2008年02月18日

5.11 Aggressor Parka Vol.4

アグレッサーパーカー 2006年モデル 5.11タクティカル
   - Vol.4 ー  各機能部分 説明 編 ~その1~


     5.11 Aggressor Parka Vol.4

 アグレッサーパーカーのVol.1で防水性能の話をしたね。記事では防水性能があまり高くない様にも読み取れると、いつも私が言っている5.11のフィールドユースでの優位性とは違ってんじゃないの?そんな指摘を受けましたよ。よく読んでもらえれば分かると思うんですけど、私が比較しているのは山岳用の雨具だったり、つまり雨具として開発された物に比べると性能は確かに劣りますよと言う主張なんです。一般的な簡易雨具の類ならそんなに遜色ないんじゃないかと思いますね。勿論素材の違いがありますから性能を維持する為には、それなりのケアが必要ですが。
 5.11のアウターの防水機能は非常にまじめに作られていてアウトドアを意識した撥水処理をした、ファッションジャケットなんか足元にも及びませんよ。まだ試す機会は無いのですが暴風の中に立っていて不安のないレベルではないだろうと、雨の日にオートバイに乗っていて浸透してこないレベルではなかろうと、こう思うわけです。それでも長時間でなければ、かなり耐えられると思います。弱点になるのはやはりポケットの多さでしょう。雨具には必要最低限のポケットやジッパーしか付いていないことが多い事を考えてもお分かりになりますよね。
 一応、誤解があってもよろしくないので防水機能の紹介からいきますよ。

    5.11 Aggressor Parka Vol.4
 背面のIDパネル部分の裏側、肩から背中にかけての防水処理です。コートしてある素材は水を通さず、通気するゴアテックスの様な素材。全体に防水処理がしてあり、ステッチから浸透してこないよう、ステッチ部に追加のテープで処理を行っている。山岳用品の雨具に見られる様な、本格的な耐水処理です。5.11の真面目な取り組みが感じられるところですね。

     5.11 Aggressor Parka Vol.4
 通常襟の部分に収納される簡易フード、ジッパーでの取り外しが可能です。襟の外側から出てくるので降雨時開いた襟から雨水の浸入をかなり防げる。フード自体に調整機能が付属しているので、ヘッドギアの有無、強風時と多様な状況で使用できる。こんなところも意外に凝った作りになっているんですよ。

     5.11 Aggressor Parka Vol.4
 フードの首回りと開口部を調整する紐、ゴムひもなので非常に楽ですね。スナップ止めで前をとめることが出来、極力、雨水の浸入を抑えれますね。

     5.11 Aggressor Parka Vol.4
フード後ろの調整機能。ヘッドギアの有無で調整できる。強風時に抵抗を最小限にするのにも有効。


 なんだか、長くシーリーズ化してしてしまいましたがアグレッサーパーカーの機能って、結構多彩なんですよ。気に入っていると言うこともありますが、思い入れの差と言うことで・・・。後、ベンチレーションとインナー・フリースの2回で終わる予定です。

TEXT BY TAC




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