スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ at

2008年09月23日

Maxpedition Gearslinger~Vol.2~

Maxpedition Gearslinger ~ Vol.2 ~

 昨日からの続き。


どうも、このバックMaxpeditionでは旧型で生産が終わっているようなんだけれどMAGFOCEでは似た物が未だ在庫があるようだね。どの部分が違うのかはよくわかんないんだけれど。


ショルダーストラップ部です。ロゴマークの上についているポーチは追加でつけている、5.11タクティカル社GPS/PDAポーチです。本来はMOLLE対応のテープが付いているだけなんですけど、ポーチを付けるとかなり使いやすいですね。私は携帯電話とか3.5インチ画面つきのGigabeat V41なんかを入れています。


GPS/PDAポーチとショルダーストラップの相性はばっちりで、幅もほぼ同じなのでまるで最初から付属していたのではないか、と思うほどですね。着脱用ファステックも非常に使いやすくて、体に合うように調整しておけば頭からストラップを被るように背負うようなことをしなくてもいいので常に調整を繰り返す必要はないです。


ショルダーストラップの裏には滑り止めのラバーコティングが施され、更に隠しポケットが付いています。銀行カードとか鍵なんかを入れて持ち歩けます。特に海外旅行へ出かけるときにスリの被害に遭う恐れがある場合には、ここに重要な物を隠しておくことにしていますね。


丁度、車の3点式シートベルトと同じような形でバックパックを固定します。一寸、背負う場合にはショルダーストラップだけで充分ですが長時間移動する場合にはウエストベルトを使用することをお勧めします。疲労感が違いますよ。


写真は上下逆さまなんですけれど、ファステックの受けが付いている方がウエストベルト結合部分、写真で下になっているベルトがショルダー部分結合用です。ウエストパッドに当たる部分はMOLLEが切ってあり追加ポーチが組めます。またチラッと見えるドットボタンは隠しポケットのクローズの為についています。


ウエストパッドの裏側に前述の隠しポケットが見えます。財布とかが入る大きさなので結構使えます。


背面の写真です。パッドが付いているので、直線的なデザインでもあまり背負いにくさを感じません。但し、山岳地などを長時間背負って歩くだけの使用には向いていないでしょう。ツーリングやストリートユース向けと言う感想です。


背面はジッパーによって開閉される、ハイドレーション(キャメルバックなどの給水システム)用の収納スペースがあります。四角い窓は、勿論給水用チューブを通す為の物です。


給水用チューブはパックの上面のベロクロ開閉式の窓から導き出すようになっています。


更に、ショルダーストラップの給水ホースホルダー(ベロクロで開閉)を通して固定します。


写真のように、給水用ホースのホルダーはショルダーストラップに2箇所設置されています。


メインコンパートメントは外側の裏にジッパー開閉式のポケットとメッシュポケットが付いています。なくしたくないものはここに収納しておくことにしていますね。


メインコンパートメントは区切られていないので大きめのものでも容量一杯まで収納できます。夏場なら2泊ぐらいの旅行の着替えなどを入れて出かけられますね。お土産などを買う予定がなければ私の場合、充分でした。
内部の色が違うのは好き嫌いがあると思いますが、明るい色を使うことで薄暗い所でも小さな物を見つけやすくて、意外に便利な物だと思う。私は結構、暗い色の製品を選んでしまうらしくて黒いバックだと時々見失って、忘れてきたのかと思ってしまうことが多いので助かっています。
 特にこの手のバックは構造上半分までしか開かないので、暗い所で一番底にあるものに気付かなかったりしますのでね。


底面には2本のナイロンストラップを装備しています。レインジャケットなどをくくりつけるのに適していますので時折、使用していますが、あまり大きな物だとかっこよくないんだよね。ストリートユースとしてはファッション性にかける感じがあるね。あまりに実用本位な装備だと思う。

あまりに多機能に使用できるようデザインされていて汎用性や拡張性に優れていると感じたのだけれど、その分、重量がかさんでくるとショルダーストラップ1本で持ち運ぶことに限界が出てきてしまうと思う。動くたびに背中の荷物が不安定に動いてしまい疲労を増大させる面が目立ってくるんですよ。MOLLE対応なので容量を増やせるのだけれど、あまり大きなポーチを付けることもお勧めできない。
 重心が体の外側へ移ってしまうと更にバックが不安定になることがあるからだ。
 やはりシティーユースと割り切って、追加のポーチ類は小物の取り出しやすさを念頭に設置してゆく方が使いやすいと感じた。
 タクティカルテイストのシティユースバックとしては非常によい印象を覚えた。

TEXT BY TAC  


Posted by USARV-TAG at 23:36Comments(0)雑装備