2008年07月14日
ブラックウォーターギア タントーナイフ
BLACKWATER GEAR TantoⅡ
あれあれ・・仕事にかまけて、ブログをサボっている内に1ヶ月以上経ってしまいましたよ。言い訳にしかなりませんがね。光陰矢のごとしとでも言うんですかね。
凄く久しぶりに日曜日に時間があって、今頃?冬物を仕舞ったりしていたんですよ。
仕事が忙しかったとは言え、一ヶ月の期間ですから、色々ありましたね。その中で出張で大阪へ行ったんです。立ち寄ってきましたよ、道頓堀の「くいだおれ」。閉店の3日ほど前でしたかね。客足が遠のいたので閉店と言っていたようですが、凄い混み様でした。太郎なんか写メの嵐で凄かった。
料理は普通でしたが、まぁ・・当たり前ですか。庶民に愛されたレストランと言うことで、あの味で育った人に特別の物なんですからね。物見胡散の私が何か特別な物を感じるわけもない事は分かっていたんですけれど。
今年に入って東京でも上野駅前のジュラク(漢字が出てこない)と言うこれまた庶民が愛したレストランが閉店したりと昭和の記憶が駆け足で消えてゆくことには何となく惜しい気がします。思い入れはこちらにも無いんですけれど・・・。

以前から2,3の装備品を紹介してきた、ブラックウォーター・ギア。今回はナイフ。
極端に取り扱いが減ってしまった、この会社の製品なんで、もしかするとあまり知られていないのかも知れない。
数年前までシースタイプのナイフは随分と広告などで見かけていたので、知っている人も多いと思うのだけれどフォールディングタイプはそれ程、取り扱いが多くなかったのではないかと思う。
当のアメリカでもブラックウォーター・ギア製品の取り扱い店舗はさほど多くなく、全商品を扱うようなショップを知らないので、一体、どのくらいのナイフモデルがリリースされてきたのか不明なんです。
今回のタントーナイフも手に入れたときにはTantoⅡとなっていたので、古いモデルが存在していたのかもしれないが全く認識していなかった。

ブラックウォーター・ギアのナイフは確認している限り、ベンチメード(BENCHMADE)社に委託して製作している。ベンチメードは、あのバタフライナイフ、バリソング・シリーズで日本でも広く知られるメーカーになった。
硬質でやや柔軟性のある素材を使った同社の製品は非常に私自体は信頼している。
前述のバリソングは東京都条例で規制されるまで発売初期から約20年間、私がキャンプや野外の戦争ごっこなどに常に携帯していて、刃の耐久性などに良い印象がありましたね。都合、二本のナイフを所有していましたよ。
話は戻って、このTantoⅡは全長が25cmに満たない程度で汎用として使うのに丁度良い感じ。
全体的にシンプルな作りだがしっかりとしていて、耐久性に不安がない。

ブレード部分は黒い塗装が施され、ブラックウォーター・ギアのロゴが入る。ベンチメードのロゴ自体は入っていない。
実は私自身はタントータイプのナイフは初めて手にしたので使いやすい物なのかは良く分かりません。
刃は10cm程度なので迫力には欠けるのだが、実際使用すると、このくらいの物の方が比較的使い易い。
厚みも十分で実用上の不安がないですね。

グリップは一枚の金属を加工し、二枚を合わせスペーサーで刃の収納容量を確保している。
簡素な作りなんだけれど、パーカーライズド塗装となっていて滑りにくく、グリップ感は良好。塗装が落ちてくると、どの位、この印象が変わるのだろう。
グリップ部にもロゴマークが入っています。

刃を収納すると13cmほどになる。ポケットに収まる一般的なサイズだ。

反対側にはこの手のナイフにはありがちなクリップが付いています。このクリップ慣れるまで、私はあまり好きになれなかったのですが、今となっては付いていないと気がすまないほど気に入っていますね。
裏側のフレームにスリットが入っているのが分かるでしょうか?次の写真でも説明しますがブレードのロック機構なんですね。
板バネがロック機構として使われることが多いように思うのですが部品点数を少なくする設計なのか、フレームにこの機能を併せ持たせています。あまりナイフには詳しくないので分かりませんが、ベンチメード特有なんですかね。
いじっていて折れてしまったらと考えると怖いです。

ブレードを開くと写真のようにフレームの一部がロック機構として機能します。よく見かける板バネよりも厚みがあり、その分確実なロックがかかるのですがリリースの際に外側へ戻さなくてはなりませんので、一般的なものより収納に勇気と力が必要ですね。折れてしまうと言う悪夢に悩まされそうです。

付属のマニュアルです。別段たいした事はありません。生涯保障を謳っているので、少し安心できます。

箱です。デザイン的にもカスタムナイフとしての高級感を演出していると思うんですが、アメリカのショップって扱いが悪くて最初からぼろぼろでした。

箱の裏側です。唯一、ここでべンチメード製であることが分かりますね。
TEXT By TAC
あれあれ・・仕事にかまけて、ブログをサボっている内に1ヶ月以上経ってしまいましたよ。言い訳にしかなりませんがね。光陰矢のごとしとでも言うんですかね。
凄く久しぶりに日曜日に時間があって、今頃?冬物を仕舞ったりしていたんですよ。
仕事が忙しかったとは言え、一ヶ月の期間ですから、色々ありましたね。その中で出張で大阪へ行ったんです。立ち寄ってきましたよ、道頓堀の「くいだおれ」。閉店の3日ほど前でしたかね。客足が遠のいたので閉店と言っていたようですが、凄い混み様でした。太郎なんか写メの嵐で凄かった。
料理は普通でしたが、まぁ・・当たり前ですか。庶民に愛されたレストランと言うことで、あの味で育った人に特別の物なんですからね。物見胡散の私が何か特別な物を感じるわけもない事は分かっていたんですけれど。
今年に入って東京でも上野駅前のジュラク(漢字が出てこない)と言うこれまた庶民が愛したレストランが閉店したりと昭和の記憶が駆け足で消えてゆくことには何となく惜しい気がします。思い入れはこちらにも無いんですけれど・・・。
以前から2,3の装備品を紹介してきた、ブラックウォーター・ギア。今回はナイフ。
極端に取り扱いが減ってしまった、この会社の製品なんで、もしかするとあまり知られていないのかも知れない。
数年前までシースタイプのナイフは随分と広告などで見かけていたので、知っている人も多いと思うのだけれどフォールディングタイプはそれ程、取り扱いが多くなかったのではないかと思う。
当のアメリカでもブラックウォーター・ギア製品の取り扱い店舗はさほど多くなく、全商品を扱うようなショップを知らないので、一体、どのくらいのナイフモデルがリリースされてきたのか不明なんです。
今回のタントーナイフも手に入れたときにはTantoⅡとなっていたので、古いモデルが存在していたのかもしれないが全く認識していなかった。
ブラックウォーター・ギアのナイフは確認している限り、ベンチメード(BENCHMADE)社に委託して製作している。ベンチメードは、あのバタフライナイフ、バリソング・シリーズで日本でも広く知られるメーカーになった。
硬質でやや柔軟性のある素材を使った同社の製品は非常に私自体は信頼している。
前述のバリソングは東京都条例で規制されるまで発売初期から約20年間、私がキャンプや野外の戦争ごっこなどに常に携帯していて、刃の耐久性などに良い印象がありましたね。都合、二本のナイフを所有していましたよ。
話は戻って、このTantoⅡは全長が25cmに満たない程度で汎用として使うのに丁度良い感じ。
全体的にシンプルな作りだがしっかりとしていて、耐久性に不安がない。
ブレード部分は黒い塗装が施され、ブラックウォーター・ギアのロゴが入る。ベンチメードのロゴ自体は入っていない。
実は私自身はタントータイプのナイフは初めて手にしたので使いやすい物なのかは良く分かりません。
刃は10cm程度なので迫力には欠けるのだが、実際使用すると、このくらいの物の方が比較的使い易い。
厚みも十分で実用上の不安がないですね。
グリップは一枚の金属を加工し、二枚を合わせスペーサーで刃の収納容量を確保している。
簡素な作りなんだけれど、パーカーライズド塗装となっていて滑りにくく、グリップ感は良好。塗装が落ちてくると、どの位、この印象が変わるのだろう。
グリップ部にもロゴマークが入っています。
刃を収納すると13cmほどになる。ポケットに収まる一般的なサイズだ。
反対側にはこの手のナイフにはありがちなクリップが付いています。このクリップ慣れるまで、私はあまり好きになれなかったのですが、今となっては付いていないと気がすまないほど気に入っていますね。
裏側のフレームにスリットが入っているのが分かるでしょうか?次の写真でも説明しますがブレードのロック機構なんですね。
板バネがロック機構として使われることが多いように思うのですが部品点数を少なくする設計なのか、フレームにこの機能を併せ持たせています。あまりナイフには詳しくないので分かりませんが、ベンチメード特有なんですかね。
いじっていて折れてしまったらと考えると怖いです。
ブレードを開くと写真のようにフレームの一部がロック機構として機能します。よく見かける板バネよりも厚みがあり、その分確実なロックがかかるのですがリリースの際に外側へ戻さなくてはなりませんので、一般的なものより収納に勇気と力が必要ですね。折れてしまうと言う悪夢に悩まされそうです。
付属のマニュアルです。別段たいした事はありません。生涯保障を謳っているので、少し安心できます。
箱です。デザイン的にもカスタムナイフとしての高級感を演出していると思うんですが、アメリカのショップって扱いが悪くて最初からぼろぼろでした。
箱の裏側です。唯一、ここでべンチメード製であることが分かりますね。
TEXT By TAC
2008年06月08日
DBT/ OD's―Cross Draw Holster…
~BattleLab Cross Draw Holster(Velcro Only)~
とOD系の装備―

…
"クロス ドロウ ホルスター"…です。

決して"冬用スリッパ"でも、"化学モップの先"でもありません。
正直、開発意図が判りません…(汗)。パイル&フックの"パイル"のみで構成され、"フック"の搭載されたタクティカル・ベスト等に装備するモノだとは判りますが…が、DBTでソレに当たるアイテムが現時点で存在していないのです…(―もしかしたら過去にあったのかも知れませんが…(汗))。何故コレだけ…?
今後、開発され…少々考え難いですけど―。

ドットとファステックが付属しています―選択する方向だと思います―。
"何で買ったの?"―と。勿論、タチの悪い病(コレクターのサガ(?))でしょか?"勢い"でしょうか…(涙)。冷静になったら、何もかも不用になるのかも知れませんけど…(笑??)。
―と手元にある幾つかのDBT・DO系装備の一端。


BattleLab GP Pouch, Medium(5" x 8 3/4" x 3 1/4")



BattleLab GP Pouch, XLarge(8 1/2" x 111/2" x 3 1/2" )
多分に、この他のアイテムは当ブログ・メインライターのTAC氏がレポートしている同型のアイテムが多いと思いますので、ココでは割愛させて頂きます。もし宜しければ、文末の"タグ"をご利用頂き、過去ログ参照して頂ければ幸いかと存じます。

文;MAC-Y
とOD系の装備―

…
"クロス ドロウ ホルスター"…です。

決して"冬用スリッパ"でも、"化学モップの先"でもありません。
正直、開発意図が判りません…(汗)。パイル&フックの"パイル"のみで構成され、"フック"の搭載されたタクティカル・ベスト等に装備するモノだとは判りますが…が、DBTでソレに当たるアイテムが現時点で存在していないのです…(―もしかしたら過去にあったのかも知れませんが…(汗))。何故コレだけ…?
今後、開発され…少々考え難いですけど―。

ドットとファステックが付属しています―選択する方向だと思います―。
"何で買ったの?"―と。勿論、タチの悪い病(コレクターのサガ(?))でしょか?"勢い"でしょうか…(涙)。冷静になったら、何もかも不用になるのかも知れませんけど…(笑??)。
―と手元にある幾つかのDBT・DO系装備の一端。


BattleLab GP Pouch, Medium(5" x 8 3/4" x 3 1/4")



BattleLab GP Pouch, XLarge(8 1/2" x 111/2" x 3 1/2" )
多分に、この他のアイテムは当ブログ・メインライターのTAC氏がレポートしている同型のアイテムが多いと思いますので、ココでは割愛させて頂きます。もし宜しければ、文末の"タグ"をご利用頂き、過去ログ参照して頂ければ幸いかと存じます。

文;MAC-Y
2008年06月07日
Converse C8876
Converse Uniform Boot C8876 Side Zip
バスケット・シューズなどで老舗のコンバース。其方では定番ともいえる息の長いモデルで有名だし、知らない人はいないでしょう。
私自身も中学生だった頃にはキャンバス製のハイカット・モデルにはある種の憧れを感じたものです。特にMade in USAのタグが付いた物は為替レートが未だ200円近く、輸入品がずっと高級品だったその頃には高嶺の花でしたね。
そんなコンバースもタクティカルブーツへの本格参入はつい最近のことで、各スポーツシューズ・メーカーがこぞって製品を発表した頃と時期を同じにするので、この手のメーカーとしては後発と言えるのだと思う。
気付いて見るとコンバースと言うメーカー、自分にとってあまりにもバスケット・シューズのイメージが強すぎて、ハイキングやトレッキング・シューズなどのモデルをリリースしているのかも知らないし、正直タクティカル・ブーツ分野に参入してきたのは驚きだったんだよね。

そんなコンバースが初期に発表したC8876、日本で一寸知られたデザート・タン色の一連モデルより前に発表されたもので既にカタログ落ちしてしまっている。
8インチブーツでサイドにメタルジッパーが付くモデルだ。
コンバースのタクティカル・ブーツコンセプトは他のタクティカルブーツのそれと同様の物を目指して開発されているように感じる。
軽量であり、静粛性が高く、グリップ力が高い、そして快適性を確保し、長時間の使用で負担を軽減できる。各メーカーで特色が出るのはこれらをどの様なバランスで実現するのか、と言う所だと思う。コンバースは今回のC8876のような初期モデルから一貫して、つま先や足首の自由度が高くなるようにデザインされていて、特に足首の可動用に大きく切り込まれたデザインは最近発表された新製品でもそのままのコンセプトを継承している。
また靴紐を通すグロメットもプラスチック・チップを一貫して採用している。このチップの効果は説明しにくいのだけれど、靴紐が締めやすいだけでなく、締めた後でも靴紐が固定されすぎないので足の動きに対して、強く力のかかった方向へ靴紐が送り出されて自由度が大きくなるように感じる。
特筆すべきはインナーソールの出来で足裏にかかる衝撃を緩和してくれる、ここいら辺はさすがにバスケットシューズで培われた技術だと感心させられた。

今となってはバスケットシューズで一時期に当たり前のように使われた、外側から確認できる踵のエアークッションが採用されている。これもあまりタクティカル・ブーツでは見かけないし、ソールの技術が進んだのか現在ではコンバースでもこの形式のクッションは使用していない。悪条件での使用では耐久性などに不安を私自体は感じる所。
足首部分の切れ込みの大きさが分かる?足首の部分だけ靴紐はグロメットになっているがこの部分は確実に固定して、保護したい部分であるからだろうね。

好き嫌いの分かれるジッパータイプなんだけれど、室内で靴を履いて過ごす事のない日本人ですから、あると便利ですね。
勿論、ジッパー無しのモデルもあります。

あまり意味はないんだけれど、踵にはコンバースがデカデカとエンボスされています。社名を“これでもか”と言う程、目立たせているのもコンバースの特徴かな。

つま先の可動部分まで大きく開いているので補強をしたり、強度が必要と思われる部分に2枚の合皮を使ったり手の込んだ作りが見られますね。

ソールのトレッドはあまり未舗装状態のフィールドに向いているとは思えない、泥が多い場所や小石の多い川原などでもあまりいい印象はない。その分濡れた大理石の上やタイルなど平坦なすべりやすい所では確実な信頼とはいかないが、何時転んでもおかしくないと言うような状態にはならない。
排水性は非常に考慮されていて、また静粛性も一応のレベル。
最近のモデルでは強力なグリップを謳った製品も発表されているので、グリップはコンバースが力を入れている課題なんだと思う。

ジッパータブが他に引っかからないようにカバーが付く。

コンバースですね。コンバースです。

全体的な素材は殆どが合成皮で一部にナイロンが使われている、また傷つくことの多い踵など一部にスウェード調の素材が使われている。軽量と言う点では他者と比べて遜色ないレベル。動きやすいように柔らかい合成皮が使われているので傷は付きやすい。
全体的には都市部での任務にあわせた作りになっているのだと思うな。
TEXT By TAC
バスケット・シューズなどで老舗のコンバース。其方では定番ともいえる息の長いモデルで有名だし、知らない人はいないでしょう。
私自身も中学生だった頃にはキャンバス製のハイカット・モデルにはある種の憧れを感じたものです。特にMade in USAのタグが付いた物は為替レートが未だ200円近く、輸入品がずっと高級品だったその頃には高嶺の花でしたね。
そんなコンバースもタクティカルブーツへの本格参入はつい最近のことで、各スポーツシューズ・メーカーがこぞって製品を発表した頃と時期を同じにするので、この手のメーカーとしては後発と言えるのだと思う。
気付いて見るとコンバースと言うメーカー、自分にとってあまりにもバスケット・シューズのイメージが強すぎて、ハイキングやトレッキング・シューズなどのモデルをリリースしているのかも知らないし、正直タクティカル・ブーツ分野に参入してきたのは驚きだったんだよね。
そんなコンバースが初期に発表したC8876、日本で一寸知られたデザート・タン色の一連モデルより前に発表されたもので既にカタログ落ちしてしまっている。
8インチブーツでサイドにメタルジッパーが付くモデルだ。
コンバースのタクティカル・ブーツコンセプトは他のタクティカルブーツのそれと同様の物を目指して開発されているように感じる。
軽量であり、静粛性が高く、グリップ力が高い、そして快適性を確保し、長時間の使用で負担を軽減できる。各メーカーで特色が出るのはこれらをどの様なバランスで実現するのか、と言う所だと思う。コンバースは今回のC8876のような初期モデルから一貫して、つま先や足首の自由度が高くなるようにデザインされていて、特に足首の可動用に大きく切り込まれたデザインは最近発表された新製品でもそのままのコンセプトを継承している。
また靴紐を通すグロメットもプラスチック・チップを一貫して採用している。このチップの効果は説明しにくいのだけれど、靴紐が締めやすいだけでなく、締めた後でも靴紐が固定されすぎないので足の動きに対して、強く力のかかった方向へ靴紐が送り出されて自由度が大きくなるように感じる。
特筆すべきはインナーソールの出来で足裏にかかる衝撃を緩和してくれる、ここいら辺はさすがにバスケットシューズで培われた技術だと感心させられた。
今となってはバスケットシューズで一時期に当たり前のように使われた、外側から確認できる踵のエアークッションが採用されている。これもあまりタクティカル・ブーツでは見かけないし、ソールの技術が進んだのか現在ではコンバースでもこの形式のクッションは使用していない。悪条件での使用では耐久性などに不安を私自体は感じる所。
足首部分の切れ込みの大きさが分かる?足首の部分だけ靴紐はグロメットになっているがこの部分は確実に固定して、保護したい部分であるからだろうね。
好き嫌いの分かれるジッパータイプなんだけれど、室内で靴を履いて過ごす事のない日本人ですから、あると便利ですね。
勿論、ジッパー無しのモデルもあります。
あまり意味はないんだけれど、踵にはコンバースがデカデカとエンボスされています。社名を“これでもか”と言う程、目立たせているのもコンバースの特徴かな。
つま先の可動部分まで大きく開いているので補強をしたり、強度が必要と思われる部分に2枚の合皮を使ったり手の込んだ作りが見られますね。
ソールのトレッドはあまり未舗装状態のフィールドに向いているとは思えない、泥が多い場所や小石の多い川原などでもあまりいい印象はない。その分濡れた大理石の上やタイルなど平坦なすべりやすい所では確実な信頼とはいかないが、何時転んでもおかしくないと言うような状態にはならない。
排水性は非常に考慮されていて、また静粛性も一応のレベル。
最近のモデルでは強力なグリップを謳った製品も発表されているので、グリップはコンバースが力を入れている課題なんだと思う。
ジッパータブが他に引っかからないようにカバーが付く。
コンバースですね。コンバースです。
全体的な素材は殆どが合成皮で一部にナイロンが使われている、また傷つくことの多い踵など一部にスウェード調の素材が使われている。軽量と言う点では他者と比べて遜色ないレベル。動きやすいように柔らかい合成皮が使われているので傷は付きやすい。
全体的には都市部での任務にあわせた作りになっているのだと思うな。
TEXT By TAC
2008年06月06日
5.11コンシールメント・ベストVol.2
5.11Tactical Consealment mesh Vest Vol.2

詳細を追加でやりますよ、と言ってから時間がなくてね。気付いたらもう6月で入梅までしてしまっているな。
何のことやら、と思う人は過去の記事で、このコンシールメントベストの大まかな部分を紹介していますので興味があったら見てください。
デジカメでこの手の黒い装備品を上手く撮るのは難しい物ですね。前回の記事で一回で書ききれなかったのも撮影に失敗したからなんだけれど、そんなに急に技術が上がるわけでもないので分かりにくい写真が含まれていますがその点はご容赦。

最初から分かりにくい写真なんですけれど、無線機用のポーチが付いていてベストの合わせと装備を固定する為のベロクロに2つ上下にナイロンタブが付いているのが確認できると思う。これは筒型に縫いつけてあるので無線機コードを通して他の装備に干渉しないようにするためのタブだと思う。反対側にも1つ同様の物が付いています。

こちらは後ろ側、首の付け根辺りの部分、2つのタブが見えます。こちらはベロクロになっており、無線機用のイヤフォンを固定する為の物。これにより首の後ろ側からイヤフォンを取り回し、固定しておくことが出来る。

肩口にベロクロが2連で付いています。勿論、付属のポーチ類の取り付けは可能ですが実際は何をつけておくと便利なんですしょうかね。とりあえず私はワッペンなんですが・・・。

はい、撮影に失敗した状態とは、正にこんな感じを指します。あきらめましたね、ええ・・・。
ここは拙い撮影技術を文章力で補う暴挙に出る事にしましたよ。
左側から無線機用ポーチ、バトン(伸縮警棒)ポーチ、ピストルマグ/フラッシュライトポーチ、手錠ケースになります。
やはり文章だけで表現するには無理があります。テレパシーを送ることも考えましたが、ここは潔く撮りなおしをすることにしました。

ピストルマグ/フラッシュライトポーチ 一応、9mmのダブルカラムの標準サイズであれば収納できる。デザイン的に収納部分よりフラップで調整するようにフラップ部分に余裕を持たせ、逆に収納部分は短く作られている。
どの様な形式のマガジンでも、また装弾数が違っても使えるようにしたのだろうが、M9(92F)のマガジンではベロクロの接着部がほんの僅かであり、収納部が短いので脱落の心配が付きまとう。収納部分にテンションをかける機能も付いていないので心配は更に大きく感じる。但し、フラップのかからない部分から直接マガジンをつかむとフラップの開閉無しに取り出すことができる。これも心配を助長させる要因なんだけれどね。
フラッシュライトではシュアファイアーの6PやG2ではやはり不安が残る程度にしかベロクロは接着面を確保できない。CR123Aバッテリーを2個使う標準的なサイズより若干短めなら心配ないと思う。例えばスコーピオンとかね、持ってないので確実と言うわけではないけれど。

手錠ケース 分かり易く、オーソドックスに手錠の型に合わせカッティングされている。一般的に知られる手錠のナイロンケースと比べ、材質が柔らかく薄手のナイロンを使用しているので小物を入れておくこともできる。


バトン/伸縮警棒ポーチ ASPバトンのF26に対応していると思う。私が所持しているのがF21なので収納すると上の部分に隙間が開いてしまう。伸縮警棒は警備任務において非常に有効な装備の1つだけれど重量が気になるところ。ナイロンケースの主体がF26などの長いバトンを収納する物であるのは対峙した対象との距離を保てる為なのだろうけれど、反面それなりの訓練を要する。

無線機ケース 日本ではアマチュア無線とか業務用無線のクラスが収納できる大きさ。特定小電力無線機では大きすぎるね。固定するコードは伸縮性がないのも惜しい所。ベロクロである程度の調整がきくので汎用性はあると思う。
ベストと必要最低限のポーチ類のセットではあるけれど、前回の記事でコメントを頂いた通り、日本で本当に警備用として使用するにはオーバースペックな感じがする。それだけ日本とアメリカでの警備に必要とされる装備に大きな違いがあると言うことなんだろうね。
TEXT By TAC
詳細を追加でやりますよ、と言ってから時間がなくてね。気付いたらもう6月で入梅までしてしまっているな。
何のことやら、と思う人は過去の記事で、このコンシールメントベストの大まかな部分を紹介していますので興味があったら見てください。
デジカメでこの手の黒い装備品を上手く撮るのは難しい物ですね。前回の記事で一回で書ききれなかったのも撮影に失敗したからなんだけれど、そんなに急に技術が上がるわけでもないので分かりにくい写真が含まれていますがその点はご容赦。
最初から分かりにくい写真なんですけれど、無線機用のポーチが付いていてベストの合わせと装備を固定する為のベロクロに2つ上下にナイロンタブが付いているのが確認できると思う。これは筒型に縫いつけてあるので無線機コードを通して他の装備に干渉しないようにするためのタブだと思う。反対側にも1つ同様の物が付いています。
こちらは後ろ側、首の付け根辺りの部分、2つのタブが見えます。こちらはベロクロになっており、無線機用のイヤフォンを固定する為の物。これにより首の後ろ側からイヤフォンを取り回し、固定しておくことが出来る。
肩口にベロクロが2連で付いています。勿論、付属のポーチ類の取り付けは可能ですが実際は何をつけておくと便利なんですしょうかね。とりあえず私はワッペンなんですが・・・。
はい、撮影に失敗した状態とは、正にこんな感じを指します。あきらめましたね、ええ・・・。
ここは拙い撮影技術を文章力で補う暴挙に出る事にしましたよ。
左側から無線機用ポーチ、バトン(伸縮警棒)ポーチ、ピストルマグ/フラッシュライトポーチ、手錠ケースになります。
やはり文章だけで表現するには無理があります。テレパシーを送ることも考えましたが、ここは潔く撮りなおしをすることにしました。
ピストルマグ/フラッシュライトポーチ 一応、9mmのダブルカラムの標準サイズであれば収納できる。デザイン的に収納部分よりフラップで調整するようにフラップ部分に余裕を持たせ、逆に収納部分は短く作られている。
どの様な形式のマガジンでも、また装弾数が違っても使えるようにしたのだろうが、M9(92F)のマガジンではベロクロの接着部がほんの僅かであり、収納部が短いので脱落の心配が付きまとう。収納部分にテンションをかける機能も付いていないので心配は更に大きく感じる。但し、フラップのかからない部分から直接マガジンをつかむとフラップの開閉無しに取り出すことができる。これも心配を助長させる要因なんだけれどね。
フラッシュライトではシュアファイアーの6PやG2ではやはり不安が残る程度にしかベロクロは接着面を確保できない。CR123Aバッテリーを2個使う標準的なサイズより若干短めなら心配ないと思う。例えばスコーピオンとかね、持ってないので確実と言うわけではないけれど。
手錠ケース 分かり易く、オーソドックスに手錠の型に合わせカッティングされている。一般的に知られる手錠のナイロンケースと比べ、材質が柔らかく薄手のナイロンを使用しているので小物を入れておくこともできる。
バトン/伸縮警棒ポーチ ASPバトンのF26に対応していると思う。私が所持しているのがF21なので収納すると上の部分に隙間が開いてしまう。伸縮警棒は警備任務において非常に有効な装備の1つだけれど重量が気になるところ。ナイロンケースの主体がF26などの長いバトンを収納する物であるのは対峙した対象との距離を保てる為なのだろうけれど、反面それなりの訓練を要する。
無線機ケース 日本ではアマチュア無線とか業務用無線のクラスが収納できる大きさ。特定小電力無線機では大きすぎるね。固定するコードは伸縮性がないのも惜しい所。ベロクロである程度の調整がきくので汎用性はあると思う。
ベストと必要最低限のポーチ類のセットではあるけれど、前回の記事でコメントを頂いた通り、日本で本当に警備用として使用するにはオーバースペックな感じがする。それだけ日本とアメリカでの警備に必要とされる装備に大きな違いがあると言うことなんだろうね。
TEXT By TAC
2008年06月06日
DBT/ 2 Qt. Canteen Pouch
~BattleLab 2 Qt. Canteen Pouch~
2 クオート・キャンティーン・ポーチ。
また"水筒"カラミです―。

コチラは完全に使用目的が決まっていました。ドラムマガジン・ポーチとして。
カナリ以前、何か(ベトナム戦争関係か、アフリカ内戦関係だったか…)の写真で、使用しているのを見かけて以来のアイテムです。
ドチラの写真だったか定かでは無いのですが、ソチラでは捕獲兵器か何かのRPD用ドラムマガジンを入れていた気がします。

当時、"名案だな~"等と漠然と関心していましたが、実際に再現してみると、大した数では無いにしても実弾重量を抱えるとゲンナリする重さで、A.L.I.C.E.クリップが豪く痛かったのを覚えています…。
実戦ともなれば、予備弾倉をザックの中等に入れっぱなしと云う訳にもいかず、ザック装備をデポったり、最悪、パージしても、分隊支援の立場を危うくしてはならない立場ならやむを得ないでしょう…。

現在ではMOLLEになり、アタッチメントとしても楽ですが、フルロードしたハンドガンとほぼ同じ2kgのコノ大きさを支えるには大変安定しています。



内張りは体に接する部分のみ、一応防水引きになっていますが、MOLLE縫製用の糸が貫通しているので、本気の防水を考えている様ではありませんね…。

大きなドレイン・ホールも空いています。排水と云うより、ゴミ排出口の様相。ファステックを閉めても、元々大きな水筒の飲み口が出る様になっているので"ゴミ入るのありき"の設定でしょうか?最近の装備の中には、底辺を最初から"網"設定にしてあるモノもありますが…。勿論、防音材(保温材?)もついていません。
そして… 続きを読む
2 クオート・キャンティーン・ポーチ。
また"水筒"カラミです―。

コチラは完全に使用目的が決まっていました。ドラムマガジン・ポーチとして。
カナリ以前、何か(ベトナム戦争関係か、アフリカ内戦関係だったか…)の写真で、使用しているのを見かけて以来のアイテムです。
ドチラの写真だったか定かでは無いのですが、ソチラでは捕獲兵器か何かのRPD用ドラムマガジンを入れていた気がします。

当時、"名案だな~"等と漠然と関心していましたが、実際に再現してみると、大した数では無いにしても実弾重量を抱えるとゲンナリする重さで、A.L.I.C.E.クリップが豪く痛かったのを覚えています…。
実戦ともなれば、予備弾倉をザックの中等に入れっぱなしと云う訳にもいかず、ザック装備をデポったり、最悪、パージしても、分隊支援の立場を危うくしてはならない立場ならやむを得ないでしょう…。

現在ではMOLLEになり、アタッチメントとしても楽ですが、フルロードしたハンドガンとほぼ同じ2kgのコノ大きさを支えるには大変安定しています。



内張りは体に接する部分のみ、一応防水引きになっていますが、MOLLE縫製用の糸が貫通しているので、本気の防水を考えている様ではありませんね…。

大きなドレイン・ホールも空いています。排水と云うより、ゴミ排出口の様相。ファステックを閉めても、元々大きな水筒の飲み口が出る様になっているので"ゴミ入るのありき"の設定でしょうか?最近の装備の中には、底辺を最初から"網"設定にしてあるモノもありますが…。勿論、防音材(保温材?)もついていません。
そして… 続きを読む