2008年03月12日
サファリランド S.P.E.A.R. マガジンポーチ
SAFARILAND Mag Pouch ~Woodland~
S.P.E.A.R.ですか?懐かしい言葉になりましたね。“いまさら聞けない語録”に殿堂入りしそうな勢いですか、Special Operations Forces Personal Equipment Advanced Requirements (特殊作戦用革新個人装備)の略です。
特殊作戦において先進した装備の開発を目指して、新世代の装備研究の一環から生まれたものです。
UM-21などグレゴリー社製のバックパックシステムや抗弾プレート入りのスピアー・アーマーベストなど一時期、日本でも高い人気がありました。時期的にアフガニスタン戦に投入され実戦テストを行った事もあり、実戦配備特殊部隊の象徴的なアイテムとして高い人気があった事を覚えていますよ。
Molle装備の原型的な発想も多く見られてね。影響としては非常に大きかったと思います。インパクト的にもね。

私もね、実はこんな偉そうに書いているんだけれど、全然わからないんですよ。SPEARが実際どのくらいのラインナップがあって、どこまでがSPEARなのかとかね。
あの頃の装備品にはなんとなく拒否感があってね。興味ゼロでしたからね。
つまり、うわべだけの知識だね。装備は一式あって、キャリングバックまでついているとか。パックパックシステムがあるとか。アーマーベストの形式とか、ハードプレートがSAPIより高性能で重量があるとかね。ああ・・そういえばフリースなんてものもありましたね衣類ではあれだけなんですかね。他のラインナップはないんでしょうか?
そんなんで何ゆえか、集めてもいないのに持っているのが、このマガジンポーチ。要はサファリランドの製品で軍用だからということで興味を持った。其れだけなんだけれどもね。
入手した当時はSPEARに属する装備とは知らなくて、変わったポーチがあるんだと思っただけ。
その後、SPEARではないかと言うことになって色々見ていたら、どうもそれらしい。でもそのマンマ、しっかり調べませんでしたよ。だから予備知識なし、偏見なしの感じたマンマ、見たマンマのご紹介になりますよ。

最新のタクティカル・マグポーチに比べ、マガジン収納部に脱落防止用のゴムなどを装備していないし、プラスチックプレートの方が入っているわけでもない。
ただし、LC-2に比べ開口部が大きくとられているため、素早いマガジンの交換が可能になると思う。装備のレパートリーにはシングルマガジンポーチ(Molleと同型)が梱包されていることを考えると予備マガジン収納としての機能が期待されているのかもしれない。
メインフラップにはドットとベロクロの双方で固定できるようになっており、開閉を素早く行える点でも評価できる。ベロクロだけで固定しておいても、簡単な移動でマガジンを脱落させることはない様だ。
アフガニスタン戦初期ではマガジン6本を収納できるような、タクティカル・ギアメーカーが生産したマガジンポーチも広く使われていた為、効果的な火力支援が期待できない状況では、この様な多弾装を携行するマガジンポーチの要望もあったと思う。

右側のポケットはユティリティー・ポケットとされているがスモークグレネードにジャストサイズとなっている。確かにフラップが大きめに設定されているので、何でも入りますよと言うコンセプトは理解できるところ。
左側のポケットは手榴弾用のもの。ダミー手榴弾をどこかにやっていて、装着しているところをお見せ出来ませんでした。
このポーチ左右専用で一対になるらしい。


手榴弾用ポケット。形状はLC-2とさして変らない。ドットボタンで固定するテープの材質にも変更はないようだ。

小物入れとして設定されると言うポケット、大きさから言って発煙手榴弾の大きさに丁度いい。勿論、同じくらいの大きさの焼夷手榴弾などや催涙手榴弾でも入るでしょう。フラップつきの形状なんで普通に小物入れとしても確かに使える。

スリットが入っている。生産時からのものなのか、後に切られたのかは不明。ただ単に切ったのではなくて、繊維がほぐれないよう焼いて固定してある。ホットナイフのような工具での加工であるのは確か、このスリットこの手の手榴弾を取り出すのに非常に都合が良い。それ故、ここはこの手の手榴弾ポーチと判断している。

装備への固定部分、Molleで見慣れている光景だね。

下に水抜きが付いている。基本素材は防水処理がしてあるので、渡河作戦などに焦点をあわせての仕様と思う。

裏側に付いている官給ラベル。
M4マガジン3本用ポーチ、破片手榴弾と汎用手榴弾用、左側 と書いてあるね。これを見てもフラップ付きのサイドポケットが各種手榴弾を携行する為の物と言うことが分かる(誰だよ!!汎用ポーチだと説明してくれちゃったアメリカ人!!)。これは左側との事だが右用は?おそらく手榴弾用のサイドポケットが逆についている程度ではないだろうか。
NSNナンバーが続いてはいる、アメリカの実験用ナンバーが記載されている。
その下がアメリカ軍官給番号
そしてサファリランド社製と入っている。
Text By TAC
S.P.E.A.R.ですか?懐かしい言葉になりましたね。“いまさら聞けない語録”に殿堂入りしそうな勢いですか、Special Operations Forces Personal Equipment Advanced Requirements (特殊作戦用革新個人装備)の略です。
特殊作戦において先進した装備の開発を目指して、新世代の装備研究の一環から生まれたものです。
UM-21などグレゴリー社製のバックパックシステムや抗弾プレート入りのスピアー・アーマーベストなど一時期、日本でも高い人気がありました。時期的にアフガニスタン戦に投入され実戦テストを行った事もあり、実戦配備特殊部隊の象徴的なアイテムとして高い人気があった事を覚えていますよ。
Molle装備の原型的な発想も多く見られてね。影響としては非常に大きかったと思います。インパクト的にもね。
私もね、実はこんな偉そうに書いているんだけれど、全然わからないんですよ。SPEARが実際どのくらいのラインナップがあって、どこまでがSPEARなのかとかね。
あの頃の装備品にはなんとなく拒否感があってね。興味ゼロでしたからね。
つまり、うわべだけの知識だね。装備は一式あって、キャリングバックまでついているとか。パックパックシステムがあるとか。アーマーベストの形式とか、ハードプレートがSAPIより高性能で重量があるとかね。ああ・・そういえばフリースなんてものもありましたね衣類ではあれだけなんですかね。他のラインナップはないんでしょうか?
そんなんで何ゆえか、集めてもいないのに持っているのが、このマガジンポーチ。要はサファリランドの製品で軍用だからということで興味を持った。其れだけなんだけれどもね。
入手した当時はSPEARに属する装備とは知らなくて、変わったポーチがあるんだと思っただけ。
その後、SPEARではないかと言うことになって色々見ていたら、どうもそれらしい。でもそのマンマ、しっかり調べませんでしたよ。だから予備知識なし、偏見なしの感じたマンマ、見たマンマのご紹介になりますよ。
最新のタクティカル・マグポーチに比べ、マガジン収納部に脱落防止用のゴムなどを装備していないし、プラスチックプレートの方が入っているわけでもない。
ただし、LC-2に比べ開口部が大きくとられているため、素早いマガジンの交換が可能になると思う。装備のレパートリーにはシングルマガジンポーチ(Molleと同型)が梱包されていることを考えると予備マガジン収納としての機能が期待されているのかもしれない。
メインフラップにはドットとベロクロの双方で固定できるようになっており、開閉を素早く行える点でも評価できる。ベロクロだけで固定しておいても、簡単な移動でマガジンを脱落させることはない様だ。
アフガニスタン戦初期ではマガジン6本を収納できるような、タクティカル・ギアメーカーが生産したマガジンポーチも広く使われていた為、効果的な火力支援が期待できない状況では、この様な多弾装を携行するマガジンポーチの要望もあったと思う。
右側のポケットはユティリティー・ポケットとされているがスモークグレネードにジャストサイズとなっている。確かにフラップが大きめに設定されているので、何でも入りますよと言うコンセプトは理解できるところ。
左側のポケットは手榴弾用のもの。ダミー手榴弾をどこかにやっていて、装着しているところをお見せ出来ませんでした。
このポーチ左右専用で一対になるらしい。
手榴弾用ポケット。形状はLC-2とさして変らない。ドットボタンで固定するテープの材質にも変更はないようだ。
小物入れとして設定されると言うポケット、大きさから言って発煙手榴弾の大きさに丁度いい。勿論、同じくらいの大きさの焼夷手榴弾などや催涙手榴弾でも入るでしょう。フラップつきの形状なんで普通に小物入れとしても確かに使える。
スリットが入っている。生産時からのものなのか、後に切られたのかは不明。ただ単に切ったのではなくて、繊維がほぐれないよう焼いて固定してある。ホットナイフのような工具での加工であるのは確か、このスリットこの手の手榴弾を取り出すのに非常に都合が良い。それ故、ここはこの手の手榴弾ポーチと判断している。
装備への固定部分、Molleで見慣れている光景だね。
下に水抜きが付いている。基本素材は防水処理がしてあるので、渡河作戦などに焦点をあわせての仕様と思う。
裏側に付いている官給ラベル。
M4マガジン3本用ポーチ、破片手榴弾と汎用手榴弾用、左側 と書いてあるね。これを見てもフラップ付きのサイドポケットが各種手榴弾を携行する為の物と言うことが分かる(誰だよ!!汎用ポーチだと説明してくれちゃったアメリカ人!!)。これは左側との事だが右用は?おそらく手榴弾用のサイドポケットが逆についている程度ではないだろうか。
NSNナンバーが続いてはいる、アメリカの実験用ナンバーが記載されている。
その下がアメリカ軍官給番号
そしてサファリランド社製と入っている。
Text By TAC
Posted by USARV-TAG at 21:32│Comments(0)
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