2009年01月29日

Maxpedition Devildog ~Vol.2~

Maxpedition Versipack Devildog ~Vol.2~
 
 引き続きMaxpedition Versipack シリーズのDevildogについて書いています。
Maxpeditionについて書くのも今回で何回目になるんでしょうね?最初は何となく持っていた物をいたずら半分で書いてみただけだったんですけれど、意外と知られていないだろうと思っていてね。
今や検索キーワードで見ても上位にランクされていたり、面白いものですね。時折、輸入専門店なんかでは見かけることもあるんですが、やはり正規輸入されているMagforce シリーズの方が宣伝もされているし、なんせ絶対量が違うでしょ。
 まぁ、そうこうしているとね、色々な人たちの情報とかも入ってくるもので、“Magforceにない色が欲しくてMaxpeditionを買っている。”とか”日本にないモデルが気にいっている。”とかね。インターネットみたいなデジタルな情報端末の発信が人の生の声で返ってくるのも面白い現象だとね。こう思うわけですよ。

Maxpedition Devildog ~Vol.2~


 付属のショルダーストラップを装着した所です。本来はウエストベルトを格納して使うものですが、あえて出したまま写真としています。ストラップにはショルダーパッドも装備してありベロクロで取り外しがきくようになっています。私はウエストバッグをショルダーバッグとして使うメリットを感じないんで使ったことは無いんですが、汎用性を高め状況によって使い分けが出来ると言う点を評価する人もいるんでしょうね。実際ショルダーバッグの利点も理解しているつもりなので悪くはないと思うんですがね。
自分はショルダーは以前紹介したJumbo Versipackを所有しているので、使い分けているんですよね。

Maxpedition Devildog ~Vol.2~


 メイン・パックも蓋の裏側には2段になったポケットが付属していますね。一段目がパック幅と同じポケットで二段目が半分で仕切られています。二段目は丁度、1インチのナイロンテープが見える部分がそうですね。ナイロンテープはクリップなどの付いた小物に対する補強だと思う。意外と市販の山用品などではこの部分が薄いナイロン布が使用されていてクリップで留めるライトやユーティリティーナイフ等を留めておいても脱落しやすかったり、安定しなかったりと不満のあることが多かった、このポケットはクリップ止めを想定して作られているだけあってその様な不満とは無縁だ。蓋側のポケットは取り出しやすい反面、可動する部分なので内包物が脱落してしまう事があって使用に不満がでることが多いがこのポケットはその点で優れていると思うな。
 鍵などを取り付けるランヤードも付いています。私はあまり使いませんが・・・。
パック自体は、まぁ大きく開く方だと思います。ウエストバックとして立ったまま荷物を取り出すことを考え、開きすぎると荷物が落ちてしまうし、開かないと取り出せないしね。良い所でバランスをとっていると思いますよ。
 フラップが開ききってしまわないようにストッパー機能を併せ持つ折りたたみ式のナイロン布が追加されているだけでなく、この布が不意に小物が落ちてしまうことを予防してくれます。
 フラップ自体も硬質のナイロンで製作されているため反り返ることなく開くので、これも取り出しの作業に貢献してくれます。

Maxpedition Devildog ~Vol.2~


 メインパックの背面側にはナイロンメッシュのポケットが付きます。縁にナイロンテープがこちらも装備されクリップつきの小物を保持することが考えられていますね。あまりに小さな物などを収納するのに便利で紛失を防いでくれます。メインパックの奥に当たりますのでメインパックにいれている荷物を避けて取り出すのですけど、上記の蓋が大きく開くことや脱落防止のテープの機能と相まって特に支障を感じることは少ないです。思ったより取り出しやすく使いやすいですね。勿論、メインパックに小物を積み重ねておかない等の配慮が必要ですが・・・。

Maxpedition Devildog ~Vol.2~


 小型ポーチ部分の中身です。厚みが3cm程度で写真の通り、大きく開くのでナイロンメッシュのポケットをメインに使っていますね。私はこの部分に多くの小物を入れることが多いので不意に中の物をばら撒くことを恐れての使用ですが、大き目のものであればメッシュポケットを使わずにそのまま入れておいても問題はないですね。大型ウエストバックの欠点として一番外側になる部分をぶつけやすくなると言うことがあり、あまり壊れやすいものを入れないようにしていますね。メインパックの厚みと加えると体から15cmも外側に位置することになりますので、気付かないうちに障害物にぶつけているなんて事ありますよ。

Maxpedition Devildog ~Vol.2~


 写真では分かりづらいかもしれませんがね。このクラスのバックとしては無駄と思えるくらいの大型のジッパーが採用されています。ジッパーは便利でこのてのバッグに欠かせない部品ですが、細かい砂などをかみこみやすく、それらを原因として作動不良から破損へとつながる脆弱な側面を持ちますからね。高品質のタクティカル用品のジッパーも割と大型で強度のあるジッパーを採用していたりしますね。この様な細かい部品の選定で値段に違いが出てきて要るんだなと感じる所ですね。
 最近、Maxpeditionのモデルではやや小ぶりのジッパーを採用することが多くなりましたが、”やりすぎですよ。”と言う位の強度への追求を良しとしていた私としては少し残念な気持ちもしますね。

Maxpedition Devildog ~Vol.2~


両サイドにある調整機能ALICEに対応する1.75インチとMOLLE対応の1インチテープの組み合わせ。凝った作りだけれど調整幅が少なくてサイドポケットに水筒類を装備した時の安定を図る狙いで付いている感じが否めない。Dリングを追加して動きにあわせ可動するようになっている。

Maxpedition Devildog ~Vol.2~


まぁね、日常的に調整しながら使うようなことはあまり無いのでさしたる不満ではないが、MOLLE取り付け用のスペースを確保する為に調整機能を小さく取らざる得なかったと思える箇所なんだよね。一般的に使う人(私を含めてね。)は調整機能より見た目にもよくって、いざとなればお気に入りのポーチを追加できるこの方が良いと思うだろうね。だからこの部分は嫌いじゃないんだよね、私の場合。

Maxpedition Devildog ~Vol.2~

 
 メイン・パックと小型パックの間に筒状になったタブが左右についていますね。写真では分かりづらいんですがね、筒状になっているんですよ。おそらくはペンケースなんでしょうかね。ペンケースとしても何でここなんでしょうか?しかも両サイドなんてね。色々考えましたが、サイリュ-ムをつけてマーカーにするとかね。ただあまりしっくりと来る様な考えは浮かばないですね。ペンケースとして使うのが妥当でしょうかね。コードを通すなんて事も考えましたがそれにしては長いんですよ。

Maxpedition Devildog ~Vol.2~

 
 こちらも良く分からないループですね。上面キャリングハンドルの両サイドに付いています。こちらはコードを取り付けておくものではないかと思うんですけれど、どうですかね。私は小型のカラビナにコードを取り付けて小物のランヤード的な使い方で使っているので先入観的にもそうなってしまうんですけれどもね

Maxpedition Devildog ~Vol.2~

 
 こちらはウエストベルトについているものです。あまり役に立ちそうに無いんですけど、何か意味があるんでしょうね。やっぱり・・・。

Maxpedition Devildog ~Vol.2~


 古いシリーズに時折付いていた商品タグです。あまり見かけなくなりましたね。

TEXT BY TAC





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Posted by USARV-TAG at 00:31│Comments(0)雑装備
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