2009年01月29日
Maxpedition Devildog ~Vol.2~
Maxpedition Versipack Devildog ~Vol.2~
引き続きMaxpedition Versipack シリーズのDevildogについて書いています。
Maxpeditionについて書くのも今回で何回目になるんでしょうね?最初は何となく持っていた物をいたずら半分で書いてみただけだったんですけれど、意外と知られていないだろうと思っていてね。
今や検索キーワードで見ても上位にランクされていたり、面白いものですね。時折、輸入専門店なんかでは見かけることもあるんですが、やはり正規輸入されているMagforce シリーズの方が宣伝もされているし、なんせ絶対量が違うでしょ。
まぁ、そうこうしているとね、色々な人たちの情報とかも入ってくるもので、“Magforceにない色が欲しくてMaxpeditionを買っている。”とか”日本にないモデルが気にいっている。”とかね。インターネットみたいなデジタルな情報端末の発信が人の生の声で返ってくるのも面白い現象だとね。こう思うわけですよ。

付属のショルダーストラップを装着した所です。本来はウエストベルトを格納して使うものですが、あえて出したまま写真としています。ストラップにはショルダーパッドも装備してありベロクロで取り外しがきくようになっています。私はウエストバッグをショルダーバッグとして使うメリットを感じないんで使ったことは無いんですが、汎用性を高め状況によって使い分けが出来ると言う点を評価する人もいるんでしょうね。実際ショルダーバッグの利点も理解しているつもりなので悪くはないと思うんですがね。
自分はショルダーは以前紹介したJumbo Versipackを所有しているので、使い分けているんですよね。

メイン・パックも蓋の裏側には2段になったポケットが付属していますね。一段目がパック幅と同じポケットで二段目が半分で仕切られています。二段目は丁度、1インチのナイロンテープが見える部分がそうですね。ナイロンテープはクリップなどの付いた小物に対する補強だと思う。意外と市販の山用品などではこの部分が薄いナイロン布が使用されていてクリップで留めるライトやユーティリティーナイフ等を留めておいても脱落しやすかったり、安定しなかったりと不満のあることが多かった、このポケットはクリップ止めを想定して作られているだけあってその様な不満とは無縁だ。蓋側のポケットは取り出しやすい反面、可動する部分なので内包物が脱落してしまう事があって使用に不満がでることが多いがこのポケットはその点で優れていると思うな。
鍵などを取り付けるランヤードも付いています。私はあまり使いませんが・・・。
パック自体は、まぁ大きく開く方だと思います。ウエストバックとして立ったまま荷物を取り出すことを考え、開きすぎると荷物が落ちてしまうし、開かないと取り出せないしね。良い所でバランスをとっていると思いますよ。
フラップが開ききってしまわないようにストッパー機能を併せ持つ折りたたみ式のナイロン布が追加されているだけでなく、この布が不意に小物が落ちてしまうことを予防してくれます。
フラップ自体も硬質のナイロンで製作されているため反り返ることなく開くので、これも取り出しの作業に貢献してくれます。

メインパックの背面側にはナイロンメッシュのポケットが付きます。縁にナイロンテープがこちらも装備されクリップつきの小物を保持することが考えられていますね。あまりに小さな物などを収納するのに便利で紛失を防いでくれます。メインパックの奥に当たりますのでメインパックにいれている荷物を避けて取り出すのですけど、上記の蓋が大きく開くことや脱落防止のテープの機能と相まって特に支障を感じることは少ないです。思ったより取り出しやすく使いやすいですね。勿論、メインパックに小物を積み重ねておかない等の配慮が必要ですが・・・。

小型ポーチ部分の中身です。厚みが3cm程度で写真の通り、大きく開くのでナイロンメッシュのポケットをメインに使っていますね。私はこの部分に多くの小物を入れることが多いので不意に中の物をばら撒くことを恐れての使用ですが、大き目のものであればメッシュポケットを使わずにそのまま入れておいても問題はないですね。大型ウエストバックの欠点として一番外側になる部分をぶつけやすくなると言うことがあり、あまり壊れやすいものを入れないようにしていますね。メインパックの厚みと加えると体から15cmも外側に位置することになりますので、気付かないうちに障害物にぶつけているなんて事ありますよ。

写真では分かりづらいかもしれませんがね。このクラスのバックとしては無駄と思えるくらいの大型のジッパーが採用されています。ジッパーは便利でこのてのバッグに欠かせない部品ですが、細かい砂などをかみこみやすく、それらを原因として作動不良から破損へとつながる脆弱な側面を持ちますからね。高品質のタクティカル用品のジッパーも割と大型で強度のあるジッパーを採用していたりしますね。この様な細かい部品の選定で値段に違いが出てきて要るんだなと感じる所ですね。
最近、Maxpeditionのモデルではやや小ぶりのジッパーを採用することが多くなりましたが、”やりすぎですよ。”と言う位の強度への追求を良しとしていた私としては少し残念な気持ちもしますね。

両サイドにある調整機能ALICEに対応する1.75インチとMOLLE対応の1インチテープの組み合わせ。凝った作りだけれど調整幅が少なくてサイドポケットに水筒類を装備した時の安定を図る狙いで付いている感じが否めない。Dリングを追加して動きにあわせ可動するようになっている。

まぁね、日常的に調整しながら使うようなことはあまり無いのでさしたる不満ではないが、MOLLE取り付け用のスペースを確保する為に調整機能を小さく取らざる得なかったと思える箇所なんだよね。一般的に使う人(私を含めてね。)は調整機能より見た目にもよくって、いざとなればお気に入りのポーチを追加できるこの方が良いと思うだろうね。だからこの部分は嫌いじゃないんだよね、私の場合。

メイン・パックと小型パックの間に筒状になったタブが左右についていますね。写真では分かりづらいんですがね、筒状になっているんですよ。おそらくはペンケースなんでしょうかね。ペンケースとしても何でここなんでしょうか?しかも両サイドなんてね。色々考えましたが、サイリュ-ムをつけてマーカーにするとかね。ただあまりしっくりと来る様な考えは浮かばないですね。ペンケースとして使うのが妥当でしょうかね。コードを通すなんて事も考えましたがそれにしては長いんですよ。

こちらも良く分からないループですね。上面キャリングハンドルの両サイドに付いています。こちらはコードを取り付けておくものではないかと思うんですけれど、どうですかね。私は小型のカラビナにコードを取り付けて小物のランヤード的な使い方で使っているので先入観的にもそうなってしまうんですけれどもね

こちらはウエストベルトについているものです。あまり役に立ちそうに無いんですけど、何か意味があるんでしょうね。やっぱり・・・。

古いシリーズに時折付いていた商品タグです。あまり見かけなくなりましたね。
TEXT BY TAC
引き続きMaxpedition Versipack シリーズのDevildogについて書いています。
Maxpeditionについて書くのも今回で何回目になるんでしょうね?最初は何となく持っていた物をいたずら半分で書いてみただけだったんですけれど、意外と知られていないだろうと思っていてね。
今や検索キーワードで見ても上位にランクされていたり、面白いものですね。時折、輸入専門店なんかでは見かけることもあるんですが、やはり正規輸入されているMagforce シリーズの方が宣伝もされているし、なんせ絶対量が違うでしょ。
まぁ、そうこうしているとね、色々な人たちの情報とかも入ってくるもので、“Magforceにない色が欲しくてMaxpeditionを買っている。”とか”日本にないモデルが気にいっている。”とかね。インターネットみたいなデジタルな情報端末の発信が人の生の声で返ってくるのも面白い現象だとね。こう思うわけですよ。
付属のショルダーストラップを装着した所です。本来はウエストベルトを格納して使うものですが、あえて出したまま写真としています。ストラップにはショルダーパッドも装備してありベロクロで取り外しがきくようになっています。私はウエストバッグをショルダーバッグとして使うメリットを感じないんで使ったことは無いんですが、汎用性を高め状況によって使い分けが出来ると言う点を評価する人もいるんでしょうね。実際ショルダーバッグの利点も理解しているつもりなので悪くはないと思うんですがね。
自分はショルダーは以前紹介したJumbo Versipackを所有しているので、使い分けているんですよね。
メイン・パックも蓋の裏側には2段になったポケットが付属していますね。一段目がパック幅と同じポケットで二段目が半分で仕切られています。二段目は丁度、1インチのナイロンテープが見える部分がそうですね。ナイロンテープはクリップなどの付いた小物に対する補強だと思う。意外と市販の山用品などではこの部分が薄いナイロン布が使用されていてクリップで留めるライトやユーティリティーナイフ等を留めておいても脱落しやすかったり、安定しなかったりと不満のあることが多かった、このポケットはクリップ止めを想定して作られているだけあってその様な不満とは無縁だ。蓋側のポケットは取り出しやすい反面、可動する部分なので内包物が脱落してしまう事があって使用に不満がでることが多いがこのポケットはその点で優れていると思うな。
鍵などを取り付けるランヤードも付いています。私はあまり使いませんが・・・。
パック自体は、まぁ大きく開く方だと思います。ウエストバックとして立ったまま荷物を取り出すことを考え、開きすぎると荷物が落ちてしまうし、開かないと取り出せないしね。良い所でバランスをとっていると思いますよ。
フラップが開ききってしまわないようにストッパー機能を併せ持つ折りたたみ式のナイロン布が追加されているだけでなく、この布が不意に小物が落ちてしまうことを予防してくれます。
フラップ自体も硬質のナイロンで製作されているため反り返ることなく開くので、これも取り出しの作業に貢献してくれます。
メインパックの背面側にはナイロンメッシュのポケットが付きます。縁にナイロンテープがこちらも装備されクリップつきの小物を保持することが考えられていますね。あまりに小さな物などを収納するのに便利で紛失を防いでくれます。メインパックの奥に当たりますのでメインパックにいれている荷物を避けて取り出すのですけど、上記の蓋が大きく開くことや脱落防止のテープの機能と相まって特に支障を感じることは少ないです。思ったより取り出しやすく使いやすいですね。勿論、メインパックに小物を積み重ねておかない等の配慮が必要ですが・・・。
小型ポーチ部分の中身です。厚みが3cm程度で写真の通り、大きく開くのでナイロンメッシュのポケットをメインに使っていますね。私はこの部分に多くの小物を入れることが多いので不意に中の物をばら撒くことを恐れての使用ですが、大き目のものであればメッシュポケットを使わずにそのまま入れておいても問題はないですね。大型ウエストバックの欠点として一番外側になる部分をぶつけやすくなると言うことがあり、あまり壊れやすいものを入れないようにしていますね。メインパックの厚みと加えると体から15cmも外側に位置することになりますので、気付かないうちに障害物にぶつけているなんて事ありますよ。
写真では分かりづらいかもしれませんがね。このクラスのバックとしては無駄と思えるくらいの大型のジッパーが採用されています。ジッパーは便利でこのてのバッグに欠かせない部品ですが、細かい砂などをかみこみやすく、それらを原因として作動不良から破損へとつながる脆弱な側面を持ちますからね。高品質のタクティカル用品のジッパーも割と大型で強度のあるジッパーを採用していたりしますね。この様な細かい部品の選定で値段に違いが出てきて要るんだなと感じる所ですね。
最近、Maxpeditionのモデルではやや小ぶりのジッパーを採用することが多くなりましたが、”やりすぎですよ。”と言う位の強度への追求を良しとしていた私としては少し残念な気持ちもしますね。
両サイドにある調整機能ALICEに対応する1.75インチとMOLLE対応の1インチテープの組み合わせ。凝った作りだけれど調整幅が少なくてサイドポケットに水筒類を装備した時の安定を図る狙いで付いている感じが否めない。Dリングを追加して動きにあわせ可動するようになっている。
まぁね、日常的に調整しながら使うようなことはあまり無いのでさしたる不満ではないが、MOLLE取り付け用のスペースを確保する為に調整機能を小さく取らざる得なかったと思える箇所なんだよね。一般的に使う人(私を含めてね。)は調整機能より見た目にもよくって、いざとなればお気に入りのポーチを追加できるこの方が良いと思うだろうね。だからこの部分は嫌いじゃないんだよね、私の場合。
メイン・パックと小型パックの間に筒状になったタブが左右についていますね。写真では分かりづらいんですがね、筒状になっているんですよ。おそらくはペンケースなんでしょうかね。ペンケースとしても何でここなんでしょうか?しかも両サイドなんてね。色々考えましたが、サイリュ-ムをつけてマーカーにするとかね。ただあまりしっくりと来る様な考えは浮かばないですね。ペンケースとして使うのが妥当でしょうかね。コードを通すなんて事も考えましたがそれにしては長いんですよ。
こちらも良く分からないループですね。上面キャリングハンドルの両サイドに付いています。こちらはコードを取り付けておくものではないかと思うんですけれど、どうですかね。私は小型のカラビナにコードを取り付けて小物のランヤード的な使い方で使っているので先入観的にもそうなってしまうんですけれどもね
こちらはウエストベルトについているものです。あまり役に立ちそうに無いんですけど、何か意味があるんでしょうね。やっぱり・・・。
古いシリーズに時折付いていた商品タグです。あまり見かけなくなりましたね。
TEXT BY TAC
2009年01月27日
MAXPEDITION Devil Dog
Maxpedition Versipack "Devil Dog"

流行って移ろい易いもので、ほんの数年前まであんなに流行っていたのに見かけなくなったなとか、逆に今まで見かけなかったのに今年になったら皆が持っているなんて、そんなこと結構あったりする。
ミリタリーとかタクティカルの世界でも一見したところ時節の波は穏やかな業界のような気もするけれど、実際はその傾向は強くて、ファッション的な流行に左右されていると感じること随分ありますね。
少し前に流行ったゴアテックスパーカーやN3B、もう少し前のMA1ジャケットとかね、軍パンブームなんてのもあった。すっかり流行りも去っちゃって、あまり着ている人も見なくなった。男性ファッション誌なんかで随分とね。”一生モノ”なんて書いてあったけど、忘れられたような存在になったと思う。今見ても機能的にも優れていて、要求に応えるだけしっかりと作られ、デザイン的にも完成されていると思うけれど、ただ、流行から離れてしまったと言うことで、市場に評価されなくなったね。
何度も書いているんで、今更なんだけれど、私の場合そう言ったアイテムから離れられなくなる所があるんですよね。
良い物は良いと思うと言うとカッコいいですけれどね。自分の使い方が確立してしまうとなかなか離れられなくなってしまったりね。新しい物の使い方に慣れるまでの時間がめんどくさかったりね。まぁ、あんまりカッコのよい理由じゃなかったりするんですけれどね。
今回のバッグはこれも数年前まで流行った大型のウエストバッグ。これも最近では大きさに関係なく、あまりつけている人を見かけなくなりましたね。結構使いやすいと思うんですよ。私は手に荷物を持つのがあまり好きではなくて、両手が自由になっていることが常に行動時の条件になりますから、このウエストバッグと言うものは必要になった時に必要な物を鞄をおろさずに取り出す事の出来る結構なスグレモノだと思うんですけれどね。大型の物ともなればちょっとした買い物をしても買い物袋を持たずに済んでしまいますしね。
今や特に大型のものは山用品の専門店でも行かなければ、商品点数が少なくて機能を比べて購入することも難しい状態だったりしますからね。残念なことですね。

このウエストバッグもカーキ色の設定を求めて、アメリカで販売されているMaxpeditionブランドのバッグになります。日本でもMagforceブランドで他の色なら売られていたので持っている人もいることでしょうね。現在、アメリカでもウエストバッグの流行が終わった為か、カタログ落ちしているらしく、後継の製品も生産されていないようですね。
メイン・パックの大きさはおよそ高31cmx幅26cmx厚12cmでかなりの容量を誇るのですが反面、詰め込みすぎると重量に振り回され気味となってバッグが安定しなくなる場合がありますね。
そのため各部分に調整機能がついていて、移動などの際、快適に使用いたいと思うのであれば使用条件で悪化しがちな重心を身体へ近づける努力が求められる。デザイン的にも容量を最大にして、安定化を図るために各部の調整機能が目立つ形となっている。
メインパックの上に小型の収納用のポケットがついていて、頻繁に使うような小物や書類などを収納できます。大きさはおよそ高15cmx幅20cmx厚3cmです。
小型ポケットの表面に1.75インチのナイロンテープと1インチのMOLLE用のテープが付いています。共に追加のポーチ類を固定する為の装備で、ALICEとMOLLE両方に対応する為についているんですが、追加すれば重心が更に外側に向かう結果となりますから、あまり大型のものを取り付けるためのものではないと考えてください。タクティカルテイストをかもし出すアクセサリーみたいなものですよ。
素材はコーデュラナイロンを使用している為、印象的に硬く、市販のウエストバッグに比べても強度がありそうですね。その分、型崩れしにくいんですが曲面でのジップの動きが渋くなりがちで、衣類などを詰め込む時などは変形しにくい分、苦労してしまうデメリットがあります。
調整に使われるストラップの素材も硬質で一旦締めると多少の動きでは緩むことはないんですが、締めるときに力とコツが必要となりますね。
チラッと見えるDリングは金属製で付属のショルダーストラップを固定する為に付いています。

上面にはキャリングハンドルが付いています。大きさ的には拳1つ分なので長距離移動に使うものではないんでしょう、ちょっとした場面、外しておいたバッグを移動する時などにはあると便利なものです。結構ね、一般登山用の大型ウエストバックにも装備されているんですけれどナイロンテープがそのまま付いているだけだったり、簡素で必要最低限のものであることが多いんですね。それらと比べると折り返して縫製してあったりと手の込んだこだわりを感じますね。
強度と軽量のバランスをとる登山用品のデザインとはコンセプトも異なるのでどちらが優れると言う話ではないです。
調整用ストラップを開放するプラスチック製のファステックも厚みがあり、硬質プラスチックを使用しているので頑丈な分、動きが渋く、リリースに力が要りますね。Maxpeditionは強度を重要と位置づけていると思われるので製品の殆どが軽量化より重厚を狙っていると言えますね。その辺が軍用品に近いコンセプトで一般流通製品と異なる部分ですかね。タグにつくHARD GEARも伊達ではないと感じる所でもありますがね。

上記で散々タフさを評価しているのに、なんか矛盾してしまうんですがね。メイン・パックの両サイドに付くウォーターボトル・キャリアーはナイロンメッシュで作られています。使用頻度が高くなくあくまで予備のコンポーネンツとして考えられているのか、単に軽量化を狙ったのか、使用しない場合のパック自体の大きさを極力小さくしておきたかったのかは知る良しもありませんがね。底面まで補強されること無くメッシュで作られています。ナイロンメッシュ自体は一般的なものより強度のありそうな素材ですが明らかに統一性に欠ける印象になっています。この程度のものなら無くても良かったのではないかと個人的には感じてしまう所ですね。
今現在のVersipackシリーズを見渡すとウォーターキャリアの部分はナイロン布で作られているものが一般的でナイロンメッシュは姿を消している様ですね。私の考え方をするユーザーが多くて改良されたのではないかと思うんですがどうだろうね。この見方が正しければ軍用品に求められるような軽量化より強度を愛するユーザーがアメリカには結構いることになりますよ。
先日、訪れてみたタクティカル用品を扱うショップではMagforceにまだ、ナイロンメッシュを使用したものを見かけましたからね。使用法もしくは市場の要望にアメリカと日本では違いがでていると言うことだろうね。

アメリカのアウトドア製品似よく見られる、底面のグロメット。浸透してきた水を素早く排水する為の装備なんだけれど、長時間水にさらしておきたくない弾薬などには有効だと思うし、水が何時までもパックに溜まっていたのでは重くってしょうがないこれらは納得できる所だ、でもね腰を下ろすと埃や土が入り込む所はどうもいただけないな。水の排水が行えて、泥などが入り込むことのないグロメットがないものかね。勿論シティーユースではそんな心配は要らないし、使っていて内包物が汚れて困るなんて経験は一度もないけれどね。気になるようならガムテープなどで塞ぐ事も可能だしね。
裏生地、身体に直接当たる部分ね。これは柔らかなナイロンメッシュ素材にウレタンパットが内包されている。メインパックに硬い物を入れておいても不満にならないし、意外に滑りにくくて安定化にも貢献していると思う。何より大型のパックだけに通気性にも効果が期待できる点も良いと思う。勿論、通気性に優れると言うものではなく、あくまでラバーコーティングやナイロン生地そのままのものと比べての話だ。欠点としてはこのメッシュ柔らかく使い心地も良いんだけれども、その分、表面が擦れによって毛羽立ちやすいと言う所だね。直ぐに痛んで使えなくなることは無くて、強度的には充分なので使用感が出やすいというレベルなんだけれどもね。

ショルダーバッグとして使うときに、ウエストベルトを格納するポケットが付いています。これも大型ウエストバッグには今や標準ともいえるものだね。だけれどもこの機能ってつかったことないんだよな。

ウエストベルトとメインパックの調整機能部分、メインパックを安定させるのに重要な働きをする部分となる。内包する荷物の重量があるほど歩行時にメインパックは左右に振られることとなるので、両サイドで調整してやることで疲労の度合いはぐんと軽減される。ご丁寧にもこの調整機能にもMOLLEテープが追加されている。調整機能を阻害しない程度のポーチを追加して置くならこの部分は非常に使いやすくなると思う。

ウエストベルト部分は調整式で一般的なものと材質の強度が高められている意外はデザイン上に特筆すべき点はない。余分なストラップを束ねておく為のプラスチック製クリップが付くがこれも一時期の流行だった。今現在は山用品でもあまり多くは採用されていないようだ。ゴムバンドの方が結局使いやすいと言うことなのだろうか、それともコスト的に折り合わないのかな。
とりあえず、外装部分の紹介をしてみた、細かい所はVol.2に続きます。出来るだけ近いうちにアップします。
TEXT BY TAC
流行って移ろい易いもので、ほんの数年前まであんなに流行っていたのに見かけなくなったなとか、逆に今まで見かけなかったのに今年になったら皆が持っているなんて、そんなこと結構あったりする。
ミリタリーとかタクティカルの世界でも一見したところ時節の波は穏やかな業界のような気もするけれど、実際はその傾向は強くて、ファッション的な流行に左右されていると感じること随分ありますね。
少し前に流行ったゴアテックスパーカーやN3B、もう少し前のMA1ジャケットとかね、軍パンブームなんてのもあった。すっかり流行りも去っちゃって、あまり着ている人も見なくなった。男性ファッション誌なんかで随分とね。”一生モノ”なんて書いてあったけど、忘れられたような存在になったと思う。今見ても機能的にも優れていて、要求に応えるだけしっかりと作られ、デザイン的にも完成されていると思うけれど、ただ、流行から離れてしまったと言うことで、市場に評価されなくなったね。
何度も書いているんで、今更なんだけれど、私の場合そう言ったアイテムから離れられなくなる所があるんですよね。
良い物は良いと思うと言うとカッコいいですけれどね。自分の使い方が確立してしまうとなかなか離れられなくなってしまったりね。新しい物の使い方に慣れるまでの時間がめんどくさかったりね。まぁ、あんまりカッコのよい理由じゃなかったりするんですけれどね。
今回のバッグはこれも数年前まで流行った大型のウエストバッグ。これも最近では大きさに関係なく、あまりつけている人を見かけなくなりましたね。結構使いやすいと思うんですよ。私は手に荷物を持つのがあまり好きではなくて、両手が自由になっていることが常に行動時の条件になりますから、このウエストバッグと言うものは必要になった時に必要な物を鞄をおろさずに取り出す事の出来る結構なスグレモノだと思うんですけれどね。大型の物ともなればちょっとした買い物をしても買い物袋を持たずに済んでしまいますしね。
今や特に大型のものは山用品の専門店でも行かなければ、商品点数が少なくて機能を比べて購入することも難しい状態だったりしますからね。残念なことですね。
このウエストバッグもカーキ色の設定を求めて、アメリカで販売されているMaxpeditionブランドのバッグになります。日本でもMagforceブランドで他の色なら売られていたので持っている人もいることでしょうね。現在、アメリカでもウエストバッグの流行が終わった為か、カタログ落ちしているらしく、後継の製品も生産されていないようですね。
メイン・パックの大きさはおよそ高31cmx幅26cmx厚12cmでかなりの容量を誇るのですが反面、詰め込みすぎると重量に振り回され気味となってバッグが安定しなくなる場合がありますね。
そのため各部分に調整機能がついていて、移動などの際、快適に使用いたいと思うのであれば使用条件で悪化しがちな重心を身体へ近づける努力が求められる。デザイン的にも容量を最大にして、安定化を図るために各部の調整機能が目立つ形となっている。
メインパックの上に小型の収納用のポケットがついていて、頻繁に使うような小物や書類などを収納できます。大きさはおよそ高15cmx幅20cmx厚3cmです。
小型ポケットの表面に1.75インチのナイロンテープと1インチのMOLLE用のテープが付いています。共に追加のポーチ類を固定する為の装備で、ALICEとMOLLE両方に対応する為についているんですが、追加すれば重心が更に外側に向かう結果となりますから、あまり大型のものを取り付けるためのものではないと考えてください。タクティカルテイストをかもし出すアクセサリーみたいなものですよ。
素材はコーデュラナイロンを使用している為、印象的に硬く、市販のウエストバッグに比べても強度がありそうですね。その分、型崩れしにくいんですが曲面でのジップの動きが渋くなりがちで、衣類などを詰め込む時などは変形しにくい分、苦労してしまうデメリットがあります。
調整に使われるストラップの素材も硬質で一旦締めると多少の動きでは緩むことはないんですが、締めるときに力とコツが必要となりますね。
チラッと見えるDリングは金属製で付属のショルダーストラップを固定する為に付いています。
上面にはキャリングハンドルが付いています。大きさ的には拳1つ分なので長距離移動に使うものではないんでしょう、ちょっとした場面、外しておいたバッグを移動する時などにはあると便利なものです。結構ね、一般登山用の大型ウエストバックにも装備されているんですけれどナイロンテープがそのまま付いているだけだったり、簡素で必要最低限のものであることが多いんですね。それらと比べると折り返して縫製してあったりと手の込んだこだわりを感じますね。
強度と軽量のバランスをとる登山用品のデザインとはコンセプトも異なるのでどちらが優れると言う話ではないです。
調整用ストラップを開放するプラスチック製のファステックも厚みがあり、硬質プラスチックを使用しているので頑丈な分、動きが渋く、リリースに力が要りますね。Maxpeditionは強度を重要と位置づけていると思われるので製品の殆どが軽量化より重厚を狙っていると言えますね。その辺が軍用品に近いコンセプトで一般流通製品と異なる部分ですかね。タグにつくHARD GEARも伊達ではないと感じる所でもありますがね。
上記で散々タフさを評価しているのに、なんか矛盾してしまうんですがね。メイン・パックの両サイドに付くウォーターボトル・キャリアーはナイロンメッシュで作られています。使用頻度が高くなくあくまで予備のコンポーネンツとして考えられているのか、単に軽量化を狙ったのか、使用しない場合のパック自体の大きさを極力小さくしておきたかったのかは知る良しもありませんがね。底面まで補強されること無くメッシュで作られています。ナイロンメッシュ自体は一般的なものより強度のありそうな素材ですが明らかに統一性に欠ける印象になっています。この程度のものなら無くても良かったのではないかと個人的には感じてしまう所ですね。
今現在のVersipackシリーズを見渡すとウォーターキャリアの部分はナイロン布で作られているものが一般的でナイロンメッシュは姿を消している様ですね。私の考え方をするユーザーが多くて改良されたのではないかと思うんですがどうだろうね。この見方が正しければ軍用品に求められるような軽量化より強度を愛するユーザーがアメリカには結構いることになりますよ。
先日、訪れてみたタクティカル用品を扱うショップではMagforceにまだ、ナイロンメッシュを使用したものを見かけましたからね。使用法もしくは市場の要望にアメリカと日本では違いがでていると言うことだろうね。
アメリカのアウトドア製品似よく見られる、底面のグロメット。浸透してきた水を素早く排水する為の装備なんだけれど、長時間水にさらしておきたくない弾薬などには有効だと思うし、水が何時までもパックに溜まっていたのでは重くってしょうがないこれらは納得できる所だ、でもね腰を下ろすと埃や土が入り込む所はどうもいただけないな。水の排水が行えて、泥などが入り込むことのないグロメットがないものかね。勿論シティーユースではそんな心配は要らないし、使っていて内包物が汚れて困るなんて経験は一度もないけれどね。気になるようならガムテープなどで塞ぐ事も可能だしね。
裏生地、身体に直接当たる部分ね。これは柔らかなナイロンメッシュ素材にウレタンパットが内包されている。メインパックに硬い物を入れておいても不満にならないし、意外に滑りにくくて安定化にも貢献していると思う。何より大型のパックだけに通気性にも効果が期待できる点も良いと思う。勿論、通気性に優れると言うものではなく、あくまでラバーコーティングやナイロン生地そのままのものと比べての話だ。欠点としてはこのメッシュ柔らかく使い心地も良いんだけれども、その分、表面が擦れによって毛羽立ちやすいと言う所だね。直ぐに痛んで使えなくなることは無くて、強度的には充分なので使用感が出やすいというレベルなんだけれどもね。
ショルダーバッグとして使うときに、ウエストベルトを格納するポケットが付いています。これも大型ウエストバッグには今や標準ともいえるものだね。だけれどもこの機能ってつかったことないんだよな。
ウエストベルトとメインパックの調整機能部分、メインパックを安定させるのに重要な働きをする部分となる。内包する荷物の重量があるほど歩行時にメインパックは左右に振られることとなるので、両サイドで調整してやることで疲労の度合いはぐんと軽減される。ご丁寧にもこの調整機能にもMOLLEテープが追加されている。調整機能を阻害しない程度のポーチを追加して置くならこの部分は非常に使いやすくなると思う。
ウエストベルト部分は調整式で一般的なものと材質の強度が高められている意外はデザイン上に特筆すべき点はない。余分なストラップを束ねておく為のプラスチック製クリップが付くがこれも一時期の流行だった。今現在は山用品でもあまり多くは採用されていないようだ。ゴムバンドの方が結局使いやすいと言うことなのだろうか、それともコスト的に折り合わないのかな。
とりあえず、外装部分の紹介をしてみた、細かい所はVol.2に続きます。出来るだけ近いうちにアップします。
TEXT BY TAC
2008年12月27日
ブラックウオーターIOモジュラードロップレッグプラットホーム
BlackWater I-O Modular Drop Leg Platform
ブラックウオーターIOモジュラー(…モデュラー?) ドロップ レッグ プラットホーム。

ブラックウオーター(以後BWと略)の"IOシリーズ"のプラットホーム…面倒なので、ココではレッグ・プレートと表記します…厳密には問題アリかもしれませんが…ご理解ご了承の程を。
多分、"BW"の"IOシリーズ"の何たるかについては、当ブログ・メインライターのTAC氏が書いていたと思いますので、詳細は割愛させて頂きます。もし宜しければ、文末のタグをご利用していただき、過去記事を読んで頂ければ幸いです。
で、
この"BW"社の"IOシリーズ"、ヒトによっては酷評される方も多く、場面によっては芳しくない評価をされる場合が有る様ですが、このレッグプレートに関しては逆に好評価される方がいらっしゃいます。
理由は何となくではありますが判る気がします。あくまで個人的な感想ですが、ちょいアイデアチックな機能が物珍しく、個人的な使用感としても"ナカナカなアイテム"だと感じております。

ナンと言っても特徴的なのが、ハンドガンの収納機能でしょうか。別にハンドガンに限らずとはおもいますが、何となく用途ギミックが魅力的に感じます。
例によってですが…"やってみた"企画で。

一応の容でホルスターを入れてみました…このホルスター、ご存知の方いらっしゃるかと思いますが、当ブログ内でも"ゲテモノ"扱いしたDBT(ダイヤモンドバック・タクティカル)社 BattleLab Cross Draw Holster(Velcro Only)のモノです。
↓下記当ブログにて"微妙にクローズアップ"したときのリポート。
http://usarvtag.militaryblog.jp/e27354.html
で、当時"ワケわかんねぇー"的な事を書いておりますが、その直後、"Praetorian― Rapid Cutaway BallisticVest”のカマー部に対応している事が判明し、恥ずかしく思ったものです…(涙)。
(厳密にはモデルが違う様ですが…気が向いたら"追記"しておきます…)
で、懲りずに発言を許していただければ、今度こそ(?)"BW"社で逆にこのプレートに対応した"パイルのみのホルスター"が…多分…多分ですが…存在しないのでは???…と(汗)。
うろ覚えですが、ブラックホーク社に…あった…様な…無かったでしたっけ?????????

ま、ともかく驚いた事に、こんな所で存在感出してきました当ホルスターとのコラボ。
実際のトコロ、このホルスターが無くても充分に機能は果たしますので、問題は無いと思いますが。
全景…少し欠けてますが、少々大きいです。ちょいとした"プレートキャリアー"な大きさ…ですが、装着すると、注して不便はありません。と、申しますか、問題ありませんでした(勿論、個人差はあるかと…)。
で― 続きを読む
ブラックウオーターIOモジュラー(…モデュラー?) ドロップ レッグ プラットホーム。

ブラックウオーター(以後BWと略)の"IOシリーズ"のプラットホーム…面倒なので、ココではレッグ・プレートと表記します…厳密には問題アリかもしれませんが…ご理解ご了承の程を。
多分、"BW"の"IOシリーズ"の何たるかについては、当ブログ・メインライターのTAC氏が書いていたと思いますので、詳細は割愛させて頂きます。もし宜しければ、文末のタグをご利用していただき、過去記事を読んで頂ければ幸いです。
で、
この"BW"社の"IOシリーズ"、ヒトによっては酷評される方も多く、場面によっては芳しくない評価をされる場合が有る様ですが、このレッグプレートに関しては逆に好評価される方がいらっしゃいます。
理由は何となくではありますが判る気がします。あくまで個人的な感想ですが、ちょいアイデアチックな機能が物珍しく、個人的な使用感としても"ナカナカなアイテム"だと感じております。

ナンと言っても特徴的なのが、ハンドガンの収納機能でしょうか。別にハンドガンに限らずとはおもいますが、何となく用途ギミックが魅力的に感じます。
例によってですが…"やってみた"企画で。

一応の容でホルスターを入れてみました…このホルスター、ご存知の方いらっしゃるかと思いますが、当ブログ内でも"ゲテモノ"扱いしたDBT(ダイヤモンドバック・タクティカル)社 BattleLab Cross Draw Holster(Velcro Only)のモノです。
↓下記当ブログにて"微妙にクローズアップ"したときのリポート。
http://usarvtag.militaryblog.jp/e27354.html
で、当時"ワケわかんねぇー"的な事を書いておりますが、その直後、"Praetorian― Rapid Cutaway BallisticVest”のカマー部に対応している事が判明し、恥ずかしく思ったものです…(涙)。
(厳密にはモデルが違う様ですが…気が向いたら"追記"しておきます…)
で、懲りずに発言を許していただければ、今度こそ(?)"BW"社で逆にこのプレートに対応した"パイルのみのホルスター"が…多分…多分ですが…存在しないのでは???…と(汗)。
うろ覚えですが、ブラックホーク社に…あった…様な…無かったでしたっけ?????????

ま、ともかく驚いた事に、こんな所で存在感出してきました当ホルスターとのコラボ。
実際のトコロ、このホルスターが無くても充分に機能は果たしますので、問題は無いと思いますが。
全景…少し欠けてますが、少々大きいです。ちょいとした"プレートキャリアー"な大きさ…ですが、装着すると、注して不便はありません。と、申しますか、問題ありませんでした(勿論、個人差はあるかと…)。
で― 続きを読む
2008年12月25日
ブラックウォーターギア 3連マグポーチ No2
BLACKWATER GEAR
~ M4/M16 Triple Mag. Pouch ~
―その2…と云う事で。
(注;この記事はスパムの影響により一時下げていた物で、以前の物と同様内容です。)

お恥ずかしながら(?)ココ暫く、当ブログ・メインライターのTAC氏共々、ワタクシも多忙を極めており、なかなか更新出来ずしまいでした。
残念ながら、其れなりのオトナになると、心底時間に追われてしまう自分が不甲斐ないです(笑?)
ま、微妙な内情はともかく、久しぶりのエントリー(…と、云う程ではありませんが)で、新しいアイテムリポートも作成中なのですが、色々ひっくり返している内に、以前TAC氏がリーポート落とししていたのを思い出し、ある意味では"追記リポート"となりますが、もし、宜しければ…と。
↓前回"TAC氏"のリポート。
http://usarvtag.militaryblog.jp/e37578.html
以前からご愛顧頂いている皆様にはある程度ご存知かと思いますが、
"やってみた"企画的な要素も含みつつ。
"BLACKWATER GEAR ~ M4/M16 Triple Mag. Pouch "です。
"今更、ドウひっくり返してもポーチだろ"と言われればソレまでですが、一応の思いつきトライアルで遣ってみた所、興味深い点が。

フラップを取り外してみました。


…フィリピン製でした…。
昨今見られる多くのタクティカル用品より、若干柔らかい素材で出来ているのが気になり…
AKのマガジンを入れてみました。

奥の短いのがM4用のマガジン、真中がAK…手元にエアガン用のが無かったので、
実銃用で…申し訳ありません。

トップではなく、エンドを合わせるべきでした…何となく、サイズ差を察して下さい。

意外に余裕な感じです。

…もっとも、AKユーザーには"AKあるある"として問題の、
マガジンの爪が引っ掛かる等、有りはしますが、勿論、コレはAKユーザーなら当然のテク(―と、云うか"クセ")で、ポーチから出す折、軽く手首を"クイクイ"と捻れば何ら問題はありませんが。
無関係ながら、この"クセ"、M4系のマガジンでやるとマガジン落としそうになりませんか?AKのマガジンのクセをつけると、案外、マガジンの底の突起をアテにしてたりして…無いですよね…すみません(涙)。

AKのマガジン特有の湾曲さで少々前に出ますが、AKユーザーなら充分許容の範囲ではないでしょうか?

オープントップにするとカナリ"凶悪"なツラ構え(?)。先の、爪もあるし、アジャストもあるのでオープントップでも問題無い…かも知れません…実戦投入していないので何とも言えませんが…。

この収納方向はナカナカ無いと思うので、インパクトはあるかと。
…AK好きの方ならお分かりかと思いますが、マガジンの生産国が何本か…バラです…お許しを。
本来なら全部ロシア製にすべきだったかも知れませんが…出すのが面倒で(笑)。
旧ユーゴ製のは厚みが全然違うので余りモノの基準にはならなかったかもしれません。
せめて、ロシア製とポーランド製を入れて、ディスプレイにハンガリー、ユーゴ、東独…とすれば…と書きながら反省しきりです。どうかお許しを!!!!!!
文;MAC-Y
~ M4/M16 Triple Mag. Pouch ~
―その2…と云う事で。
(注;この記事はスパムの影響により一時下げていた物で、以前の物と同様内容です。)

お恥ずかしながら(?)ココ暫く、当ブログ・メインライターのTAC氏共々、ワタクシも多忙を極めており、なかなか更新出来ずしまいでした。
残念ながら、其れなりのオトナになると、心底時間に追われてしまう自分が不甲斐ないです(笑?)
ま、微妙な内情はともかく、久しぶりのエントリー(…と、云う程ではありませんが)で、新しいアイテムリポートも作成中なのですが、色々ひっくり返している内に、以前TAC氏がリーポート落とししていたのを思い出し、ある意味では"追記リポート"となりますが、もし、宜しければ…と。
↓前回"TAC氏"のリポート。
http://usarvtag.militaryblog.jp/e37578.html
以前からご愛顧頂いている皆様にはある程度ご存知かと思いますが、
"やってみた"企画的な要素も含みつつ。
"BLACKWATER GEAR ~ M4/M16 Triple Mag. Pouch "です。
"今更、ドウひっくり返してもポーチだろ"と言われればソレまでですが、一応の思いつきトライアルで遣ってみた所、興味深い点が。

フラップを取り外してみました。


…フィリピン製でした…。
昨今見られる多くのタクティカル用品より、若干柔らかい素材で出来ているのが気になり…
AKのマガジンを入れてみました。

奥の短いのがM4用のマガジン、真中がAK…手元にエアガン用のが無かったので、
実銃用で…申し訳ありません。

トップではなく、エンドを合わせるべきでした…何となく、サイズ差を察して下さい。

意外に余裕な感じです。

…もっとも、AKユーザーには"AKあるある"として問題の、
マガジンの爪が引っ掛かる等、有りはしますが、勿論、コレはAKユーザーなら当然のテク(―と、云うか"クセ")で、ポーチから出す折、軽く手首を"クイクイ"と捻れば何ら問題はありませんが。
無関係ながら、この"クセ"、M4系のマガジンでやるとマガジン落としそうになりませんか?AKのマガジンのクセをつけると、案外、マガジンの底の突起をアテにしてたりして…無いですよね…すみません(涙)。

AKのマガジン特有の湾曲さで少々前に出ますが、AKユーザーなら充分許容の範囲ではないでしょうか?

オープントップにするとカナリ"凶悪"なツラ構え(?)。先の、爪もあるし、アジャストもあるのでオープントップでも問題無い…かも知れません…実戦投入していないので何とも言えませんが…。

この収納方向はナカナカ無いと思うので、インパクトはあるかと。
…AK好きの方ならお分かりかと思いますが、マガジンの生産国が何本か…バラです…お許しを。
本来なら全部ロシア製にすべきだったかも知れませんが…出すのが面倒で(笑)。
旧ユーゴ製のは厚みが全然違うので余りモノの基準にはならなかったかもしれません。
せめて、ロシア製とポーランド製を入れて、ディスプレイにハンガリー、ユーゴ、東独…とすれば…と書きながら反省しきりです。どうかお許しを!!!!!!
文;MAC-Y
2008年09月30日
MSA 保護眼鏡
MSA ~Special Protective Eyewear Cylindrical System - SPECS~

SPECS なんと訳せばいいんだろうね。訳はしっくり来る物が思いつかないので皆さんにお任せするとして、これは戦場で目を保護する装備品として開発された物だ。形状を見てもらえば分かると思うけどね。
軍用サングラスと考えてもらうと分かりやすかもしれない。アメリカ軍が90年代に開発した物で特殊作戦装備などの開発部門で知られるNaticが開発を請け負った。材質は強度のあるポリカーボネットを使用し、15口径鉄製ペレット弾を留める能力がある。使用状況によってレンズを交換するように出来ており、官給時には夜間用クリアレンズ、UVプロテクションと昼間用グレイレンズが付属する。こちらは可視光線を85%カットし、UVプロテクションとなっている。他に特別に官給されるグリーンとブラウンのレンズがあり、こちらは共に対レーザープロテクションとなっている。グリーンはS2レベルで2種類のレーザーに対応し、ブラウンはS3レベルで3種のレーザーに対応する。
生産を行ったのはNaticから依頼を受けたMSA社である。MSA社はあのMITCHやACHヘルメットを開発した会社なので知っている人も多いでしょう。特にMSA社の耐弾ヘルメットは特殊作戦用と噂されているのでNaticとの関係は強いのだと思う。
一般的にはMSA社は作業用の保護装備を製作する会社で作業用ヘルメットや化学薬品防護装備、ガス検知器などで有名なんだけどね。1914年創業の最も洗練された防護用品を開発するメーカーとして高い開発力を有すると自負しているんですね。結構、海外で活躍する会社でオーストラリアとか数カ国に現地法人を持って事業展開しているんだよね。

基本的なSPECSの一式。リテイナーストラップとか追加して、脱落しないようにする眼鏡のイヤーピースとか、至れり尽くせりだね。

開ける気がしないのでパックされたままなんですが、見難くてもあきらめてくださいな。
クリアレンズ、ポリカーボネット特有のゆがみとか、光の乱反射がどの位抑えられているのかは使用していないので分かりません。強度はかなりあるので気が向いたらサバゲーで使ってみるか。

サングラスとして機能するグレイレンズ、太陽光に対する備えは特に色素の弱い白人には大きな問題らしくて、アメリカ軍て昔から太陽光線に対応する装備品を開発していると思う。

しっかりと耳に固定する為の湾曲したイヤーピース。激しく動き回っていてもずれにくいように設計されているんだろうけれど、耳が痛くなるんじゃないかな。

ストラップ。外しておいて首から提げておけるのでかなり便利だと思うんですよ。私もサングラスにはこれがあった方が使いやすいと思い、使っていますよ。

専用ケースですね。MSAのロゴも入っていますよ。実はこのケースがとってもお気に入りです。
ベルトに取り付けられますし、強度もありそうです。
大きく開くので取り出しやすいですし、何より軍物オタクの琴線に触れる無骨さが何ともいえないですね。

90年代の開発と言うこともあり、ALICEクリップで装着するようになっています。ベルトからの着脱も簡単ですから、かえってMOLLEより好いかもしれない。

プレスボタンで開閉するようになっています。かなり大きく開きますね。実用的でいいと思うんですけど。

官給状態なんでインストラクションも付いています。

インストラクションの裏側、Naticが発注していることが分かりますよ。
TEXT By TAC
SPECS なんと訳せばいいんだろうね。訳はしっくり来る物が思いつかないので皆さんにお任せするとして、これは戦場で目を保護する装備品として開発された物だ。形状を見てもらえば分かると思うけどね。
軍用サングラスと考えてもらうと分かりやすかもしれない。アメリカ軍が90年代に開発した物で特殊作戦装備などの開発部門で知られるNaticが開発を請け負った。材質は強度のあるポリカーボネットを使用し、15口径鉄製ペレット弾を留める能力がある。使用状況によってレンズを交換するように出来ており、官給時には夜間用クリアレンズ、UVプロテクションと昼間用グレイレンズが付属する。こちらは可視光線を85%カットし、UVプロテクションとなっている。他に特別に官給されるグリーンとブラウンのレンズがあり、こちらは共に対レーザープロテクションとなっている。グリーンはS2レベルで2種類のレーザーに対応し、ブラウンはS3レベルで3種のレーザーに対応する。
生産を行ったのはNaticから依頼を受けたMSA社である。MSA社はあのMITCHやACHヘルメットを開発した会社なので知っている人も多いでしょう。特にMSA社の耐弾ヘルメットは特殊作戦用と噂されているのでNaticとの関係は強いのだと思う。
一般的にはMSA社は作業用の保護装備を製作する会社で作業用ヘルメットや化学薬品防護装備、ガス検知器などで有名なんだけどね。1914年創業の最も洗練された防護用品を開発するメーカーとして高い開発力を有すると自負しているんですね。結構、海外で活躍する会社でオーストラリアとか数カ国に現地法人を持って事業展開しているんだよね。
基本的なSPECSの一式。リテイナーストラップとか追加して、脱落しないようにする眼鏡のイヤーピースとか、至れり尽くせりだね。
開ける気がしないのでパックされたままなんですが、見難くてもあきらめてくださいな。
クリアレンズ、ポリカーボネット特有のゆがみとか、光の乱反射がどの位抑えられているのかは使用していないので分かりません。強度はかなりあるので気が向いたらサバゲーで使ってみるか。
サングラスとして機能するグレイレンズ、太陽光に対する備えは特に色素の弱い白人には大きな問題らしくて、アメリカ軍て昔から太陽光線に対応する装備品を開発していると思う。
しっかりと耳に固定する為の湾曲したイヤーピース。激しく動き回っていてもずれにくいように設計されているんだろうけれど、耳が痛くなるんじゃないかな。
ストラップ。外しておいて首から提げておけるのでかなり便利だと思うんですよ。私もサングラスにはこれがあった方が使いやすいと思い、使っていますよ。
専用ケースですね。MSAのロゴも入っていますよ。実はこのケースがとってもお気に入りです。
ベルトに取り付けられますし、強度もありそうです。
大きく開くので取り出しやすいですし、何より軍物オタクの琴線に触れる無骨さが何ともいえないですね。
90年代の開発と言うこともあり、ALICEクリップで装着するようになっています。ベルトからの着脱も簡単ですから、かえってMOLLEより好いかもしれない。
プレスボタンで開閉するようになっています。かなり大きく開きますね。実用的でいいと思うんですけど。
官給状態なんでインストラクションも付いています。
インストラクションの裏側、Naticが発注していることが分かりますよ。
TEXT By TAC