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Posted by ミリタリーブログ at

2008年07月17日

ブラックウォーター・ギア PVS-14 Pouch

BLACKWATER GEAR PVS-14 Night vision Pouch



 現代の戦闘において、暗闇の持つアドバンテージは徐々にその効力を失いつつある。理由は簡単、ナイトヴィジョンの支給率が格段に上がったこと。今やアメリカ軍では個人装備品の中で基本装備になっていると思えるほどの支給率だね。
 月明かりの下での戦闘で夜間暗視装置の装備の有無は結果に大きな差を生むことになる。実際、これまでの戦闘の歴史を見ても同一条件下では持つ者と持たざる者が対峙した時、持たざる者に勝機が訪れることはまずなかった。多くの場合、持たざる者には悲惨な結果が用意されているのが常である。
 それ程、効果が期待できる装備だからこそアメリカ軍はその整備を進めてきたのだと思う。今やソニーなどのビデオカメラについている機能でさえ、開発初期の第一世代より格段の性能向上をみる事ができるご時世だよね。


 ポーチ自体は高額な精密機器を持ち運ぶ事を前提にクッションを入れてありますね。夜間戦闘の生命線とも言える装備ですし、価格が下がりつつあるとはいっても、まだまだ高価な代物です。
 ブラックウォーター・ギアの装備は発売当初、この周りのものに干渉しずらい角の取れた新デザインのファステックを採用していることで評価を受けていたが、生産性とか普及率の問題か、その後あまり見かけないな、このファステック。


 レンズが当たるからでしょうかね。下部に付いたグロメットは中心線から大きくずれています。他社製品との比較ができないのでわかりませんが、他社の物でもこんなデザインでしたっけね?


 ブラックウォーター・ギアが採用しているのはやはり、この形式の装着法ですね。


 内部の写真です。ゴムバンドをループ状に縫い付けてあります。


 PSV-14用のポーチとは言え、PSV-14を運用している人なんて殆どいないでしょ?
 使い勝手のよいサイズのポーチですね。クッションが入っているので一寸、ぶつけて壊したくないものなんかを入れて置くのに重宝します。一般的な装備になっているのでゲームなんかでは装備品のアクセントとしてポーチだけでもつけていると一寸良い感じ・・・。難点は上蓋が結構タイトにできていることかな、埃や雨水の浸入を抑えたいのかもしれないんですが本体と上蓋がほぼピッタリなのでちゃんと噛み合わすのにはコツが入りますかね。

Text By TAC
 
  


Posted by USARV-TAG at 23:10Comments(0)Blackwater

2008年07月17日

ブラックウォーター・ギア I-O LB ベルト

BLACKWATER GEAR I-O Load Bearing Belt


 私がね。密かに注目しているのがMOLLE装備に対応しているベルト。色々なタクティカルギア・メーカーが製作しているし、特に最近出てきた新しいカテゴリーでもない。
呼び方も定まっていなくて各メーカーで勝手に呼ぶものだから、電話で話している時に相手とイメージを合わせるのが大変なんだ。メーカーによってMOLLEベルトとかアクセサリーベルトとか、ブラックウォーター・ギアのようにロードベアリング・ベルトとかね。
 最近ではブラックホークからもリリースされ始めたようなので日本のショップでも見かけることがある「ああ・・あれね。」と思う人も多いだろうね。
 どうも日本では今ひとつパットしない評価のようだけれど、アメリカではそこそこ売れていてシューターが良くしているのを見かける、だからこそアメリカメーカーが色々と考えながら製作しているんだろうけど。


 Molleプラットフォームの側。つまり外側になる部分ですね。プラットフォームは背面と左右側面そしてベルトバックルが付く正面の4つの部分で構成されている。


 裏側。裏側は一体式になっていて、クッション性のある素材が内包されているように思う。

 このベルト、結構使い勝手が良い。ゲームと言うより日常でね。ユティリティーポーチやEODバック、マガジンポーチを組み合わせたりして、ウエストポーチの代用として使って重宝していますね。お勧めはカーキのパンツにはODや黒などの色を合わせると見た目にもシティーユースぽく演出できる。・・・と思っていますが周りからは軍隊キチガイ扱いされたりします。


 コの字型に型がはいているようだ。これはそれ程硬い物ではなくて装着すると体の形に合わせて曲がるので問題はないですね。型が役に立つのは装備品を装着する際で真っ直ぐになった面は楽に装備品を取り付けることができる。


 ベルトのウエスト調整はフロントファステック部分の調整機能で行う。結構余裕があり、調整幅は広いが、あまりにも調整用のナイロンテープが余ってしまうようなことがあったら、切ってしまう位の思い切りも必要かもしれない。


サイドのプラットフォーム。


背面のプラットフォーム。
リアに2個、フロント左右に1個づつD型の金属製リングが付いている。他社メーカーで同じような物が付いているものがあり、サスペンダー用とされているのでおそらく同じ機能を求めているのだと思う。


 サイドとリアのプラットフォームの連結部分はこの様になっている。装着するとあまり窮屈な感じがしないのはこの裁断に秘密があるのかな。


 背面のプラットフォーム裏側。黒い布は若干、滑り止めの効果が期待できる素材。


 黒い素材にはベロクロが付いており、こんな状態。これだけでは何のための機能なのか分からないですね。
I-Oの銘が打ってあるものは全て一体化できるシステムなっているときいているので、I-Oバックパックなどに連結する時に使用するのかもしれない。
DBTが同様のシステムでアクセサリーベルトをリリースしており、3DAYバックパックのウエストベルトとして機能するようにデザインされている。


いつも載せているのでロゴも・・・。

Text By TAC



  


Posted by USARV-TAG at 15:26Comments(0)Blackwater

2008年07月17日

ブラックウォーター・ギア ラージポーチ

BLACKWATER GEAR - Large Utility Pouch


 外見上はオーソドックスだけれども何処か独創的な装備品と、何度もブラックウォーター・ギアのアイテム類を紹介してきたように思う。そんな中で最もその形容に当てはまるのがリリースされる単品の装備品類だと思う。
 使いやすいのか、使い物にならないのか個人の評価は分かれるかもしれない。
通常の使い方にはなんら問題はないと思う、実際使ってみてそう思うのだが、戦場と言う極限状態での使用にどの様な判断が下されるのだろう。興味のあるところだね。


 基本的には一般的なユティリティポーチと同じと考えてよい。内部に簡単な防水加工が施され特に仕切りやポケットなども付いてはいない。表面も見て分かるようにMOLLEが付いているわけでもないので、やや古いデザインと感じてしまうが、他の物と干渉してしまうのが嫌いな私としてはMOLLEでポーチ類が追加できないと言ってもさほど不便を感じはしませんね。 
 ラージサイズとの事だが他社メーカーのミデアムサイズ同等程度の大きさ。




 装備品への取り付け部分が最大の特徴になる。旧式のSDSシステムにこの様なスロット式を採用した取り付け方式を見かけたことがありますね。手に入れたことがないので何ともいえませんが・・・。
 装備品へ編みこむようにして取り付けると不安を感じませんし、意外にナイロンテープが柔らかいのでそれほど苦労もしないです。但し、スロット部分に関しては硬質の素材とは言え布一枚なので付けたり外したりを頻繁に行うと耐久性に問題が生じるかもしれません。
 ドットボタンがなくタブを差し込むことで固定するタイプの方法は80年代後半からモジュラー装備の研究過程で随分目にすることが多かったんですが取り付け、取り外しが簡単な分、下から装備を突き上げられるとリブが外れてしまう可能性は否定できないですね。編みこんであれば直ぐに本体自体を紛失してしまうなどと言うことはおこらないですけれど。


 本体自体は非常にオーソドックス、他社メーカーの製品と大きく違う所はありません。


 開閉を行うジッパーはループ式のタブを採用しているので手袋をつけたままの開閉でも非常に簡単に行うことができます。ジッパーも作動がズムーズで好印象ですね。


 一応会社のロゴが付いています。台紙にしか書かれていませんが、製作を担当するメーカーは幾つかのブランド装備品の縫製を請け負っている会社ですね。ホルスターや警察用装備品で有名な会社の製品も製作しているので縫製技術は信頼できると思っています。

Text By TAC

  


Posted by USARV-TAG at 00:56Comments(0)Blackwater