2008年09月30日
ブラックウォーターギア 3連マグポーチ
BLACKWATER GEAR
~ M4/M16 Triple Mag. Pouch ~

私が知る限り、ブラックウォーターギアの製品で多連装マガジンポーチと言うものがラインナップに殆ど無いんだよね。
他社ではダブルマガジンポーチの2連とか3連とかね、6本くらい入るものが割とあったりするんですが、ダブルマガジンポーチの単体とかね、そんなものしかないんだ。
思想的には「単体を幾つもつければ同じじゃない?」と言うことなんでしょうがね。
ミニミ用のボックスマガジンポーチにはM4マガジンが6本入りますよなんて記述があったりするし、I-OチェストリグなんかはMOLLE対応になっているので装備につけることが可能になっていたりする。
その様な物を除くとポーチとしては、M4/M16マガジンを3本収納するこの製品が単体で最も装弾数の多いポーチと言うことになる。
形状としては昨今のタクティカル製品の中ではあまり見なくなったデザインと言えるね。
マリスクリップ全盛の頃に投入されたアメリカ陸軍特殊部隊なんかが一時使用していたSPEC-OPS社のマガジンポーチとデザイン的に共通している部分が多い。アメリカの中でデザイン的に主流になれなかったのには色々な要素があるのだろうけれど、1つにアメリカのタクティカル装備ユーザーの使用条件に合わなかった事が最大の理由じゃないかと思う。
意外にもアメリカ以外の国で作られる同様のデザインを持ったポーチはそれなりに受け入れられているようだし、イラクでのアメリカ出身者以外のPMC活動で使用されている例が写真で出ている事もある。
アメリカでも数社でこの形状のポーチは作り続けられているようなので一部に支持者がいることも確かな事だと思うね。

マガジン3本用なので・・・まあ、3本入ります。写真では分かりませんが少し余裕があります。
何でもカプラーを使用し、マガジンを連結した状態で収納しておくことが可能なんだそうですよ。

フラップが大きく、ベロクロ部分に随分と余裕を持たしてある。汎用性を持たせたデザインと思われ、M4のマガジンに限らず収納することが可能だと思う。

フラップ部分のベロクロ。

マガジンを横に収納するタイプを見慣れると、フラップが凄く長く見えるね。収納形状が同じLC-2マガジンポーチに比べ小ぶりに見えるのもプラスチックの型が入っていないし、手榴弾を収納するギミックが無いからかな?
フラップは自由度が高いのでLC-2のように取り出しの際フラップが邪魔になることは無いのだけれど、その分完全に覆っていないのでマガジンは異物にさらされる。これは最近のタクティカルポーチ全般に言えることだね。何処で妥協するかと言う問題だと思う。

左側側面、スッキリと収まります。縦にマガジンを収納するとどうしても厚みがでてしまう。
カプラーを使用しないでマガジンを一本一本取り出し、残り一本の状態では若干空洞が出来すぎて、マガジンがポーチ内で不安定になる。これが厚みと共に弱点だね。

右側にはテンションコードを調整する事が出来るよう絞りが付いている。勿論、マガジンがフラップを外した状態で脱落しないようにする為の物。必要な時にテンションをかけ、不要時にリリースできる点は自由度があって良いんだけれど、その余裕があるのか?と言うのが最大の問題だね、特にサバゲー中には・・・。

テンションコードの調整部分は強度を持って作られていますね。このポーチでは使い込んだことが無いので分かりませんが、この手のテンションコードはあまり高い強度を持っていない場合があるので注意が必要だね。SPEC-OPS社のポーチでは強度が高かったのでおそらく大丈夫だとは思うんですけど。

ポーチ自体には仕切りなどは無く、そのままマガジンを収納するようになっている。マガジン意外の物も収納できるところは良いね。

写真のフラップの根元に付くナイロンテープ、フラップを織り込んで通し、ポーチをオープントップにする際に使用する。

底にはグロメットが付いており、水抜き出来るようになっているんですね。当たり前の機能ですけれどね。

見飽きた感もあるでしょうが、裏の装備への装着部分、既に何度も同様の物を載せているので、要らないのではとも思いましたが一応お約束と言うことで・・・。
TEXT By TAC
~ M4/M16 Triple Mag. Pouch ~
私が知る限り、ブラックウォーターギアの製品で多連装マガジンポーチと言うものがラインナップに殆ど無いんだよね。
他社ではダブルマガジンポーチの2連とか3連とかね、6本くらい入るものが割とあったりするんですが、ダブルマガジンポーチの単体とかね、そんなものしかないんだ。
思想的には「単体を幾つもつければ同じじゃない?」と言うことなんでしょうがね。
ミニミ用のボックスマガジンポーチにはM4マガジンが6本入りますよなんて記述があったりするし、I-OチェストリグなんかはMOLLE対応になっているので装備につけることが可能になっていたりする。
その様な物を除くとポーチとしては、M4/M16マガジンを3本収納するこの製品が単体で最も装弾数の多いポーチと言うことになる。
形状としては昨今のタクティカル製品の中ではあまり見なくなったデザインと言えるね。
マリスクリップ全盛の頃に投入されたアメリカ陸軍特殊部隊なんかが一時使用していたSPEC-OPS社のマガジンポーチとデザイン的に共通している部分が多い。アメリカの中でデザイン的に主流になれなかったのには色々な要素があるのだろうけれど、1つにアメリカのタクティカル装備ユーザーの使用条件に合わなかった事が最大の理由じゃないかと思う。
意外にもアメリカ以外の国で作られる同様のデザインを持ったポーチはそれなりに受け入れられているようだし、イラクでのアメリカ出身者以外のPMC活動で使用されている例が写真で出ている事もある。
アメリカでも数社でこの形状のポーチは作り続けられているようなので一部に支持者がいることも確かな事だと思うね。
マガジン3本用なので・・・まあ、3本入ります。写真では分かりませんが少し余裕があります。
何でもカプラーを使用し、マガジンを連結した状態で収納しておくことが可能なんだそうですよ。
フラップが大きく、ベロクロ部分に随分と余裕を持たしてある。汎用性を持たせたデザインと思われ、M4のマガジンに限らず収納することが可能だと思う。
フラップ部分のベロクロ。
マガジンを横に収納するタイプを見慣れると、フラップが凄く長く見えるね。収納形状が同じLC-2マガジンポーチに比べ小ぶりに見えるのもプラスチックの型が入っていないし、手榴弾を収納するギミックが無いからかな?
フラップは自由度が高いのでLC-2のように取り出しの際フラップが邪魔になることは無いのだけれど、その分完全に覆っていないのでマガジンは異物にさらされる。これは最近のタクティカルポーチ全般に言えることだね。何処で妥協するかと言う問題だと思う。
左側側面、スッキリと収まります。縦にマガジンを収納するとどうしても厚みがでてしまう。
カプラーを使用しないでマガジンを一本一本取り出し、残り一本の状態では若干空洞が出来すぎて、マガジンがポーチ内で不安定になる。これが厚みと共に弱点だね。
右側にはテンションコードを調整する事が出来るよう絞りが付いている。勿論、マガジンがフラップを外した状態で脱落しないようにする為の物。必要な時にテンションをかけ、不要時にリリースできる点は自由度があって良いんだけれど、その余裕があるのか?と言うのが最大の問題だね、特にサバゲー中には・・・。
テンションコードの調整部分は強度を持って作られていますね。このポーチでは使い込んだことが無いので分かりませんが、この手のテンションコードはあまり高い強度を持っていない場合があるので注意が必要だね。SPEC-OPS社のポーチでは強度が高かったのでおそらく大丈夫だとは思うんですけど。
ポーチ自体には仕切りなどは無く、そのままマガジンを収納するようになっている。マガジン意外の物も収納できるところは良いね。
写真のフラップの根元に付くナイロンテープ、フラップを織り込んで通し、ポーチをオープントップにする際に使用する。
底にはグロメットが付いており、水抜き出来るようになっているんですね。当たり前の機能ですけれどね。
見飽きた感もあるでしょうが、裏の装備への装着部分、既に何度も同様の物を載せているので、要らないのではとも思いましたが一応お約束と言うことで・・・。
TEXT By TAC
Posted by USARV-TAG at 11:36│Comments(2)
│Blackwater
この記事へのコメント
はじめまして
自分、軍物大好きなんで
これからチョクチョク見させてもらいます
宜しくお願いします
自分、軍物大好きなんで
これからチョクチョク見させてもらいます
宜しくお願いします
Posted by Bauer at 2008年10月02日 15:05
コメント有難うございます。
こちらは、記事を時間のある時にのらりくらりと書き綴っていますのでご期待通りに更新して行けるかは分かりませんが1つよろしくお願いします。
こちらは、記事を時間のある時にのらりくらりと書き綴っていますのでご期待通りに更新して行けるかは分かりませんが1つよろしくお願いします。
Posted by USARV-TAG
at 2008年10月03日 00:20
