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Posted by ミリタリーブログ at

2010年01月22日

EPOL メッセンジャーバッグ

EPOL メッセンジャーバッグ



 ミリタリー業界は非常に厳しい状況となっていると知り合いの店長さんから聞きましてね。まぁ・・・ね、世の中不況の嵐が吹き荒れている真っ只中だ、連日のニュースでも企業体質の問題もあるだろうが日本航空の再生だ!!春闘でベアゼロだ!!デフレスパイラルだ!!とね、景気のいい話は全く聞こえてこないね。こんな状況だから景気がいい業界あると全くまゆつばに聞こえるもの。趣味性の高い分野が厳しい局面になるのは只今の時勢当然と言えるのかもしれないな。
 ミリタリー業界の状況は厳しくても、一部の勝ち組、ユニクロ等のアパレル関連会社ではミリタリーテイストのファッション用小物や被服は好評ので随分と街中で見かける様だね。両者は似て非なるものなんだけど軍用品の持つ独特のデザインはある種のメッセージ性を持って、今の時代に映えるのかもしれない。
 ミリタリーファッションのジャンルは幅広いので、中にはミリタリーファッションと見出しがついていても???となる物も多いのも事実かな、中にはね、OD色を使用してヘンなポケットが付いている以外には全く何処からデザインを持ってきたのか分からない物もありますよ。
 やっぱ、アレですかね。軍用品に慣れ親しんでいるせいか、ミリタリーファッション品も本当の軍用品のテイストに近いものをよいと思ってしまうんですかね。この当りが一般の人受けするかしないかの違いかもしれんですよ。


 ファッション品として今までも幾つかの製品を載せてきているEPOLのバック類。ショルダーバック形式で大きさはA4サイズのファイルが二、三冊入るくらいですかね。実の所、メッセンジャーバックとしては小型なのでショルダーとした方がいいのではないかとも思うが、やはりファッションの世界で小型の物もメッセンジャーと呼ばれる物が出てきているので今回は、そう呼ぶことにした。EPOLは商品名が記載されていないのでなんと呼ぶのか実の所分からないんですよ。


 正面のフラップ部分の写真。ODのタブが見える、これはベロクロ付小型ポケットの開閉部で文字のプリントされたナイロン布と両側のナイロンテープまでの部分がポケットの容量となっている。隠しポケットになっているのでデザインを壊さないように配慮されているし、本当に失いたくない物を入れておいても安心だね。またベロクロ付きポケットなんでMP3ミュージック・プレイヤーなんかを入れてコードだけを出しても使える点はとてもよいと思う。小型ポケットといっても割りと大き目の方なので旅行先で地図なんかを入れておくのにも使えますよ。
 プリント部にDEPLOYMENY BAGとあるが、これはバックの名称ではないようだね。大型のバックには必ずこの名称がプリントされているもの。ちなみにDEPLOYMENYは、多分Deployment([軍隊などの]展開の意味)からの造語だろうね。


 左側面にはお約束的にベロクロとコードの付いた小型ポケットが付いている。携帯なんかが入るサイズだけどあまり使わないな私の場合。以前、旅行者を狙ったスリが非常に多い地域へ出かけたときにクレジットカードとかを入れていた事があるけど、それですら危ないと言われてからは使い方を思いつかなくなりましたね。


 これもお約束の空軍のハーネスなどを留めるのに見られる金具の複製品が使用されている。正面のフラップを固定する為に付いているのだけど、できればナイロンテープに調整機能をつけて欲しかった。金具の付いたテープが固定式なのでバックをつめすぎると金具で固定できなくなる場面も出てくると思う。結構ぎりぎりの長さなんですよね。これもファッション優先の産物か?


 正面フラップを開いた所。フラップに付いた小型ポケットと同型のポケットが付いている。ドットボタンが見えるがこれはバックが開ききらないように留めておく物。


 上の写真で見えるポケットとドットボタン部の拡大。ドットボタンを使用してバック本体をテープで固定することによって、フラップを大きく開けても、予期せず内包物を道にばら撒いてしまう様な事を防げる。付いていて困る物ではないね。

 
 バックの内側にはジッパー式のポケットが付属していて、本当になくしたくない物などをしまっておける。バック内には仕切りなどは無く、黒いナイロンの内張りがなされているだけだ。容量は結構あって、大きすぎないことや薄手のナイロンを使用していることでバック自体の重量も見た目の重量感とは異なり軽量だと思う。防水処理は施されていない。

 今までブログに載せたEPOL製品よりもたくさんの製品を手にとって見てきたんですが、私的にはこのバックはかなり高評価でお気に入りの上位に位置しています。デザインや作りこみの点で使いやすく、日常で出歩くのに丁度よいサイズだったりします。昨今のミリタリーファッションの傾向よりも軍用品テイストの色が濃いのがで一般的に受け入れられないかも知れないんですが、その辺が私のファッションセンスの限界点ですかね。

TEXT BY TAC
   


Posted by USARV-TAG at 19:43Comments(0)雑装備