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Posted by ミリタリーブログ at

2010年01月25日

5.11 3in1 Patrol Bag Vol2

5.11 Tactical
3in1 Patrol Bag~Vol.2~





 左サイドのポーチの表面には差込式のポケットが付いており、手帳などを収納できるようになっているが、脱落を防止するようなベロクロなどの固定は付いておらず、あくまで補助的に物を入れておく程度の使い方しか出来ない。ポケット本体の差込口が斜めにカットされた形状なので手帳程度の大きさが無いと知らないうちに脱落してしまう可能性があるので、本当に鍵などの小さな物を収納することはお勧めできない。深さがあるのでそれほど神経質にならなくても大丈夫だとは思うが、やはり不安があるんだよね。
 ポケットの上にナイロンテープが付属している、どの様な使い方が適当なのか考えた所、やはり5.11のタクティカルトラウザーのバックポケットのようにカラビナなどを取り付けたギアキーパーなどの為についている、もしくは長めの物をとりあえず突っ込んでも固定できるように取り付けられているのではないかと思う。ちなみに右のポーチにはこのナイロンテープは付属していない。


 右サイドにはナイロンテープが取り付けられていない。
 一応、左右共通なのだがポケットの正面側(短い方ね)の端には補給が施されている。ナイフなどのクリップを固定する際に生地が痛まないように配慮されている物ではないかと思う。


 ポーチの内部、内部にもポケットが付属する。フラップはジッパー式で写真のように大きく開く事が出来る。この位の開口部があれば内容物が引っかかって取り出しづらい事もないので利便性から考えてもよいと思う。このバックの内部はライト・グレーが採用されていて、内容物に対する視認性が考慮されていると思われる。


メインカーゴの内部。ジッパー式のフラップを開放するとフラップの裏側はメッシュポケットが付いている。使用される生地がナイロン布だったり若干の違いは見られるものの、これはどのメーカーのPatrol Bagにも見られる形状だね。
 3in1 Patrol bag ではポケットは三分割されている。メッシュの利点は中に入れているものが一目瞭然である所だ。これで何処に何を入れているかで迷うことは無いだろうな。分割されたポケットにそれぞれジッパーが付いている点も利便性としては好印象だ。旅行カバンなどで同様の三分割ポケットに一本の長いジッパーを取り付けている物を見かけるが一番奥のものを取り出すために全てのポケットが開放されてしまうことがよくおこる。このバックの場合、ポケットがフラップの裏側なので不安定なので、一本の長いジッパ^を採用していたら、物をばら撒いてしまうこともあるのでそれぞれのポケットが独立して機能することは結構重要なんだよね。
 メインコンテナの内部にはMolleに対応するナイロンベルトが付いている。小物が多い時には追加のポーチを設定して分けておくのには意味があると思う。ご覧の通りこのバックの背は高く、メインコンテナは結構深いんですよ。


 Molleが取り付けられるメインコンテナの内側。黒いナイロンテープはキャリングハンドルに使われているナイロンテープと同じ材質を使っているように思う。故に頼り無い印象だ。バック・パネルに型が入っていないので、重量のあるものを歩ポーチに入れて固定する時、パネルがjその重量によって内側に倒れてくることもおこるだろう。実際はあくまで補助的に使用できるレベルなのではないかと思うな。
 メインカーゴの内側は、色こそサイドポケットの裏側と同じだが、材質は柔らかい物を使っている。材質の名称を知らないんですけど、薄手のナイロンジャンパーなどの内側などで使用される素材ですね。保温性もある素材です。内包物を保護する目的か、ベロクロをつける目的か、もしくは両方なのかもしれない。この内側の材質は弱いと言うほどではなく、通常の使用で直ぐに裂けてしまうようなことは無いと思う。ただベロクロの取り外しなどを繰り返せば、直ぐに毛羽立ってしまうと思う。


 ショルダーストラップを使用したときに体に当たる側のパネル。シートベルトスロットが付いている方の内側の写真になります。
ナイロンで覆われたパッドが付いている。これはベロクロによって移動させる事が出来る。持ち運びの際、硬い内包物、機材などが体に当たるのを防ぐ目的で付いているのではないかと思う。

 

 サブコンテナを開放した所、ジッパーで大きく開くのだけど中がディバイダー機能を持っていて最大に開いてもこの程度しか開かない。仕切りで二つに分けられているのでファイルなどを入れておく事に特化したつくりだと思う。あまり大きな物を入れておくことに向いていないと言う欠点はあるものの、ショルダ-として使っても車のシートに取り付けておいても出し入れが容易で物が落ちてしまうような事がない点はとてもよいと思う。


 ジッパーは標準的なコイルジッパーを採用していて、強度、耐久性はそこそこだと思うが、ストレス無く動くし、タブに長いナイロンテープが付いているので手袋をしたままでも開閉が楽に出来る。
 ショルダーストラップを取り付けるD型リングは金属製が使われている。大きめで取り付けたフックの自由度が大きい。


 写真が不鮮明になってしまったが付属のショルダーストラップです。Patrol Bagは独特の長方形をしているのでショルダーパッドを湾曲させて、肩掛けする人の負担を少しでも軽減しようとしているのかな。


 パッドに緩衝材が使われているのは当たり前として、裏側にはゴムのコーティングがなされている。


 ストラップの取付金具は5.11ではよく使用されるプラスチックと金属を組み合わせた物。全てプラスチックで作られるより可動がスムーズで取り付け、外しが容易なのでとても調子のいい印象だね。



上の写真はバック正面の左下に付く5.11ブランドマークでゴムの型押しで作成されている。
下はバック裏面の5.11のブランドタグ機械織刺繍となっている。二つもつけておく必要が無いと思うし、特に裏面の物はデザイン上のバランスが悪いように思うのです、わざわざつけなくてもよかったのではないかと私は思うけど。

TEXT BY TAC  


Posted by USARV-TAG at 12:06Comments(0)雑装備