2008年03月31日
イラク パッチ OIF 05-06
IRAQI Patch "Busting My Ass To Save Yours"
3月ももう終わりですか、年取ると月日の流れは無情なほど早いとは言いますけれどもね。本当に早いモンです、この前、新年を迎えたばかりだと思っていたんですけれどもね。その割にはこの3ヶ月の記憶もはっきりしていなくて、これといって過して来た時間を、費やしてきた物事をこれと言って思い出せないのは、まるで切り取られてしまった様で焦りにも似た言葉に表すことの出来ない感情に襲われますね。心なしか若かった頃より桜の散り行くスピードも早まっている様に感じますね。
早いといえば、いつの間にかアメリカのイラク戦争の介入も長期間になっていますね。フセイン大統領失脚を狙った湾岸戦争の開戦から17年を過ぎていますからね。
当初、ハイテク兵器によるテレビゲームみたいなクリーンな戦争イメージの構築や市民への被害の軽減などの謳い文句とは裏腹に混沌とした、泥沼化が予想される今後の情勢は、開戦当夜にフセイン大統領がベトナム戦争のビデオを自室で見ていたと伝えられていたことからも、安直ではあっても予想が出来た。
当のベトナム戦争でも同じような話が残っているんだ。ケ・サン881高地、ダクト875高地の守備隊について、54年のディエン・ビエン・フーにおけるフランス軍の敗退を例に挙げられた時、アメリカ軍司令部付将校は口をそろえて「我が軍はフランスが撤退した当時より戦術も装備も格段に進化した物を持っている。(参考にならない。)」と一蹴していたそうだ。だが歴史的な事実からすれば、辛くも戦術的な勝利を収め、戦略的な敗北となった。結果的にフランスの両面での敗北を免れたに過ぎない。(人によっては、フランスと同じような敗北と評する人もいるね。)
少なくともサンプルのあった失敗の轍を踏んだことには変わりがなさそうだ。実際の包囲戦術はフランスの例に近く、十分に予測可能であったと思う。
この様な装備や戦略の優位性が判断を狂わす事は良くあることだね。40代の人たちには記憶にあると思うけれどバブル期の日本経済なんかもそうだった。日本の技術、資金力どれをとっても経済が失速するなんて思っていなかったでしょう?

話は戻って、このパッチ。私が持っているのはこの一枚なんですが2003だけの物もあるし2003-04と言う物もあります。
開戦当初から同じデザインで作られていて、作り続けられているらしい。基本色もタン、カーキ、ODとあるようなので派生したバリエーションは結構ありそうだ。
製作している場所も数種類あるんじゃないかな。刺繍の感じやエッジの取り方に違いが見られますね。ポピュラーな記念ワッペンなんでしょうが、あまり売っているのを見かけませんね。凄く手に入らない物でもないんですが、意外に全部のバリエーションを手に入れるのは難しいかもしれないですね。
Text By TAC
3月ももう終わりですか、年取ると月日の流れは無情なほど早いとは言いますけれどもね。本当に早いモンです、この前、新年を迎えたばかりだと思っていたんですけれどもね。その割にはこの3ヶ月の記憶もはっきりしていなくて、これといって過して来た時間を、費やしてきた物事をこれと言って思い出せないのは、まるで切り取られてしまった様で焦りにも似た言葉に表すことの出来ない感情に襲われますね。心なしか若かった頃より桜の散り行くスピードも早まっている様に感じますね。
早いといえば、いつの間にかアメリカのイラク戦争の介入も長期間になっていますね。フセイン大統領失脚を狙った湾岸戦争の開戦から17年を過ぎていますからね。
当初、ハイテク兵器によるテレビゲームみたいなクリーンな戦争イメージの構築や市民への被害の軽減などの謳い文句とは裏腹に混沌とした、泥沼化が予想される今後の情勢は、開戦当夜にフセイン大統領がベトナム戦争のビデオを自室で見ていたと伝えられていたことからも、安直ではあっても予想が出来た。
当のベトナム戦争でも同じような話が残っているんだ。ケ・サン881高地、ダクト875高地の守備隊について、54年のディエン・ビエン・フーにおけるフランス軍の敗退を例に挙げられた時、アメリカ軍司令部付将校は口をそろえて「我が軍はフランスが撤退した当時より戦術も装備も格段に進化した物を持っている。(参考にならない。)」と一蹴していたそうだ。だが歴史的な事実からすれば、辛くも戦術的な勝利を収め、戦略的な敗北となった。結果的にフランスの両面での敗北を免れたに過ぎない。(人によっては、フランスと同じような敗北と評する人もいるね。)
少なくともサンプルのあった失敗の轍を踏んだことには変わりがなさそうだ。実際の包囲戦術はフランスの例に近く、十分に予測可能であったと思う。
この様な装備や戦略の優位性が判断を狂わす事は良くあることだね。40代の人たちには記憶にあると思うけれどバブル期の日本経済なんかもそうだった。日本の技術、資金力どれをとっても経済が失速するなんて思っていなかったでしょう?
話は戻って、このパッチ。私が持っているのはこの一枚なんですが2003だけの物もあるし2003-04と言う物もあります。
開戦当初から同じデザインで作られていて、作り続けられているらしい。基本色もタン、カーキ、ODとあるようなので派生したバリエーションは結構ありそうだ。
製作している場所も数種類あるんじゃないかな。刺繍の感じやエッジの取り方に違いが見られますね。ポピュラーな記念ワッペンなんでしょうが、あまり売っているのを見かけませんね。凄く手に入らない物でもないんですが、意外に全部のバリエーションを手に入れるのは難しいかもしれないですね。
Text By TAC
2008年03月31日
英軍 チュカブーツ 砂漠仕様
Desert Chukka Boots
英軍 砂漠戦用 チュカブーツ 確証は何もないの、ただ単に購入した際に英軍のデザート・ブーツですよと言われただけなんだよね。
サイズはイギリス表示なんだけれど、他にタグや軍用を表す一切の表示もないんだよね。
ああ・・そういえばこんなブーツ確かに履いているのを見かけるねという程度。PX品かな?誰かこんなブーツの詳細知りませんか?

本体はスウェードのキャメルタン色。かなり柔らかい素材を使用しています。
ソールはゴム製で接着剤を使用する方式で固定されていますね。色は本体よりも茶系の色合いが強く赤黄土色といった感じですね。インナーソールもありません。
靴紐はコットンの平織りです。色は本体と同じ色になっています。

仕上げが割と乱雑な印象で、とても民生の一般靴屋には並びそうにありません。靴紐を通すグロメットは黒色でつや消しの焼付け塗装だと思う。

耐久性はかなりありそうで、縫い取りの処理や選んでいる縫い付け糸の品番からしてもそれなりの強度が得られるように設計されているように思う。
素材の感じからしても最近生産されている物だと思われる。

靴として負担の掛りやすい部分には三連ステッチを施すなどの工夫が見られる。

ソール部分はゴム製でこちらも仕上げが荒いが、実用の観点からは問題の発生はないと思う。本体の接着部分の強度は使用してみない事には何ともいえないが、仮に英軍の物とするとこれまでに、その強度は実証済みだ。

つま先の部分にソールーの製作メーカーだろうかC.E.M.A.Processの文字が入る。他にはサイズを表す文字意外には表示はない。

ブーツ内側には簡素なサイズ表示がスタンプで付いている。UKサイズ7はUSサイズ7より一回り大きく26~26.5cmぐらい。

梱包されていた箱、砂漠様チュカブーツとだけ入っている。簡素すぎて、これがオリジナルの梱包用の箱なのかも疑わしいな。
機能的には旧来のブーツと変わりなく、現在のような新素材を使ったり静粛性を高めた機能を謳ったものではないですね。
ローデシア時代やアフリカ地域に展開する英連邦系国軍に割と使用が認められる形状なので、こんな物もあるのかな?
そんな印象でしかありません。この手のブーツに詳しい人がいたら是非とも情報が欲しいですね。本当にお願いしますよ。
Text By TAC
英軍 砂漠戦用 チュカブーツ 確証は何もないの、ただ単に購入した際に英軍のデザート・ブーツですよと言われただけなんだよね。
サイズはイギリス表示なんだけれど、他にタグや軍用を表す一切の表示もないんだよね。
ああ・・そういえばこんなブーツ確かに履いているのを見かけるねという程度。PX品かな?誰かこんなブーツの詳細知りませんか?
本体はスウェードのキャメルタン色。かなり柔らかい素材を使用しています。
ソールはゴム製で接着剤を使用する方式で固定されていますね。色は本体よりも茶系の色合いが強く赤黄土色といった感じですね。インナーソールもありません。
靴紐はコットンの平織りです。色は本体と同じ色になっています。
仕上げが割と乱雑な印象で、とても民生の一般靴屋には並びそうにありません。靴紐を通すグロメットは黒色でつや消しの焼付け塗装だと思う。
耐久性はかなりありそうで、縫い取りの処理や選んでいる縫い付け糸の品番からしてもそれなりの強度が得られるように設計されているように思う。
素材の感じからしても最近生産されている物だと思われる。
靴として負担の掛りやすい部分には三連ステッチを施すなどの工夫が見られる。
ソール部分はゴム製でこちらも仕上げが荒いが、実用の観点からは問題の発生はないと思う。本体の接着部分の強度は使用してみない事には何ともいえないが、仮に英軍の物とするとこれまでに、その強度は実証済みだ。
つま先の部分にソールーの製作メーカーだろうかC.E.M.A.Processの文字が入る。他にはサイズを表す文字意外には表示はない。
ブーツ内側には簡素なサイズ表示がスタンプで付いている。UKサイズ7はUSサイズ7より一回り大きく26~26.5cmぐらい。
梱包されていた箱、砂漠様チュカブーツとだけ入っている。簡素すぎて、これがオリジナルの梱包用の箱なのかも疑わしいな。
機能的には旧来のブーツと変わりなく、現在のような新素材を使ったり静粛性を高めた機能を謳ったものではないですね。
ローデシア時代やアフリカ地域に展開する英連邦系国軍に割と使用が認められる形状なので、こんな物もあるのかな?
そんな印象でしかありません。この手のブーツに詳しい人がいたら是非とも情報が欲しいですね。本当にお願いしますよ。
Text By TAC