポーチの裏側に当たる。下段のみベロクロ開閉式となっており、左右に同じコンパートメントを有している。


 こちらも同じ部分だけれど、位置関係が分かり易いようにべストの形が分かるように写真を撮ってある。大きな面のベロクロを何に使うものなのかVol 2で説明するので、今回は割愛します。


 忘れていた!!マガジンポーチの横にユティリティーポーチが付属している。こちらも縫いつけられているのでマガジンポーチ同様に移動して使うことは出来ない。左右共に同じデザインです。


 最後に背面の写真です。現在の調整が最大になっているので、肩口のベロクロが見えていますが実際の調整をすると殆どの日本人ではベロクロ部分が露出することはないでしょうね。
 背中一面はMOLLEによるアレンジが可能になっています。調整部分も結構あり、調整幅も他の製品に比べると大きくとってあるのである程度の範囲ならどの様な体格でも対応できると思いますね。

このI-Oジップ・ベスト幅の広い設定色があるようですね。確認しているだけでも、Multicamの他にACU,カーキ、黒、レンジャーグリーンなどあるようです。Vol. 2.に続く・・・

Text By TAC

  


Posted by USARV-TAG at 18:20Comments(2)Blackwater

2008年07月14日

ブラックウォーターギア タントーナイフ

BLACKWATER GEAR TantoⅡ

 あれあれ・・仕事にかまけて、ブログをサボっている内に1ヶ月以上経ってしまいましたよ。言い訳にしかなりませんがね。光陰矢のごとしとでも言うんですかね。
 凄く久しぶりに日曜日に時間があって、今頃?冬物を仕舞ったりしていたんですよ。
仕事が忙しかったとは言え、一ヶ月の期間ですから、色々ありましたね。その中で出張で大阪へ行ったんです。立ち寄ってきましたよ、道頓堀の「くいだおれ」。閉店の3日ほど前でしたかね。客足が遠のいたので閉店と言っていたようですが、凄い混み様でした。太郎なんか写メの嵐で凄かった。
 料理は普通でしたが、まぁ・・当たり前ですか。庶民に愛されたレストランと言うことで、あの味で育った人に特別の物なんですからね。物見胡散の私が何か特別な物を感じるわけもない事は分かっていたんですけれど。
 今年に入って東京でも上野駅前のジュラク(漢字が出てこない)と言うこれまた庶民が愛したレストランが閉店したりと昭和の記憶が駆け足で消えてゆくことには何となく惜しい気がします。思い入れはこちらにも無いんですけれど・・・。
 

 以前から2,3の装備品を紹介してきた、ブラックウォーター・ギア。今回はナイフ。
極端に取り扱いが減ってしまった、この会社の製品なんで、もしかするとあまり知られていないのかも知れない。
数年前までシースタイプのナイフは随分と広告などで見かけていたので、知っている人も多いと思うのだけれどフォールディングタイプはそれ程、取り扱いが多くなかったのではないかと思う。
 当のアメリカでもブラックウォーター・ギア製品の取り扱い店舗はさほど多くなく、全商品を扱うようなショップを知らないので、一体、どのくらいのナイフモデルがリリースされてきたのか不明なんです。
 今回のタントーナイフも手に入れたときにはTantoⅡとなっていたので、古いモデルが存在していたのかもしれないが全く認識していなかった。


 ブラックウォーター・ギアのナイフは確認している限り、ベンチメード(BENCHMADE)社に委託して製作している。ベンチメードは、あのバタフライナイフ、バリソング・シリーズで日本でも広く知られるメーカーになった。
 硬質でやや柔軟性のある素材を使った同社の製品は非常に私自体は信頼している。
前述のバリソングは東京都条例で規制されるまで発売初期から約20年間、私がキャンプや野外の戦争ごっこなどに常に携帯していて、刃の耐久性などに良い印象がありましたね。都合、二本のナイフを所有していましたよ。
 話は戻って、このTantoⅡは全長が25cmに満たない程度で汎用として使うのに丁度良い感じ。
全体的にシンプルな作りだがしっかりとしていて、耐久性に不安がない。


 ブレード部分は黒い塗装が施され、ブラックウォーター・ギアのロゴが入る。ベンチメードのロゴ自体は入っていない。
実は私自身はタントータイプのナイフは初めて手にしたので使いやすい物なのかは良く分かりません。
刃は10cm程度なので迫力には欠けるのだが、実際使用すると、このくらいの物の方が比較的使い易い。
厚みも十分で実用上の不安がないですね。


 グリップは一枚の金属を加工し、二枚を合わせスペーサーで刃の収納容量を確保している。
簡素な作りなんだけれど、パーカーライズド塗装となっていて滑りにくく、グリップ感は良好。塗装が落ちてくると、どの位、この印象が変わるのだろう。
グリップ部にもロゴマークが入っています。


 刃を収納すると13cmほどになる。ポケットに収まる一般的なサイズだ。


 反対側にはこの手のナイフにはありがちなクリップが付いています。このクリップ慣れるまで、私はあまり好きになれなかったのですが、今となっては付いていないと気がすまないほど気に入っていますね。
 裏側のフレームにスリットが入っているのが分かるでしょうか?次の写真でも説明しますがブレードのロック機構なんですね。
板バネがロック機構として使われることが多いように思うのですが部品点数を少なくする設計なのか、フレームにこの機能を併せ持たせています。あまりナイフには詳しくないので分かりませんが、ベンチメード特有なんですかね。
いじっていて折れてしまったらと考えると怖いです。


 ブレードを開くと写真のようにフレームの一部がロック機構として機能します。よく見かける板バネよりも厚みがあり、その分確実なロックがかかるのですがリリースの際に外側へ戻さなくてはなりませんので、一般的なものより収納に勇気と力が必要ですね。折れてしまうと言う悪夢に悩まされそうです。


 付属のマニュアルです。別段たいした事はありません。生涯保障を謳っているので、少し安心できます。


 箱です。デザイン的にもカスタムナイフとしての高級感を演出していると思うんですが、アメリカのショップって扱いが悪くて最初からぼろぼろでした。


 箱の裏側です。唯一、ここでべンチメード製であることが分かりますね。

TEXT By TAC
   


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2008年04月06日

ブラックウォーター トラベルマグ

BLACKWATER Travel Mag Cup

 

 私が愛してやまない、ブラックウォーターの旧ロゴ、このトラベルマグカップも新ロゴに移行してしまいましてね。
もう手に入らないと思うと、全く寂しい限りだ。ステンレス製のトラベルマグは一般的にも良く売られていて、私の事務所でも使用している人を見かけますね。デスクワークでは冷めにくかったり、保冷が利いたりと少量をいちいち継ぎ足さなくても、それなりの量を机の脇に置いて置けるし、飲み口を閉じておけば不意に倒してしまったり、こぼしてしまって書類に被害が出にくかったりするので非常に重宝するね。
 この合理的で非常にルーズな感覚はアメリカ的だなと思う。日本でこんな物を初めに考案したら無精者と思われてしまいますよ。


 市販になっているステンレス製のマグにロゴを入れいるだけです。特に防弾性能があるわけでもない。
日常的に使えて、まぁ~仕事に疲れたときに趣味の世界に入れるという癒しの効果は高いですね。私の場合ですが・・・。
日本ではロゴを知られていないので反社会的だとの批判を受けることもないでしょう。よく、登山アウトドアメーカーのJACK WOLFSKINと間違われます。
 

 上蓋もいたって普通、飲み口はスライド式で締めて置けるので保温性を高めるほか、多少の傾きで中身が出てきたりしないね。

Text By TAC  


Posted by USARV-TAG at 11:09Comments(0)Blackwater

2008年02月28日

ブラックウォーター / 5.11 プロフェッショナル・ポロ

Blackwater / 5.11 Tactical Professional Polo

 ここのところ全国的に寒が戻ったり、強風が吹いたりと春は遠いな~。と思ってみたりしていたんですが、近所の梅が咲いていて意外に近いところまで来ているのかしらと、ええ・・・気を取り直したりしているんですよ。
 そういえば、自棄(ヤケ)酒が過ぎてね、先日朝の5時ごろに帰宅する途中、東の空が明るくなり始めてましてね。
日も随分戻ってきているのだなと感じていたりしてたんですよね。もうすぐ暖かくなるんだな~。とね。
 人間と言うのは、特に私はそうなんですが、結構先を見越して行動しているようで意外に五感に頼って物事を決めていたりするように思うわけです。荒唐無稽ではなくて『気温が30度超えるとビールの出荷が延びるよ。』とか『前日に比べて5度以上気温が下がると鍋物が売れるよ。』なんて統計上にも証明されているんですね。
 私の場合はね、昼間が暖かくなり始めても「夜寒いから」と冬物をしまわなかったりするんですよ。夜桜で花見会をした写真なんて殆ど冬みたいな格好で写っていますね。5月ごろになると、さすがにそろそろ季節物の入れ替えだなと思い始めるんですが梅雨に入ると寒い日があるので思いとどまったりしてます。
 だからね日本の短い春の時期に着る物に袖を通す機会は殆どありませんね。春の暑い日にはいきなり夏服を引っ張り出したりしますしね。まぁ~冬物と夏物が混在している期間が私の場合あるんですよね。えっ!!不精なだけですか?
 それは言わぬが華でしょう。花、そうそう、梅の花を見たんでしたよ。近所でね。それで春物の季節が近いんじゃないかと、それで今年こそは春にしか着れない物を着ようじゃないかと、こう思いましてね。用意してみましたよ。ブラックウォーター社がリリースしていた5.11タクティカル プロフェッショナル ポロ 長袖バージョン。




 ブラックウォーターのポロシャツと言えば、一時期はやった黒と灰色の民生品ポロシャツにブラックウォーターの刺繍が入った物が有名だね。ブラックウォーターではこのポロシャツのほかに5.11のポロシャツをベースにしたバージョンがある。
こちらは半袖のタクティカル・ポロとプロフェッショナル・ポロの2バージョン、長袖のプロフェッショナル・ポロが今までにリリースされているのを確認している。
 時々、モデルを変えてみたり、違う色で作ってみたり生産を取りやめたりするので全てを把握するのが難しいのだけれども、現在はどうも長袖ポロの販売は終わってしまっているらしい。また半袖のプロフェッショナル・ポロの販売もしていないようだ。
長袖ポロはあまり日本では馴染みがない様に思うが、ブラックウォーターの写真では確認されているので知っている人は知っていると思う。


 上の写真の2色の他に本来、ブラックとグレイがあった。以前のイベントで売ってしまい、今現在、手許にあるのはこの2色。
ブラックウォーターの販売所でも欠品しているか生産終了していて、今のところお見せできなくなっているんですね。




 ロゴマークこれがついてないと話しになりませんね。面白いのは緑のバージョンポロシャツでは、確かに緑色はこの長袖バージョン以外ないのですが、他のフード付きスウェットパーカーとキャップの緑では文字と熊の手が白になっています。製品によって緑色だけが文字色が2通りあるんです。
 5.11の製品タグが付いているの分かります?


 5.11のポロシャツは背面に刺繍で5.11Tacticalと入ります。普通の5.11物でもそうですよ。


 5.11Tactical Professional Poloは肩にペン刺しが付いています。ただし5.11Tactical Poloのように無線のリモートマイクを取り付ける肩のスロットはありません。また襟の作りが両モデルでは異なりますね。


紙タグの中身です。ポロシャツの裁断が分かるようにイラストが付いていて、一目で特徴が分かるようになっていますね。
色あせず、しわにならず、縮まないが売り言葉。確かに高いですが、通常のブラックウォーターオフィシャル・ポロよりも作りがよく、色あせしませんね。逆に普通のものは色あせしすぎますよ、ボタンホールもあてにならなくなるし、留めて家からでるとすぐに外れてしまったりしていますよ。こういった点で5.11ベースの方がお勧めですね。

 
Text By TAC


 

  


Posted by USARV-TAG at 19:47Comments(0)Blackwater