2008年03月10日

イラク戦 EOD パッチ 

EOD Unit Patch IRAQ

TAGのEODチェストリグの記事を書いたので、ああっ・・EOD関連の品がもう一点あったなと思い出しましてね。例によってデザインが気に入っているワッペンですよ。
 EOD(爆破物処理)、日本ではあまり興味のある人はいないね。なんか戦闘歩兵の陰に隠れると言うか、こう黒子的な扱いですね。実際の軍隊では高度な技術を持った一流の兵士と言うか専門知識を持った軍人と言う感覚が強いんだけどな。
 EODと言うのはテレビでよくやっているじゃない。青いコード、赤いコードのどちらを切るの?なんてさ。知識と技術を駆使して爆発物を解体してさ、最後は運任せ??って・・・“おい!!”
 テレビドラマの話はしょうがないとして、非常に危険度が高い任務である事は間違いない。爆発物は日々進化しているし、メインの爆弾にトラップが仕掛けてある、そんな事も普通に起こる。あらゆる爆発物に精通し、製作者の意図を読み取りながら解体作業を行う、それも静電気一つで爆発するかも知れない危険な物に自分から近づいてだよ。
 それ故、他の兵士からは一目置かれる存在だね。あまりに危険だから現在、爆破処理用の遠隔操作ロボットの実験をアメリカ軍は必死でやっているわけだ。
 EODと言っても技能だからね。本来は歩兵科だったり、工兵科だったりする人が技術学校へ行って取得してくる物だからね。当然、爆破工作にも精通した上でEODを取得することになるんだけど、この爆破工作兵は特に特殊作戦で重要な位置を占めているね。今でこそレーザー測定器で航空支援攻撃を受けるシステムが確立されているけれど、対象物破壊任務に爆破工作兵は欠かせない。ステルス機の登場によるレーダーサイトなど重要固定目標物の無力化が空爆で容易になったとは言え、彼らの重要度はあまり変っていないですね。
 結構居ますよね工兵出身の特殊部隊員なんていうものも・・・私のコレクションにあるのはベトナム戦時の物だけだけど。

イラク戦 EOD パッチ 

 どうもこのEODの部隊章はオーストラリア軍の部隊らしいですよ。EOD-IRAQとだけしか入っていないのでなんともいえませんがね。デザイン的に好きなんです。これは何かアメリカンコミックか何かで描かれているキャラクターらしいんですよ。
実はこのデザインはベトナム戦争時にも多く使われていて、結構見かけます。ベトナム人風にアレンジしているものはCIAとの関係が深く特殊作戦用に情報を提供していた陸軍情報部分遣隊の部隊章としてありましたね。
 このキャラクター危ない人物らしく手に爆弾とかナイフとかピストルとかを必ず握っていますね。
イラクの現場でEODが出てくるかはよくお分かりですよね。ええ・・非常に爆発物による攻撃が多い。仕掛け爆弾も手製から既存爆発物を改造したものなど色々ですし、自爆テロなどでも爆発物が使われていますね。
 あの戦場に治安維持活動として先方を切った各国軍隊はEODを相当数派遣していると思います。

Text By TAC








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